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案内人 林誠二 八ヶ岳自然文化園館長(原村)

人気イベントを支える縁の下の力持ち

20年来、親しんで来た八ヶ岳に単身移住。八ヶ岳自然文化園の館長としてイベントを支える林館長にお話を伺いました。

人生のテーマ「日々の暮らしを楽しむこと」

2014年の春、八ヶ岳に単身で移住してきました。20年以上前からひんぱんに遊びに来ていたのですが、八ヶ岳がどーんと見えるこの場所が大好きでずっと魅力を感じていたんです。

東京で20年以上、エンターテイメント系の会社でサラリーマンをしてきましたが独立し、「日々の暮らしを楽しむ」を自分自身のテーマに掲げ、家族を東京に残し、単身で移住しました。移住してから2年間は北杜市で地域おこし協力隊として活動しました。そこで観光振興に従事していたこともあり、2016年の春、自然文化園とご縁があって館長に就くことになりました。 八ヶ岳にきてからは、多様性にあふれた選択ができる「コトやモノ」を創り出そうとしている若手メンバーの活動をサポートしたいと思うようになりました。今では使命感が芽ばえてきたほど。

子どもたちのために、今自分ができることをしていきたいと思うようになりましたね。

八ヶ岳自然文化園の魅力とは?

園内にはスポーツ施設や自然観察科学館など、ご家族揃って楽しめる施設が充実しています。緑も多く、季節ごとのイベントも充実しています。個人的にオススメしたいのはなんといっても星空です。国内屈指の星空観察スポットでもありますので、標高1300mからみる美しい星空をぜひ見ていただきたいですね。

八ヶ岳自然文化園でのイベントについて

自然文化園では多くのイベントが開催されています。中でも人気なのが星空の映画祭、春と夏の年2回開催のクラフト市、そして毎週末開催される八ヶ岳ヴィレッジマーケットです。クラフト市の出店数は200店舗ほどで、毎年500店舗の応募をいただく人気のイベントとなっています。

また、今年の星空の映画祭は、9000人もの方に来場いただきました。

イベント企画、運営などは、基本的にボランティアの方たちで進められているんです。星空の映画祭のスタッフは、関東方面からわざわざ車を飛ばして来てくれる方もいますし、クラフト市は、八ヶ岳の魅力をもっと発信したいという想いを持って携わってくれる地元の方や作家の方がいます。

みんなの熱い想い、八ヶ岳を愛するパワーが人気のイベントを支える力になっているんですよね。文化園は約30年前にオープンした村営の施設なんですが30年たっても多くの方達に愛され続けているんです。八ヶ岳のふもと、素晴らしい自然の中にあるこの文化園がこれからも多くの人に愛される場所であり続けるために、館長として、時代性を意識しながらアップデートをして行くのが私の大きな役割だと考えています。

八ヶ岳でお気に入りの場所・モノ・コト

原村の実践大学校から見た八ヶ岳の景色が美しくて大好きです。
晴れた日の八ヶ岳はとても美しく、壮大な景色です。

それと八ヶ岳に移住してからコーヒーの楽しみ方が広がりました。

コーヒーが好きで生豆から焙煎したりして楽しんでいるのですが、村内にも湧き水が出るところがあるんです。そこから天然水を調達して、毎日コーヒーを楽しんでいます。こんな楽しみ方は八ヶ岳でないとなかなかできないと思いますよ。

遊びに来てくれるみなさんへ

八ヶ岳エリア、そして八ヶ岳自然文化園では、たくさんのイベントが開催されています。個人的にはマウンテンバイクなどの自転車が好きなので、今後の新たな試みとして、自転車に関するイベントを主催してみようと企んでいるんです。こういった環境でやるのは東京でやるのとは全然違いますから。

八ヶ岳エリアにお越しの際は、八ヶ岳自然文化園にも足を伸ばしていただき、楽しんでいただければと思っています。

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