
光回線10ギガの提供エリアは? 種類ごとの確認方法を紹介
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光回線10ギガの提供エリアは順次拡大中で、エリア内であれば従来よりも快適にインターネットを楽しめます。エリアの範囲は光回線の種類によって異なるため、まずは住まいが提供エリア内にあるかどうかを確認しましょう。
本記事では、光回線10ギガの提供エリアや光回線の種類、サービスの選び方を解説します。
なお、本記事においてSo-net 光とは「So-net 光 1ギガ(So-net 光 S/M/L)」と「So-net 光 10ギガ」のことを指しています。
光回線の10ギガの提供エリアは?

光回線の10ギガは従来の光回線よりも回線速度が速いという特徴がありますが、提供エリア内でなければ利用できません。
ここでは、エリア確認の前提として、光回線の10ギガについて解説します。
そもそも光回線の10ギガとは
光回線の10ギガは、インターネット接続の最大通信速度が10 Gbpsの高速通信サービスです。
通信速度は「Gbps」の単位で表示され、頭文字のGをとって「ギガ」と呼ばれます。これまで主流だった光回線1ギガは最大通信速度が1 Gbpsであるのに対し、光回線10ギガはその10倍の速度となります。
最大通信速度はあくまでも理論値であり、実際に10倍の速度が出るとは限りません。しかし、理論値で10倍ということは、実際にも1ギガより高速の通信が期待できると考えられるでしょう。
10ギガのエリアは光回線の種類によって異なる
光回線10ギガのエリアは、1ギガとは異なります。1ギガのエリアはほぼ全国にわたり広範囲におよびますが、10ギガはまだ拡大途中にあり、提供エリアは一部の地域に限られています。
そのため、自宅が提供エリア外である場合は、1ギガを使用しながら10ギガエリアの拡大を待たなければなりません。
また、光回線には下記4種類があります。
・フレッツ光
・光コラボレーション
・ダークファイバー系
・電力会社系
これらのうち、どの回線を使用するかによって提供エリアも変わります。
光回線の種類と提供エリアの確認方法

光回線の種類は、回線の提供方式に応じて、以下の4つに分けられます。
・フレッツ光
・光コラボレーション
・ダークファイバー系
・電力会社系
ここから、それぞれの特徴と提供エリアの確認方法を解説します。
フレッツ光
フレッツ光とは、NTT東日本・西日本が提供する光回線サービスのことです。フレッツ光の回線は日本全国に整備されており、幅広い地域で利用できます。
フレッツ光のサービスを利用するためには、NTT東日本・西日本との契約に加えて、別途プロバイダーとの契約が必要です。
フレッツ光の提供エリアは、NTT東日本とNTT東日本、それぞれのサイトで検索できます。
光コラボレーション
光コラボレーションとは、NTT東日本・西日本の光回線を借り受け、自社の独自サービスを組み合わせて提供している光回線サービスです。主に、携帯電話の電気通信事業者やプロバイダーが運営しています。事業者は異なりますが、使用する回線や提供エリアはフレッツ光と同じです。
フレッツ光を利用する場合、NTTとの回線契約のほかにプロバイダー事業者との契約が必要ですが、光コラボレーションの場合は光コラボ事業者との契約で完結します。
なお、ソニーグループが提供する「So-net 光」は、フレッツ光の回線を使用しているインターネット接続サービスです。フレッツ光の提供エリア内であれば、10ギガの高速通信も利用可能です。
ダークファイバー系
ダークファイバーとは、敷設された光ファイバー回線のうち、稼働していない休眠状態にある回線という意味です。ダークファイバー系は、このダークファイバーを利用して提供しているサービスを指します。
フレッツよりも利用者数が少ないため、混雑しにくく、回線が安定しやすい点がメリットです。ただし、フレッツ光ほど提供エリアは広くありません。
ダークファイバー系の代表的なサービスはNURO光で、提供エリアは公式サイトから確認できます。
電力会社系
電力会社系は、各地の電力会社により設立された電力系通信事業者が提供する光回線サービスです。
独自で回線を引いているため混雑しにくく、速度が安定している点がメリットです。ただし、利用できるのは、各電力会社の電力供給エリアに限定されます。
電力会社系のサービスと系列の電力会社は、以下のとおりです。
・コミュファ光:中部電力
・eo光:関西電力
・メガ・エッグ光:中国電力
・ピカラ光ねっと:四国電力
・BBIQ光:九州電力
提供エリアは、それぞれの公式サイトで確認できます。
エリア以外で光回線の10ギガを選ぶポイント

