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案内人小古間かずさ手作り石けん職人(富士見町)

ひまわり油を原料にした石けん作りに挑み、町に貢献する

手作り石けん職人として活躍する小古間かずささん。富士見町立沢地区のひまわりからとれた油を原料にした石けんを作っています。

本当の石けんは肌にやさしく、マイルドなもの

私は石けん作りを生業にしていて、『アトリエスクランブル』というショップを営んでいます。この町に移住してきたのは2015年。以前からここで石けんを作りたいなぁと思っていて、思い切って移住を決断して、この町で始めることにしたんです。

石けんは、材料である油に水と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を加えて固まらせる(鹸化させる)のですが、私が行う製法は「コールドプロセス」というもので、余計な熱を加えないで作る方法です。このプロセスだと、マイルドな使い心地と泡立ちの良いせっけんになるんですよ。

石けんって、「汚れも落ちるけど必要な皮脂もとってしまうような、肌にやさしくないもの」と思っている人も多いと思いますが、私の石けんを使って、「汚れだけがちゃんと落ちて、必要なものは残してくれる。一度使うと他のものは使えないね」って言ってくれることも多いんですよ。

ひまわり油に出会って

この町に住みたいと思ったのは、気候や風土ももちろんですが、この町に石けんに適した素材があることを知ったのが一番大きいんです。それが富士見特産のひまわり油です。

もともとは立沢地区の田畑の休耕地を活かすための取り組みとして始まったと伺っているのですが、今ではひまわり油の搾油所もあり、他の地域から製油の受注が来るくらい本格的に製造しているんです。ひまわり油って、知る人ぞ知る貴重な油なんですよ。さらっとしていて食用としてもいいですし、石けんの素材としても泡立ちがマイルドで軽くて、とても使いやすいんです。

私の移住後に、ひまわり畑を営んで入る方々から「うちの油使わない?」と声をかけていただいて。すぐに素材をたくさん提供していただき、今は新しい石けんづくりに励み、試行錯誤しているところです。「せっけんの良さ」「ひまわりの良さ」「富士見の良さ」この3つが詰まったような商品にして、町に貢献したいと思っています。

ひまわり畑の種植えから搾油、石けんを作るまでを体験

今回の体験は、立沢地区で活動を続けているひまわりの会のみなさんに協力いただいて、ひまわりの種植えから収穫、搾油、その油を使って石けん作りをするという、年間を通して楽しんでいただける体験です。もちろん1回だけの参加でも大丈夫ですが、継続して参加いただければ、育てたひまわりが油に、そして石けんになるという流れを体験していただけるのでおすすめです。

遊びに来てくれるみなさんへ

ひまわりをきっかけに、観光で訪れるだけではわからないこの地域の取り組みや魅力をぜひ味わっていただければと思います!