本物に触れる体験
(30代・男性)
長野県原村で、本物の星空を鑑賞する体験イベントに参加しました。
イベントの始めにプラネタリウムで星の説明を受けましたが、星座にまつわるエピソードを交えながらの星の説明はとても興味深く、記憶に残るような説明で、とても良かったです。
その後、マイナス7℃の屋外に出て、ゴザを敷いて空を眺めました。
私は、今までこういう風に星空をゆっくり鑑賞したことがなかったのですが、先ほどのプラネタリウムでの星のエピソードを思い出しながら見る満天の星空は、とてもキレイなのはもちろん、幻想的で感動的なものでした。子供たちがじっと星空を眺めていたのがとても印象的でした。
色々な望遠鏡で、肉眼ではわかりにくい星雲なども見ることができ、貴重な体験でした。
帰ってきてからも、”冬の大三角”を子供たちがしっかり覚えていたので、こうした本物に触れる体験を今後も体験させたいと思いました。今後も様々な角度で、本物に触れるような体験をよろしくお願いします!
今までに見たことのない夜空でした!
(40代・男性)
お昼過ぎに自宅を出発して、日中は諏訪大社や諏訪湖周辺を散策し、夕食はやはり信州そば(美味かった!)。
その後、会場の八ヶ岳自然文化園に向かいました。道は賑やかな街道からやがて人気のない雪道に。凍結した路面に緊張して運転しながらも、美しい雪景色や野生のシカとの遭遇など非日常な体験に早くもテンションが上がります。
星空観望会スタート
会場(八ヶ岳自然文化園)に到着。受付が行われている入口周辺は大勢の参加者でにぎわっていました。そして20時、星空観望会が始まりました。まずは場内にあるプラネタリウムで冬の星座について学びます。静かでくつろげる場所にいると寝てしまうことが多いのですが、久々のプラネタリウムで楽しいこともありそのようなことは皆無。このあと行う実際の星空観察を楽しむための予習でもあったので一所懸命視聴しました。
プラネタリウムの後の、満天の星空
プラネタリウムの時間が終わり、いよいよ星空観察のために屋外へ。分かってはいるけど、寒い。防寒対策はしっかり行ったつもりですが、キーンとした冷気が身体を包みます。
出入口で「ござ」が配られ、建物を出てすぐの広場でそれを広げて横になりました。
まだこの時点では、館内照明や駐車場の外灯などが点いていて見づらかったのですが、やがて講師の方の合図とともに全ての照明が消えると、今までに見たことのない星空が広がっていました。TVで「宝石箱や~」という名言?を耳にしますが、正にその言葉がぴったり当てはまる美しい夜空。プラネタリウムでの説明にあった星座や星雲が手に取るように分かりました。ダメ元で撮影してみましたが・・・真っ暗(笑)。お見せできないのが残念です。しかし、実際に観てみるのが一番だと思います。講師の方の説明も分かり易く、楽しめますよ。
(コメント「真っ暗ですが、実際には満点の星空(^^;)。」)
いつまでも眺めていたいところでしたが、館内に戻る時間になりました。クリスマスツリーやクリスマスキャンドル、宇宙服などが飾られている広々とした研修室に入ると、クリスマスティーと宇宙食カレーを頂きました。
美味しく、冷えた身体も温まる、ホッとくつろげるこのひと時はとてもよいプログラムだと思いました。
観望会が終わり、出来れば一泊したいところでしたが、翌日用事があるため帰路へ。出発してまもなくの道路で、野生シカに再び遭遇しました。行きは1頭だけでしたが、今度は群れに2回。車を停めると、向かってくるわけでもなく、逃げるわけでもなく、道路脇から10数頭がじーっとこっちを見ています。最近はシカなどの野生動物による樹々への食害が問題になっているだけに「かわいい!」と無邪気に言ってよいのか分からず複雑な心境でしたが、とにもかくにも日常味わえない体験をしました。
最後に
諏訪大社、諏訪湖、信州そば、そして美しい星空・・・。このエリアは見どころがたくさんあるなぁという印象を受けました。今回がそうでしたが首都圏からの日帰りも可能ということが分かり、信州がより身近に感じられた楽しい一日でした。