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【時系列でわかる】引っ越しでやることリスト! 忘れてはいけない手続きを解説

【時系列でわかる】引っ越しでやることリスト! 忘れてはいけない手続きを解説

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「引っ越すことになったけど、一体何から始めたらいいんだろう」
そう思っている、そこのあなた。

新生活の始まりはワクワクしますが、引っ越しは「やること」が山積みです。
荷造りはもちろん、考えるだけで頭が痛くなりそうな役所関係の手続き、ライフラインの解約や契約、そして新居での快適な生活に欠かせないインターネット回線まで…。

成功の鍵は、何よりも計画にあります。
「あれもこれも忘れてしまった…」となる前に、やることを事前に把握し、時系列で整理しておきましょう。

この記事では、引っ越しでやることをリストにして、引っ越し前、引っ越し当日、引っ越し後に分けて解説します。

慌てることなく、スムーズに引っ越しできるよう、一つずつチェックしていきましょう。


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[目次]
1.引っ越しの全体像を掴もう
2.引っ越しが決まったらすぐにやることリスト
 2−1.引っ越し日の確定
 2−2.初期費用の準備
 2−3.引っ越し方法の検討
 2−4.現住居の解約手続き
3.引っ越し 1 カ月前〜 2 週間前までにやることリスト
 3−1.勤務先や通学先へ住所変更申請
 3−2.不用品の処分
 3−3.梱包資材の準備
 3−4.使用頻度の低い物の荷造り
 3−5.インターネット回線の手続き
4.引っ越し 1 週間前までにやることリスト
 4−1.役所関連
 4−2.ライフライン (電気、ガス、水道) 関連
 4−3.郵便物などの転送手続き
 4−4.使用頻度の高い物の荷造り
 4−5.新居のレイアウト検討
5.引っ越し前日までにやることリスト
 5−1.すぐに使う物の荷造り
 5−2.冷蔵庫、洗濯機の水抜き
 5−3.挨拶品の準備
 5−4.新居の掃除と状態確認
 5−5.現住居の掃除
6.引っ越し当日にやることリスト
 6−1.荷物の搬出
6−2.忘れ物チェック
6−3.鍵の返却と敷金精算
6−4.荷物の搬入
6−5.ライフライン (電気、ガス、水道) 関連
7.引っ越し後にやることリスト
 7−1.役所関連
 7−2.自動車、バイク関連
 7−3.金融機関、各種保険会社関連
8.引っ越しで見落としがちなインターネット回線
9.まとめ
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1.引っ越しの全体像を掴もう

1.引っ越しの全体像を掴もう

引っ越しは、単に荷物を移動するだけでなく、さまざまな手続きや準備が伴う一大イベントです。
まずはその全体像を掴み、引っ越しにはどのような段階があるのかを確認しましょう。
【引っ越しの全体像】

準備段階 やることの一例
事前計画、準備 (〜 2 週間前) 引っ越し日の確定、引っ越し方法の検討、不用品処分、荷造り準備、インターネット回線の検討
引っ越し直前 (〜前日) 役所での転出手続き、ライフラインの停止手続き、荷造り、掃除
引っ越し当日 荷物の搬出と搬入、鍵の返却、ライフラインの開始手続き
引っ越し後 役所での転入手続き、各種住所変更手続き

やることを事前に把握しておくと、抜け漏れが防げるだけではなく、心に余裕をもって引っ越し作業を進めることができます。

2.引っ越しが決まったらすぐにやることリスト

2.引っ越しが決まったらすぐにやることリスト

引っ越しが決まり、希望に合った新居を決めた瞬間から、やることは盛りだくさん。
【引っ越しが決まったらすぐにやることリスト】

やること 内容
引っ越し日の確定 引っ越し希望日を決めます。
初期費用の準備 必要金額を確認し、期日までに準備します。
引っ越し方法の検討 引っ越し業者を利用するのか、自分で引っ越しをするのかを検討します。 業者利用の場合は複数社を比較、早期に予約しましょう。 自分で引っ越しをする場合は必要に応じて車などを手配します。
現住居の解約手続き 定められた期日までに解約の通知をします。 (駐車場を契約している場合には駐車場の解約手続きもしましょう)

