光回線乗り換え3つの手順を解説|解約タイミングの注意点も
記事公開日
光回線の乗り換えを検討されている方を対象に、スムーズな乗り換え方法を解説いたします。
現在利用している光回線、乗り換え先の光回線の種類によって、手順は異なります。
それぞれの乗り換え先手順を解説し、解約違約金など乗り換え時の注意点にも言及していますので、ぜひ参考にしてください。
光回線乗り換え手順3つの方法
光回線の乗り換えには、以下3つのパターンがあります。
- 新規契約する場合
- 事業者変更の場合
- 転用する場合
| 乗り換えパターン | 乗り換えの内容 |
|---|---|
| 新規契約 | 「フレッツ光」・「光コラボ」から「独自回線」 「独自回線」から「フレッツ光」・「光コラボ」 「独自回線」から「別の独自回線」 |
| 事業者変更 | 「光コラボ」から「別の光コラボ」・「フレッツ光」 |
| 転用 | 「フレッツ光」から「光コラボ」 |
-
※フレッツ光は、NTT東日本・西日本が提供する光回線サービスです。
-
※コラボ光は、NTT東日本・西日本の回線を利用して他の事業者が独自に提供する光回線サービスです。
-
※独自回線は、NTTの回線を利用せず事業者独自の回線を利用した光回線サービスです。
新規契約する場合
新規契約は、以下に挙げる3つのパターンに分類できます。
- 「フレッツ光」・「光コラボ」から「独自回線」
- 「独自回線」から「フレッツ光」・「光コラボ」
- 「独自回線」から「別の独自回線」
いずれのケースも使用する光回線を変更する必要があることから、開通工事が必要です。一般的に、申し込みから開通まで2~4週間ほどの期間がかかります。
新規契約する場合の乗り換え手順は、以下の通り。
- 新しい光回線に申し込む
- 光回線工事日の決定および工事完了
- 開通後に以前の光回線を解約
- 解約した光回線のレンタル機器返却
1.新しい光回線に申し込む
まずは、新規で利用したい光回線事業者への申し込みを済ませましょう。
光回線事業者とプロバイダそれぞれに申し込みが必要なケースもありますので、申し込みの際には希望する光回線事業者のホームページを確認してください。
2.光回線工事日の決定および工事完了
新規契約の場合は利用する光回線が変更となるため、基本的に開通工事が必要です。申し込み後、回線事業者から工事日時についての連絡がありますので、都合の良い工事日時を設定してください。
新生活シーズンとなる3月から4月は工事が混みやすく、開通までに時間を要することが多いです。日程に余裕を持って申し込みましょう。
3.開通後に以前の光回線を解約
新規契約した光回線が開通してから、乗り換え前に使っていた光回線を解約します。光回線とプロバイダが別契約の場合は別途プロバイダの解約も必要ですので、ご注意ください。
4.解約した光回線のレンタル機器返却
乗り換え前の光回線事業者から提供されていたレンタル機器がある場合には、返却します。
返却方法は事業者によって異なりますので、解約する際に以前の光回線事業者も確認してください。
事業者変更の場合
事業者変更は、現在「コラボ光」を利用されている方が別事業者の「コラボ光」もしくは「フレッツ光」に乗り換えるケースです。
いずれもNTTの光回線を利用するため、使用する光回線は乗り換え後も変わらないことが一般的。そのため一部の場合を除き工事をする必要がなく、申し込み手続きを行うだけで乗り換えできます。
事業者変更の手順は、以下の通りです。
- 契約中のコラボ光提供事業者より「事業者変更承諾番号」を取得
- 新しい光回線に申し込む
- レンタル機器の返却
1.契約中のコラボ光提供事業者より「事業者変更承諾番号」を取得
新しい光回線事業者に申し込む前に、現在契約中の光回線事業者から「事業者変更承諾番号」を取得します。
事業者変更承諾番号の取得方法は光回線事業者によって異なる場合がありますので、ご契約中の光回線事業者のホームページを確認、またはカスタマーセンターにお問い合わせください。
なお、事業者変更承諾番号には有効期限があります。期限内に乗り換え手続きを行わないと取得した事業者変更通知番号は無効となり、再取得が必要です。ご注意ください。
