家でWi-Fiが急に繋がらなくなった。 原因と対処法を解説
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家のWi-Fiが急に繋がらなくなると、仕事や学習、動画視聴などに大きな支障が生じます。原因はルーターや端末の不具合など多岐にわたるため、まずは慌てずに原因を探りましょう。
本記事では、家のWi-Fiが急に繋がらない場合の主な原因と対処法を解説します。
※ 本記事においてSo-net 光とは「So-net 光 1ギガ(So-net 光 S/M/L)」と「So-net 光 10ギガ」のことを指しています。
家のWi-Fiが急に繋がらない原因は?
家で使っているWi-Fiが急に繋がらなくなる場合、原因は主に次の3つが考えられます。
・Wi-Fiルーターに不具合がある
・Wi-Fiルーターに接続している端末・機器に不具合がある
・プロバイダーや回線自体に問題がある
ここでは、家のWi-Fiが繋がらないときの原因について解説します。
Wi-Fiルーターに不具合がある
Wi-Fiが急に繋がらなくなった場合、まず考えられるのはWi-Fiルーター本体の不具合や故障です。Wi-Fiルーターは常に電源を入れたまま稼働しているため、内部に熱がこもりやすく、長時間使用によって一時的に動作が不安定になることがあります。
特に夏場や風通しの悪い場所に設置している場合は、熱がこもって一時的に動作が不安定になり、通信障害が起こりやすいため注意が必要です。
また、ルーターの経年劣化や内部のシステムが正しく動いていないことが原因で接続が切れるケースもあります。
利用している端末・機器に不具合がある
パソコンやスマホなど、Wi-Fiルーターに接続している端末そのものに原因がある場合も考えられます。一部の端末だけがWi-Fiに接続できず、ほかの端末では問題なく利用できる場合は、接続できない端末側に不具合がある可能性が高いでしょう。
具体的には、Wi-Fiの設定がオフになっていたり、機内モードが有効になっていたりすることがあります。また、長時間使用による端末の動作不良や、OSやアプリの不具合、古いソフトウェアが原因で接続が不安定になるケースも少なくありません。
プロバイダーや回線自体に問題がある
Wi-Fiが繋がらない原因としては、インターネットの提供元であるプロバイダーや回線そのもののトラブルも考えられます。
たとえば、通信回線やプロバイダー側の設備で障害が発生している場合や、一時的なサーバーメンテナンスが行われている場合には、こちらで設定をいくら確認しても接続できません。
こうした可能性を確認するには、プロバイダーの公式サイトや障害情報ページをチェックすることが有効です。特に大規模な通信障害が発生している場合は、SNSやニュースサイトでも情報が共有されることが多いため、併せて確認すると状況を把握しやすいでしょう。
また、利用料金の支払いが未納になっていると、サービスが一時的に停止されるケースもあります。利用状況を確認するには、契約時に発行されたマイページにログインして利用明細を確認したり、プロバイダーから送付される請求書や利用明細書をチェックしたりする方法があります。
オンラインでの確認が難しい場合は、プロバイダーのカスタマーサポートに電話で問い合わせてみましょう。
Wi-Fiルーターの不具合で繋がらない場合の対処法
ルーターが原因でWi-Fiを利用できない場合、主に4つの対処法があります。
それぞれの内容を順にみていきましょう。
Wi-Fiルーターを再起動する
Wi-Fiルーターに不具合が生じている場合、再起動で解決するケースは少なくありません。ルーターは長時間稼働し続けることで内部に小さなエラーや処理の負荷が蓄積し、その結果、通信が不安定になったり接続が途切れたりすることがあります。
再起動を行うことで内部のエラーがリセットされ、接続状況が改善することが期待できます。
長期間電源を入れっぱなしにしている場合は、定期的にルーターの電源を入れ直すことが安定した通信環境を保つポイントです。
接続の周波数帯を変更する
近年のWi-Fiルーターは、2.4 GHz帯と5 GHz帯の2種類の周波数に対応しています。5 GHz帯は通信速度が速く、大容量のデータ送受信やオンラインゲーム、動画視聴に向いていますが、壁や床などの障害物に弱く、電波の届く範囲が限定されやすいことが特徴です。
一方で2.4 GHz帯は速度ではやや劣るものの、電波が遠くまで届きやすく、複数の部屋や階をまたいだ利用でも安定しやすい利点があります。
Wi-Fiが不安定な場合は、別の周波数に切り替えてみることで改善することがあります。
電子レンジやBluetooth機器などによって電波が干渉することもあるので、周波数を変えると接続が安定する可能性があります。
電源やLANケーブル、設定を確認する
Wi-Fiが繋がらないときは、ルーターの電源やLANケーブルが正しく接続されているか、設定を確認してみましょう。
特に新しくWi-Fiルーターを購入した場合は、プロバイダーと接続するための初期設定が必要になり、設定がうまくできていないとインターネットに繋がらないこともあります。
設定が不十分な場合は、再度手順を確認するか、プロバイダーのサポートに問い合わせるとよいでしょう。
ルーターの修理・買い替えを検討する