計画的な引っ越しへの第一歩を詳しく確認していきましょう。

2−1.引っ越し日の確定

最初に行うべき最重要事項と言っても過言ではない、「引っ越し日の確定」。
これが決まらなければ、次に進むべき具体的な行動も決められません。。
新居の入居可能日と、現住居の退去日を考慮して、引っ越し日を決定します。
この際に、現住居の契約書を確認し、解約に関する規定を確認しておくと良いでしょう。

2−2.初期費用の準備

引っ越し先が賃貸物件の場合は敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料など、物件を購入する場合には頭金や手付金などの初期費用が必要となります。
余裕をもって、支払い期日までに資金を準備しておきましょう。
不明な点があれば、不動産会社や大家さんに確認することをおすすめします。

2−3.引っ越し方法の検討

引っ越し方法は大きく分けて、引っ越し業者を利用する方法と自分で荷物を運んで引っ越しをする方法の2種類があります。
【引っ越し業者利用と自分で引っ越しのメリット、デメリット】

引っ越し方法 メリット デメリット
引っ越し業者利用 ・労力負担が最小限 (プランによっては荷造りから荷解きまでしてくれる)
・時間と体力が節約できる
・費用がかかる
・繁忙期などは希望の日時で引っ越し作業ができないことも
自分で引っ越し ・費用が安い
・引っ越しの日時を自分の都合だけで決められる
・新居や荷物を傷つけるリスクが高い
・車や梱包資材などを手配する必要がある

引っ越し業者を利用する場合には、業者の選定と見積もりの依頼が重要。
複数の業者から見積もりを取ることで、料金やサービス内容を比較検討でき、より条件の良い業者を見つけやすくなります。
早めに予約すると、希望の日時で引っ越しできる可能性も高まります。

一方、自分で引っ越しをする場合には、必要に応じて車や梱包資材などの手配が必要となります。
どれくらいの荷物を、どれくらいの大きさの車で、何往復するのかなど…考えることはたくさん。
家族や友人など、引っ越し当日に作業を手伝ってくれる人がいたほうが作業はスムーズに進むかもしれません。

[コメント]

おそらく、人よりも引っ越しの経験が多いと思われる筆者。 毎回節約のために引っ越し業者を利用せず、自分で引っ越しをしていましたが、とにかく大変でした。 初めて引っ越し業者を利用した際、その手軽さに感動した記憶があります。

2−4.現住居の解約手続き

新生活へのワクワクで、意外と見落としがちなのが、現住居の解約手続き。
一般的には退去日の 1 カ月前までとされている場合が多いですが、現住居の契約書をしっかりと確認し、定められた期日までに解約の通知をしましょう。
期日を過ぎてしまったり、定められたとおりの手続きがされていなかったりすると違約金が発生する可能性もありますので、注意してくださいね。

また、駐車場を契約している場合には、駐車場の解約手続きも必要です。
こちらも並行して契約内容を確認し、早め早めに手続きをしましょう。

3.引っ越し 1 カ月前〜 2 週間前までにやることリスト

3.引っ越し 1 カ月前〜 2 週間前までにやることリスト

いよいよ本格的な準備に取り掛かる時期がやってきました。
この時期に各種手続きの準備や、荷造りの下準備などを進めておくと、後々の負担が大きく軽減します。
【引っ越し 1 カ月前〜 2 週間前までにやることリスト】

やること 内容
勤務先や通学先へ 住所変更申請 担当者へ確認し、届出住所を変更します。
(転校や転園が必要な際は必要書類を確認しましょう。)
不用品の処分 処分方法を検討し、方法に応じて処分手続きをします。
梱包資材の準備 ダンボール、ガムテープ、緩衝材などを用意します。
荷造り (使用頻度:低) 季節外れの衣類など、日常に必要のない物から作業を進めます。
インターネット回線の手続き 利用している回線を移設するのか解約するのかを決めます。