2.新しい光回線に申し込む
新しく利用したい光回線事業者(光コラボもしくはフレッツ光)へ申し込みます。この際、以前の光回線事業者より取得した「事業者変更承諾番号」を通知することで、事業者変更による申し込みが可能となります。
なお、事業者変更の場合、光回線の切り替え日になると自動的に光回線事業者が切り替わりますので、以前の光回線を解約する必要はありません。
ただし、光回線事業者とプロバイダが別契約だった場合、別途プロバイダの解約が必要です。
3.レンタル機器の返却
乗り換え前の光回線事業者から提供されていたレンタル機器がある場合には、返却を行います。
返却方法は事業者によって異なりますので、解約する際に以前の光回線事業者に確認してください。
転用する場合
転用とは、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」から「コラボ光」へ乗り換えるケースです。
事業者変更と同様に、現在利用しているNTTの光回線をそのまま利用できるケースが多く、その場合は工事不要で乗り換え可能となります。
ただし、転用と同時に光回線のプラン変更や移転を行う場合は工事が必要になることもありますので、ご注意ください。
転用の手順は、以下の通りです。
- NTT東日本・西日本より転用承諾番号を取得
- 新しい光回線に申し込む
- レンタル機器の返却
1.NTT東日本・西日本より転用承諾番号を取得
新しい光回線事業者に申し込む前に、現在契約中のNTT東日本・西日本にて「転用承諾番号」を取得します。
転用承諾番号の申し込みは、Webまたは電話にて可能です。以下を参考に取得してください。
| Web | 電話 | |
|---|---|---|
| NTT東日本 |
受付時間 8:30~22:00 |
0120-140-202 受付時間 9:00~17:00 |
| NTT西日本 |
受付時間 7:00~25:00 |
0120-553-104 受付時間 9:00~17:00 |
なお、転用承諾番号には15日間という有効期限があります。期限内に乗り換え手続きを行わないと取得した事業者変更通知番号は無効となり、再取得が必要です。
2.新しい光回線に申し込む
新しく利用したい光コラボの事業者に申し込みを行います。この際、NTT東日本・西日本より取得した「転用変更承諾番号」を通知することで、転用による申し込みが可能となります。
なお、転用の場合も事業者変更と同様に、光回線の切り替え日になると自動的に光回線事業者が切り替わります。そのため、以前の光回線を解約する必要はありません。
ただし、契約していたプロバイダによっては、別途プロバイダの解約が必要になります。事前にプロバイダに確認しておきましょう。
3.レンタル機器の返却
乗り換え前の事業者からルーターなどをレンタルしていた場合は、指定されていた方法でレンタル機器を返却してください。
光回線を乗り換えるメリット・デメリット
ここからは、光回線に乗り換えるメリットとデメリットをご紹介します。
光回線を乗り換える3つのメリット
光回線を乗り換えるメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 月額料金が安くなる
- 通信速度が上がる
- おトクな特典・キャンペーンが利用できる
月額料金が安くなる
光回線に乗り換えると、新規契約者向けのキャッシュバックや月額料金割引などの特典やキャンペーンが適用され、月額料金が安くなることが多いです。
特典やキャンペーン内容は新規加入する光回線事業者によって異なりますので、おトクに乗り換えたい方は特典やキャンペーン内容を比較してから乗り換えましょう。
通信速度が上がる
乗り換え先として「v6プラスなどの次世代通信に対応した光回線」を選ぶと、通信速度の向上や安定化が期待できます。
今お使いの光回線の速度や安定性に満足されていない方は、ぜひ安定した通信が期待できる光回線への乗り換えを検討されてはいかがでしょう。
おトクな特典・キャンペーンが利用できる
光回線業者を乗り換えると、さまざまな特典やキャンペーンが適用されます。特典やキャンペーン内容は光回線事業者によって異なりますが、例として以下のようなケースが多いです。