光回線10ギガを利用するためには、まず提供エリア内であることが必要です。提供エリアの範囲内であれば、次のポイントを押さえてサービスを選ぶとよいでしょう。
・通信速度や安定性
・料金
・サポート体制
・キャンペーンや特典
ここでは、提供エリア以外で光回線10ギガを選ぶポイントを解説します。
通信速度や安定性
同じ10ギガでも、回線の種類によって通信速度や安定性は異なります。利用目的に応じて、通信速度が速く安定した回線を選びましょう。
たとえば、インターネットは主に情報の検索やサイトの閲覧などで使う場合と、動画視聴やオンラインゲームがメインの場合とでは、快適な利用に必要な通信速度は異なります。また、テレワークでWeb会議にインターネットを利用したい場合は、通信速度や安定性が重要なポイントになるでしょう。
最大10 Gbpsの通信速度はあくまでも理論値であり、実際の通信速度は利用する時間帯や混雑状況、接続機器、配線などの影響により変わります。サービスを選ぶ際は、実測値でも比較するとよいでしょう。
実測値を知るためには、サービスを既に利用しているユーザーの口コミが目安になります。
料金
光回線の月額基本料金は、サービスや居住物件の種類によって異なります。また、1ギガよりも10ギガのほうが高い場合がありますが、それほど大きな差はありません。
サービスによっては、初期費用や工事費が発生することもあります。さらに、プロバイダーと別途契約する場合は、その月額利用料も必要です。サービスを選ぶ際は、総額がどのくらいになるのかを考えながら比較検討するようにしましょう。
サポート体制
サポート体制が充実しているかどうかも、選ぶときの重要なポイントです。初期設定でわからないことや接続機器のトラブルが発生した場合など、自分では解決できないことがあります。サポート体制が充実していれば、迅速な解決が期待できるでしょう。
また、問い合わせ方法はサービスによって異なるため、電話やチャットなど、利用しやすい方法かどうかのチェックが必要です。問い合わせたときの対応についても、あらかじめ問い合わせをして確認しておくとよいでしょう。
キャンペーンや特典
キャンペーンや特典の有無も必ずチェックしたいポイントです。キャッシュバックや工事費無料などのキャンペーンを行っているサービスもあり、初期費用を大幅に節約できます。また、月額基本料金が割引される特典もあり、おトクな利用が可能です。
キャンペーンは期間限定で行われる場合もあるため、こまめにチェックしてみるとよいでしょう。
ソニーグループが提供する「So-net 光 10ギガ」では、月額基本料金が開通月+11カ月月額500円になり、さらに最大3万円のキャッシュバックがあるキャンペーンを行っています。ぜひチェックしてください。

まとめ

光回線10ギガの提供エリアは、1ギガに比べて狭いものの順次拡大中です。エリア内であれば、1ギガよりも速く安定した通信の利用が可能です。提供エリアは選ぶサービスによって異なるため、まずは利用する場所がエリア内にあるかどうかを確認しましょう。
エリア内であることが確認できたら、通信速度や月額基本料金・サポート体制の充実度・キャンペーンの有無などもチェックして、より自分に合ったサービスを選んでください。
ソニーグループのSo-net 光

ソニーグループのSo-net 光では「So-net 光 10ギガ」を提供しています。主な特徴は、以下のとおりです。
・最大10 Gbpsの超高速通信ができる
・動画視聴やオンラインゲーム、オンライン会議などを快適に利用できる
・家族での同時接続に適している
「So-net 光 10ギガ」は、戸建・マンションともに月額基本料金6,270円/月で利用できます。開通月+11カ月月額500円の割引が受けられる点も魅力です。また、最大3万円のキャッシュバックもあります。解約金の縛りもないため、安心して始められるでしょう。
「So-net 光10ギガ」では、10ギガに対応した無線LANルーターをお持ちでない方のために、10ギガ対応無線LANルーターのレンタルサービスも提供しています。
レンタルサービスを利用した場合、レンタル費用550円/月(戸建・マンション共通)が、最大2カ月無料になる割引特典もあるため、最大10 Gbpsの超高速通信をお手頃価格で楽しむことが可能です。
※ 特典やキャンペーンの適用には諸条件があります
光回線を10ギガへ変更予定の方は、「So-net 光 10ギガ」の導入をぜひご検討ください。
(この記事が書かれたのは2025年5月です。)