3−1.勤務先や通学先へ住所変更申請

企業や通学先によって、引っ越しの際の必要書類や手続き内容が異なる場合があります。
まずは担当者へ確認し、準備を進めていきましょう。

転校や転園が必要な距離での引っ越しの場合は、その手続きも必要となります。
在籍している学校 (保育園、幼稚園、小中学校、高校など) に、引っ越しに伴う転校や転園手続きについて問い合わせて、必要書類や手続きの時期を確認しておきましょう。

3−2.不用品の処分

引っ越しは、家中の不用品を見直す絶好の機会。
計画的に処分を進めていくと、荷造りの負担軽減にもなりますし、引っ越し費用も節約できます。

まずは処分したい物のリストアップから始めましょう。
処分方法としては、主に 3 種類。
粗大ごみとして回収してもらう、リサイクルショップやフリマアプリに出品する、不用品回収業者に引き取ってもらうといった方法があります。
【不用品の処分方法とメリット、デメリット】

処分方法 メリット デメリット 注意点
粗大ごみ回収 ・収集場所に出すだけなので手軽 ・費用がかかる
・回収日まで日にちがある場合もある
・事前申し込みが必要
リサイクルショップ
or
フリマアプリ
・収入が得られる可能性がある
・環境に優しい
・手間がかかる
・売れない場合もある
・汚れていたら綺麗にするなど配慮が重要
不用品回収業者 ・すぐに処分できる
・まとめて依頼可能
・費用がかかる
・業者によって価格の幅がある
・業者選定の必要あり

粗大ごみ回収など、不用品の処分の仕方は各自治体によって異なります。
粗大ごみの定義や規定などは現住所地の自治体へ確認してください。
引っ越し日が近づくにつれて忙しくなりますので、不用品の処分には早めに取り掛かりましょう。

3−3.梱包資材の準備

荷造りで欠かせないのは、ダンボールやガムテープ、緩衝材などの梱包資材。
ダンボールは、引っ越し業者を利用する際には用意してもらえることもあるので、確認しておきましょう。
また、スーパーやドラッグストアなどで無料でもらえる場合もあります。
サイズ違いで複数個用意しておくと便利です。

3−4.使用頻度の低い物の荷造り

この時期から、普段あまり使わない物は荷造りを始めてしまいましょう。
まずは、季節外れの衣類や書籍、来客用の食器など、日常に必要のない物から手をつけていくとスムーズです。
毎日少しずつ作業をすることで、引っ越し直前の負担を大幅に軽減できます。

3−5.インターネット回線の手続き

引っ越しに伴い、インターネット回線の手続きも忘れずにしましょう。
新居での快適な生活に欠かせない、インターネット環境の準備はここから始まっています。

・新たに回線の契約をする場合
新居で利用したいプロバイダーを選び、申込み手続きをします。
開通工事の日程調整が必要なので、早めに申込みをしておきましょう。
新居の回線には、最大 10 Gbpsの超高速通信ができる「So-net 光 10ギガ」がおすすめです。

現在契約中のプロバイダーには、現住居での利用停止日を伝え、解約手続きをします。
契約更新月以外での解約は、違約金が発生する場合がありますので、よく確認してくださいね。
レンタル機器 (ルーターなど) がある場合には返却方法もあわせて確認してください。

・現在契約している回線を引き続き使いたい場合
現在契約している回線を引き続き使いたい場合には、移転手続きが必要です。
契約中のプロバイダーにて手続きを行いましょう。
現在 So-net 光をご利用中で、継続利用を検討している方は引越しナビをご確認ください。

『8.引っ越しで見落としがちなインターネット回線』でもお伝えしますが、 So-net 光 10ギガでは
最大 10 Gbps の超高速通信ができるプランを提供しています。

家族全員が同時に動画やオンラインゲームを楽しんだり、リモート会議などで使用したりしてもストレスがなく、インターネットを利用できます。
新生活のスタートと共に、ご自宅のインターネット環境を見直し、快適なものに変更するのもおすすめです。