- キャッシュバック
- 月額料金割引
- 工事費無料
- 他社違約金負担
- Wi-Fiルーター無料
また、同じ光回線事業者であっても、契約するプロバイダによって特典やキャンペーンが異なります。
例えば、auひかりのプロバイダは複数から選べますが、So-netを選ぶと入会特典が充実しているため、おトクです。
光回線を乗り換える3つのデメリット
メリットの多い光回線の乗り換えですが、以下のようなデメリットもあります。
- 解約するタイミングによっては違約金が発生する
- 解約する回線事業者の工事費用残高を一括請求される
- 現在利用中のメールアドレスや電話番号が使えなくなる
解約するタイミングによっては違約金が発生する
現在契約中の光回線に契約期間が定められている場合、更新月以外の時期に解約すると違約金が発生します。
違約金の額は事業者によって異なりますが、1万円以上の高額になることもあるため、解約するタイミングには注意しましょう。
解約する回線事業者の工事費用残高を一括請求される
現在契約中の回線事業者の工事費用を分割払いしており、解約時に残高がある場合は、解約のタイミングで残債を一括精算しなければなりません。
解約前に工事費用の残債がどのくらいあるか、確認しておきましょう。
現在利用中のメールアドレスや電話番号が使えなくなる
光回線事業者より回線独自の専用メールアドレスを発行されている場合や、オプションとして光電話を利用している場合は、解約と同時に利用できなくなります。
ただし、プロバイダによっては月額料金を支払うことでメールアドレスだけ残す方法もありますので、解約前にプロバイダに確認しておきましょう。
光回線を乗り換える時の注意点
光回線を乗り換える際は、次の3点に注意してください。
- インターネットが使えなくなる期間がある
- 乗り換えの希望先が提供エリア外だと乗り換えできない
インターネットが使えなくなる期間がある
乗り換えによって開通工事が必要な場合、工事が完了する前に現在利用している光回線を解約してしまうと、インターネットが使えなくなります。
インターネット不通期間を出さないためには、乗り換え先の工事完了日が決定してから、その日よりも先のタイミングで解約を行いましょう。
さまざまな理由で解約が先になってしまう場合は、開通までの期間に乗り換え先の光回線やプロバイダが提供する「Wi-Fiモバイルルーターのレンタル」の利用もおすすめです。
So-net 光 10ギガでは、Wi-Fiモバイルルーターのレンタルが最大2カ月無料となる特典を実施していますので、ぜひご利用ください。
光回線を乗り換えるならソニーグループのSo-net 光がおすすめ!

光回線の乗り換え先にお悩みなら、So-net 光 10ギガまたは1ギガをご検討ください。
「So-net 光の10ギガプラン」の魅力は、最大10 Gbpsの超高速通信です。ゲームや動画視聴はもちろん、オンライン会議もスムーズに行えます。
月額基本料金は6,270円/月(戸建・マンション共通)ですが、2年間ずーっと1,980円となる特典を実施しています。
※2025年8月時点での情報であり、適用には諸条件があります
さらに、契約期間や解約金の縛りがないため、安心して始められます。
一方の「So-net 光のS/M/Lプラン」は、最大通信速度1 Gbpsのプランです。S/M/Lの3つのプランが用意されており、利用方法や利用時間に合わせて自分にぴったりなプランを選べます。
月額基本料金は、次のとおりです。
※ 別途、事務手数料・回線工事費が発生します。
プラン変更はアプリやマイページで簡単に行えます。そのため、まずはスタンダードなMプランで契約してみて、インターネットの使い方が変わったらSプランやLプランに変更する使い方がコスパも良くおすすめです。
まとめ
光回線の乗り換えは、「新規契約」「事業者変更」「転用」の3つに分類できます。
乗り換えることで、通信速度の向上や安定、特典やキャンペーンなど、得られるメリットは多いです。
今回ご紹介した手順を参考に、スムーズな乗り換えを実現してください。
キーワードエリア
- 注目のキーワード