Wi-Fiルーターの寿命は、一般的に約4〜5年とされています。寿命を過ぎて不具合が生じている場合は、修理に出すか新しいルーターへの買い替えを検討しましょう。
また、ルーターは熱やホコリなどの環境要因に弱く、設置場所や使用状況によっては寿命よりも早く不具合が発生することがあります。
定期的にルーターの状態を確認し、必要に応じて交換することで、安定したWi-Fi環境を維持できます。
端末の不具合で繋がらない場合の対処法
端末に問題があってインターネットに繋がらないときは、SSID・パスワードを確認するなどいくつかの対処法があります。
ここでは、端末に不具合がある場合の対処法を紹介します。
SSID・パスワードを確認する
Wi-Fiに接続できない原因として、SSIDやパスワードの入力間違いの可能性があります。正しく入力しているか確認してみましょう。
SSIDやパスワードは多くの場合、英数字の組み合わせで構成されているため、手入力ではタイプミスが起こりやすい点に注意が必要です。必要に応じてコピー&ペーストを利用すると、入力ミスを防ぎやすくなります。
Wi-Fi機能がオンになっているか確認する
Wi-Fiに接続できない場合、端末のWi-Fi機能がオフになっていることが原因かもしれません。
以下の方法で確認してみましょう(機種やバージョンによって操作方法が異なる場合があります)。
・iPhone・iPad:画面右上から下にスワイプ(Face ID端末) または画面下から上にスワイプ (Touch ID端末)して「コントロールセンター」を開き、Wi-Fiアイコンが青色になっているか
・Android端末:画面上部のステータスバーを下にスワイプしてクイック設定を表示し、Wi-Fiアイコンがオンになっているか
・Windows:画面右下のネットワークアイコンをクリックし、Wi-Fiがオンになっているか、接続したいネットワークが選択されているか
・Mac:画面右上のWi-Fiアイコンをクリックし、Wi-Fiがオンになっているか、接続したいネットワークにチェックが入っているか
端末を再起動する
端末側に原因がある場合、端末を再起動してみましょう。多くの場合、一時的な不具合が解消され、接続できることがあります。
再起動でも改善しない場合は、ネットワーク設定をリセットし、Wi-Fi設定を初期化してみてください。SSIDやパスワードを再度正確に入力して、接続を試みます。
これにより、端末側の設定不備や一時的なエラーによる接続トラブルを解消できる可能性があります。
その他の対処法
ルーターや端末に問題がない場合、セキュリティソフトなど、ほかに原因があるのかもしれません。
ここまでの対処法で解決しない場合に、さらに試せる方法を紹介します。
セキュリティソフトを確認する
セキュリティソフトを導入している場合、Wi-Fi接続がブロックされて繋がらないことがあります。これは、セキュリティソフトが外部との通信を監視・制限する機能をもっており、Wi-Fi通信を危険な接続と誤認することがあるためです。
一時的にセキュリティソフトを無効化して、接続できるか試してみましょう。接続が可能であれば、ソフトの設定でWi-Fi通信を許可するなど、適切な調整が必要です。
Wi-Fiルーターの場所を変える
Wi-Fiルーターの設置場所が不適切だと、電波が届きにくくなり接続が不安定になることがあります。特にルーターを床近くや家具の陰に置くと、電波が遮られて通信が途切れやすくなるでしょう。
安定した接続のためには、Wi-Fiをよく利用する場所の近くで、床から約1m以上の高さに設置すると効果的です。また、周囲に電子機器や金属製の家具がある場合は、できるだけ離して設置することで、電波干渉を避けられます。
接続台数を減らす
Wi-Fiルーターには同時接続可能な端末数に上限があり、この上限を超えると新たな端末が接続できなくなることがあります。
スマホやタブレット、パソコンなど複数の端末を同時に接続しているとき、使用していない端末がある場合は、接続を解除してみましょう。新たに接続したい端末がWi-Fiに接続できるようになるかもしれません。
Wi-Fiに接続できても通信速度が遅い場合
Wi-Fiに接続できても速度が遅いと感じる場合、接続機器やルーターに問題がないのであれば、回線の見直しを検討してみましょう。光回線の10ギガプランなら、高速で快適な通信を楽しめます。
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家族でスマホやインターネットを同時に利用したい方や、オンラインゲーム・高画質動画をストレスなく楽しみたい方におすすめです。
まとめ
家のWi-Fiが急に繋がらなくなる原因は、ルーターや端末の不具合、回線障害、接続台数の上限超過などさまざまです。まずはルーターや端末の再起動を試し、それでも改善しない場合は配線や設定を確認しましょう。
回線事業者側で障害が発生している可能性もあるため、公式サイトで状況を確認することも大切です。原因を一つずつ切り分けることで、スムーズに復旧へと繋げられます。
接続しても速度が遅いと感じる場合は、「So-net 光 10ギガ」の導入もご検討ください。
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(この記事が書かれたのは2025年9月です)