・マンションにおすすめの光回線は? 戸建タイプとの違いや導入の手順を解説
・光回線の乗り換えはめんどくさい? 手順や方法、メリット、注意点などを紹介
・一人暮らしのネット環境にはWi-Fiがおすすめ! サービスの種類や選び方、注意点を解説

4.引っ越し 1 週間前までにやることリスト

4.引っ越し 1 週間前までにやることリスト

引っ越し当日まであと少し。
このタイミングになると、役所での手続きや電気、ガス、水道といったライフラインの手続きが集中します。
漏れがないように、一つずつ確認していきましょう。
【引っ越し 1 週間前までにやることリスト】

やること 内容
役所関連 必要な手続きを確認し、適切に転出の作業をします。
ライフライン
(電気、ガス、水道) 関連
使用停止手続きをします。
郵便物などの転送手続き 郵便局の「転居・転送サービス」を利用します。
荷造り
(使用頻度:高)
最低限必要な物を残して、作業を進めます。
新居のレイアウト検討 家具の配置図などを作るのもおすすめです。

4−1.役所関連

「役所での手続き」と聞くだけで、なんだか難しそうに感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫。
転出時に役所で行う主な手続きを一覧にまとめていますので、これを見ながら手続きをしていきましょう。
※現住所地から異なる自治体への転出の場合の一覧となります
※自治体によって手続きが異なる場合がありますので、詳細は各自治体の担当窓口にお問い合わせください

【引っ越しに伴う役所での手続き一覧 (転出) 】

役所での手続きを適切に行わないと、手当の受給が一時的に停止してしまうなどの恐れがあります。
ご自身の状況に応じて、必要な手続きを事前に確認し、漏れなく進めてください。
役所に行ってしまえば、不明点は窓口の人が丁寧に教えてくれます。
まずは重い腰を上げて、役所へ向かうことが大切です。

4−2.ライフライン (電気、ガス、水道) 関連

電気、ガス、水道のライフラインは、現住居での使用停止手続きとあわせて、新居での使用開始手続きが必要となります。
特にガスは作業に立ち会いが必要な場合が多いため、早めに連絡をしておきましょう。

使用開始手続きを忘れてしまうと、引っ越し当日に「電気がつかない」「水が出ない」なんてことになりかねません。

4−3.郵便物などの転送手続き

住所が変わっても、新居に郵便物など送られてくる物が確実に届くようにしたいですよね。
そんなときは、郵便局の「転居・転送サービス」を利用しましょう。
転居届を郵便局に提出することで、旧住所宛ての郵便物などが新住所に無料で転送されます。
【「転居・転送サービス」のポイント】

・転送期間は、届出日から 1 年間。 (転送開始希望日ではないので注意)
・転送期間経過後は、差出人に郵便物などが返還される。
・転居届は、①郵便局窓口②ポスト投函③ Web サイト④郵便局アプリで提出できる

転居届を提出してから登録されるまで 1 週間程度かかるので、このタイミングでの提出を忘れないようにしてください。

[メモ]

この転送サービスによって転送されてきた郵便物などは、宛先欄にシールが貼られているので一目でわかります。 転送された郵便物などがあった際には、その送り主に対して住所変更手続きをするようにしましょう。

4−4.使用頻度の高い物の荷造り

日常で使用している、洋服やキッチン用品なども少しずつ荷造りを始めましょう。
最後の 1 週間、生活をするのに最低限必要な物だけ残し、思い切って梱包してしまうのがコツ。
「これ使いそうだな…」「ちょっと不安だから一応出しておこうかな…」と考えていると、なかなか荷造りが進まず、前日になってバタバタしてしまいます。

4−5.新居のレイアウト検討

引っ越し 1 週間前までに、新居のレイアウトを検討しておきましょう。
家具の配置図などを作っておくと、当日の作業がスムーズに進み、無駄な移動や配置のやり直しも防げます。

【レイアウト検討のコツ】

①新居の各部屋の広さと窓やドア、コンセントの位置などを確認します。
②配置したい家具のサイズも把握しておきます。
③採寸した図面や、レイアウトツールなどを活用して、家具の配置をシミュレーション。

レイアウト検討をすると、新居での生活イメージがグッと湧きますよね。
さぁ、引っ越し当日まで、あと少しです。

[コメント]

筆者は、「どこに何を置こうかな〜」と考えている時が、引っ越し作業の中で一番楽しいです。 どんな風に新しい生活をしていこうか、夢は膨らみますね。

5.引っ越し前日までにやることリスト

5.引っ越し前日までにやることリスト

いよいよ明日は引っ越し当日。
最終確認をしっかりして、慌てずに引っ越し当日を迎えましょう。
【引っ越し前日までにやることリスト】

手続き 内容
住民基本台帳関 転出届 現住所の役所へ転出届を提出します。
転出届の提出時に発行される「転出証明書」は、新住所地の役所に提出するため、大切に保管しましょう。
マイナンバーカード 転出届に記載されている転出予定日に、署名用電子証明書が自動的に失効となります。
印鑑登録 転出に伴って印鑑登録が抹消されます。
登録証は返納してください。
社会保険、税 国民年金 転出届の提出をもって手続き完了です。
国民健康保険 転出届の提出をもって手続き完了となる場合と別途資格喪失手続きが必要になる場合があります。
自治体によって手続きが異なるため確認が必要です。 保険証を返納してください。
介護保険 介護保険被保険者証を返納し、介護保険被保険者資格喪失届を提出します。
要支援、要介護認定を受けている方は「介護保険受給資格証明書」が役所から発行され、新住所地の役所に提出するため、大切に保管しましょう。
後期高齢者医療 後期高齢者医療被保険者証等を返納してください。
その際発行される「後期高齢者医療負担区分証明書」は新住所地の役所に提出するため、大切に保管しましょう。
125 cc 以下のバイク ナンバープレート、標識交付証明書、身分証明書、印鑑を持参のうえ、廃車の手続きをします。
福祉医療費助成 転出届の提出をもって手続き完了となる場合が多いですが、自治体によっては別途手続きが必要な場合もあります。
受給資格証等の返納や交付状況証明書の受取りが必要です。
子ども 児童手当 「児童手当受給事由消滅届」を提出します。
予防接種予診票 転出時の手続きはありません。
児童扶養手当 転出手続きをします。
妊婦健康診査 妊婦健診費用の補助など、自治体によって必要な手続きが異なります。
現住所の役所へ確認が必要です。
障害者 ・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保険福祉手帳
転出時の手続きはありません。
障害福祉サービス等受給者証 障害福祉サービス等受給者証を返納してください。
障害支援区分認定証明書を発行します。
心身障害者扶養共済年金 転出時の手続きはありません。
小児慢性特定疾病医療費助成 転出時の手続きはありません。
転入時に手続きをした後、受給者証を返納してください。
自立支援医療 転出時の手続きはありません。
転入時に手続きをした後、受給者証を返納してください。
障害児関連手当 「資格喪失届」を提出し、転出の届出をします。
指定難病受給者証 転出時の手続きはありません。
転入時に手続きをした後、受給者証を返納してください。
高齢者 敬老パス 利用者証を返納してください。
飼い犬 犬の登録 転出時の手続きはありません。
やること 内容
荷造り
(すぐに使う物)
すぐに使う物をまとめ、貴重品は別で管理しましょう。
冷蔵庫、洗濯機の 水抜き 水抜きをして、故障を防ぎます。
挨拶品の準備 現住居でお世話になった方々と新居の近隣の方々への挨拶品を用意します。
新居の掃除と状態確認 家具を置く前に部屋の中を掃除しましょう。
現住居の掃除 きれいな状態にして退去日を迎えます。

5−1.すぐに使う物の荷造り

引っ越し後すぐに使用する物は、別の箱にまとめておきましょう。
必要な物をすぐに取り出せるため、引っ越し当日や新居での作業中に紛失を防ぐことができます。

貴重品は、この荷物とは別に梱包して保管することが重要。
引っ越し当日、引っ越し業者を利用する際にも、貴重品は自分で運ぶようにしましょう。

絶対に忘れてはいけないのは、新居の鍵。
別の荷物に混ざらないよう、貴重品として手元に置いておいてくださいね。

5−2.冷蔵庫、洗濯機の水抜き

冷蔵庫と洗濯機の水抜きを忘れてしまうと、水漏れや故障の原因となるため、事前の準備が不可欠です。
冷蔵庫も洗濯機も、機種により水抜きの方法は異なりますが、主な手順は以下のとおり。

【冷蔵庫】
①冷蔵庫の中を空っぽにします。
②搬出の数時間前 (できれば前日) に電源を抜きます。
③冷凍庫の霜を溶かし、水を捨てます。
④運搬中にドアが開かないよう、テープなどで固定します。

【洗濯機】
①洗濯機の中を空っぽにします。
②水道の栓を閉めます。
③電源を入れ、洗濯をスタートします。
④1 〜 2 分経ったら洗濯を停止し、電源を切ります。
⑤給水ホースを外します。 (給水ホースの水抜き)
※給水ホースから水があふれることがあるので、注意
⑥再び電源を入れ、一番短い時間で脱水運転をします。
⑦終わったら電源を切り、洗濯機内の水分を拭き取ります。
⑧排水口から排水ホースを外します。 (排水ホースの水抜き)
※排水ホースから水があふれることがあるので、注意
⑨給水ホースと排水ホースを下に垂らしたり、洗濯機を少し傾けたりして、残っている水もすべて抜きます。

詳しい手順は取扱説明書を確認しながら、丁寧に作業をしてください。

5−3.挨拶品の準備

現住居でお世話になった近隣の方々、そして新居の近隣の方々への挨拶品を準備しておきましょう。
実用性があり、「消え物」といわれる消耗品や飲食物がおすすめ。

引っ越し後の挨拶相手としては大家さんや管理人さんと、正面、両隣に住んでいる方、マンションのような集合住宅の場合には真上、真下に住んでいる方が一般的です。
とはいえ、どんな人が住んでいるのかはわからないのが正直なところ。
女性の一人暮らしの場合は、防犯の観点から、挨拶を控えるという方法もあります。

【おすすめの引っ越し挨拶タイミング】

退去or入居 おすすめのタイミング
退去の挨拶 ・前日までには挨拶をしておきましょう。
・食事中や準備時間を避け、午後から夕方にかけての時間帯が良いでしょう。
入居の挨拶 ・引っ越し当日〜 1 週間以内に挨拶に行きましょう。
・食事中や準備時間を避け、午後から夕方にかけての時間帯が良いでしょう。
・短時間で済ませます。

5−4.新居の掃除と状態確認

綺麗な家に家具を運び込めるよう、引っ越し前日までに新居の掃除を済ませておきましょう。
あわせて、壁や床に傷や汚れがないかなど、状態確認を済ませておくとトラブル防止にもなります。

小さなことかもしれませんが、気持ち良く新生活をスタートするためには欠かせない作業です。

5−5.現住居の掃除

住み慣れた家で眠るのも、これが最後。
もちろん、退去時のトラブル防止にもなりますが、今までの生活の感謝も込めてきれいに掃除をしてから引っ越し当日を迎えましょう。

6.引っ越し当日にやることリスト

6.引っ越し当日にやることリスト

いよいよ引っ越し当日です。
ドキドキワクワクしていても、やるべきことはたくさん。
見落とさないよう、落ち着いて引っ越し作業を進めましょう。

【引っ越し当日にやることリスト】

現住居
or
新居
やること 内容
現住居 荷物の搬出 荷物を積んで引っ越しスタートです。
忘れ物チェック クローゼットの奥など見落としがないか最終チェックをします。
鍵の返却と 敷金精算 鍵を返却し、敷金の清算内容を確認します。
新居 荷物の搬入 家具の配置図に沿って搬入していきます。
ライフライン
(電気、ガス、水道) 関連
使用開始手続きをします。

6−1.荷物の搬出

いよいよ新居への移動が始まります。
自分で荷物を運ぶ場合には、手配した車へどんどん積んでいきましょう。
引っ越し業者を利用する場合には、積み残しがないか、搬出時についた傷などがないか確認します。
万が一傷や破損があった場合には、速やかに引っ越し業者へ連絡をします。

写真を撮るなど、記録を残して状況説明できるようにしておくのもおすすめです。

6−2.忘れ物チェック

お世話になった家を後にする前に、忘れ物の最終チェックをしましょう。
クローゼットの奥や棚の上、ベランダなど、意外と見落としていた荷物があるかもしれません。
入念に確認して忘れ物のないようにしてください。

6−3.鍵の返却と敷金精算

大家さんもしくは管理会社の担当者に鍵を返却します。
鍵の返却方法は、手渡しなのか郵送なのか事前に確認しておくとスムーズです。

敷金は、退去時の原状回復費用が差し引かれた残額が返金されます。
退去時の立ち会いがない場合でも、鍵の返却と敷金精算は必ず行われる手続きです。

<原状回復とは>

入居者の過失による傷や汚れを復旧すること。

6−4.荷物の搬入

事前に作成しておいた家具の配置図を見ながら、荷物を搬入していきます。
引っ越し業者を利用している場合は、配置図を共有しておくと、スムーズに作業を進められます。

大型家具や家電製品は、配置場所や向きを間違えると再配置が困難なので注意しましょう。

引っ越し業者に搬入してもらった際、万が一破損などが見られた場合は、その場で担当者に伝え、記録を残すことが重要です。

6−5.ライフライン (電気、ガス、水道) 関連

新居で生活するためには、電気、ガス、水道の使用開始手続きが必要です。
停止手続きの際に使用開始の手続きをすることが多いですが、当日の立ち会いが必要なケースもありますので確認しておきましょう。

特にガスは開栓作業に立ち会いが必要となることがほとんどです。

事前に伝えられている作業時間に合わせて、新居に到着しているよう気を付けましょう。

7.引っ越し後にやることリスト

7.引っ越し後にやることリスト

新居での生活が始まりました。
役所での手続きや各種住所変更の手続きを済ませれば、引っ越し作業の終わりはすぐそこです。

【引っ越し後にやることリスト】

やること 内容
役所関連 必要な手続きを確認し、適切に転入の作業をします。
自動車、バイク関連 住所変更手続きをします。
金融機関、 各種保険会社関連 郵便物が確実に届くよう、住所変更が必要です。

7−1.役所関連

転出時と同様に、転入時にも各種手続きが必要となります。
役所で行う主な手続きを一覧にまとめていますので、これを見ながら手続きを進めてくださいね。
※旧住所地から異なる自治体へ転入してきた場合の一覧となります
※自治体によって手続きが異なる場合がありますので、詳細は各自治体の担当窓口にお問い合わせください

【引っ越しに伴う役所での手続き一覧 (転入) 】

手続き 内容
住民基本台帳関連 転入届 新住所の役所へ転入届を提出します。
転出時に発行された「転出証明書」もあわせて提出します。
引っ越した日から 14 日以内の手続きが必要です。
マイナンバーカード 転入届提出後、継続利用手続きをします。
転入手続きから 90 日以内の手続きが必要です。
印鑑登録 転入届提出後、新規登録をします。
社会保険、税 国民年金 転入届の提出をもって手続き完了です。
国民健康保険 転入届の提出をもって手続き完了となる場合と別途住所変更手続きが必要になる場合があります。
自治体によって手続きが異なるため確認が必要です。
介護保険 被保険者資格の取得については転入届の提出をもって手続き完了です。
要支援、要介護認定を受けている方は別途引き継ぎ手続きが必要です。
後期高齢者医療 転入届提出後、新たに加入手続きをします。
125 cc 以下のバイク ナンバープレートの交付手続きをします。
福祉医療費助成 新規登録の手続きをします。
子ども 児童手当 「認定請求書」を提出します。
予防接種予診票 未接種分の予診票について交付手続きをします。
児童扶養手当 転入手続きをします。
転入日から 14 日以内の手続きが必要です。
妊婦健康診査 妊婦健診費用の補助など、自治体によって必要な手続きが異なります。
新住所の役所へ確認が必要です。
障害者 ・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保険福祉手帳
手帳の住所変更手続きをします。
障害福祉サービス等受給者証 新たに支給の申請をします。
心身障害者扶養共済年金 住所変更手続きをします。
小児慢性特定疾病医療費助成 新たに支給の申請をします。
自立支援医療 新たに支給の申請をします。
障害児関連手当 転入手続きをします。
転入日から 14 日以内の手続きが必要です。
指定難病受給者証 新たに支給の申請をします。
高齢者 敬老パス 自治体で実施有無や内容を確認し、申請をします。
飼い犬 犬の登録 住所変更手続きをします。

7−2.自動車、バイク関連

まず忘れてはいけないのが、運転免許証の住所変更手続き。
新住所地の管轄警察署や運転免許センターで手続きができます。

手続き自体は数十分で完了することがほとんどですが、場所や時期によっては混雑している場合もありますので、時間に余裕をもった行動をおすすめします。

自動車やバイクを持っている方は、登録内容も変更も必要となります。
車庫証明の変更と車検証の住所変更手続きをしましょう。

【自動車、バイク関連の手続き】

担当 手続き内容
管轄の警察署 運転免許証の住所変更
車庫証明の変更
管轄の運輸支局
(もしくは軽自動車検査協会)
車検証の住所変更

7−3.金融機関、各種保険会社関連

金融機関 (銀行、証券、クレジットなど) や各種保険会社 (生命保険や損害保険など) からは大切な通知や、重要な書類が送られてくることが多いです。
転送手続きをしていたとしても、これらの書類は転送不要郵便物として送られてくることがほとんどです。
受け取り漏れや遅れを防ぐためにも、なるべく早めに住所変更手続きをしましょう。

8.引っ越しで見落としがちなインターネット回線

荷造りや役所手続きでバタバタしているうちに見落としがちなのが、インターネット回線。

新居に到着して、
「とりあえず動画でも見ながら、ひと休みしよう」
と思ったら、インターネットが開通していなくて使えないということもよくあります。
「明日からオンライン会議で使うのに…」という方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくの新生活、数週間モヤモヤしながら過ごすのはもったいないですよね。
この引っ越しの機会に、インターネット環境も快適なものにアップデートしてみませんか。

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「So-net 光 10ギガ」では、 10 ギガに対応した無線 LAN ルーターをお持ちでない方のためにルーターのレンタルサービスも提供しています。
レンタルサービスを利用した場合、月々のレンタル費用 880 円が、最大 12 カ月無料になる特典もあります。

契約期間や解約金といった縛りもないため、安心して始められるのも魅力のひとつですね。
※ 特典の適用には諸条件があります。本文でご紹介した特典は予告なく変更・終了する場合があります。 (この記事が書かれたのは 2025 年 10 月です。)

9.まとめ

今回の記事では、引っ越しに際して「やること」を時系列で解説しました。
新生活のスタートまで、やるべきことは多岐にわたりますが、計画的にタスクをこなしていくことが引っ越しをスムーズに進めるための鍵となります。

特に、役所関連の手続きやライフラインの変更は、期日までに完了させることが重要です。
また、不要な物を事前に処分したり、荷造りを効率的に行ったりする工夫も、当日の負担が大きく軽減します。
忘れてはいけない、インターネット回線も新生活の快適さを左右する重要ポイント。

今回ご紹介した「やることリスト」を参考に、引っ越し作業のストレスを最小限にして、新生活を気持ち良くスタートしましょう。

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¹ なお、最大通信速度は理論上の数値となり、環境や利用状況によって実効速度と異なります。

9.まとめ

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