体験レポート 築300年の古民家で田舎体験を満喫しよう2017年8月19日 佐久市

まず、古民家の近くにある池に放流されていたニジマスを、子供たちでつかみ取りをするところからイベントがスタートしました。初めは魚をつかむことさえも怖がっていた子供たちですが、もう一人の案内人である磯村聡さんのアドバイスもあり、最終的にはみんな魚をつかみ取りすることができました。

とったニジマスを竹串で刺して、塩をまぶして・・・と、一見そこまで難しい作業には見えないのですが、大人でも生魚に串うちという作業をすることは滅多にないので、私や他の参加者の方々も、この作業に大苦戦。難しいからこそ楽しくて、気がつけば、この作業は大人が夢中でやっていました（作業に夢中で串うち直前の画像しかありません・・・）。

串うちをした魚を囲炉裏で焼きます。私自身も、こんな風に焼き魚を食べたことはありませんし、子供たちも興味津々で囲炉裏を見つめていました。

竈に薪を入れてお米を炊きました。
子供たちは竈を見たことがないどころか、そもそも火を使ってお米を炊くということさえ知らなかったので、始めは何をしているのかわからなかったようです。薪を入れて火をおこし、自分たちの火でお米を炊いて食べる。こうした昔の当たり前に触れることも、今の日常ではあり得ないことなので、見ているだけでも、とても楽しかったです。

囲炉裏で焼いた魚、竈で炊いた白米、それに案内人であり農家の磯村聡さんが育てたトウモロコシ、きゅうりなどをいただきました。どれも本当に美味しかった・・・。この食事をいただいている時、本当に幸せな気分になりました。みんなで準備したこと、田舎の古民家という環境であること、この両方が合わさって、さらに美味しさが増したと思います。子供たちも、普段では考えられないような量のごはんを食べているのを見た時、このイベントに参加して良かったなと思った瞬間でした。

ランチ後は、みんなで近くの川に遊びに行きました。案内人の磯村聡さんが、川での生き物の捕まえ方、捕まえた生き物が何かも教えてくれました。晴天の中、きれいな清流での川遊び。なかなか都心では経験できない楽しいものでした。

川遊びの後は、みんなで焼きマシュマロを堪能し、子供たちのリクエストに応えて、案内人の磯村聡さんが、山にも連れて行ってくれました。磯村さん、本当にありがとうございました。

古民家といっても、実際にどんなものなのかがわからなかったのですが、家に一歩足を踏み入れた瞬間の土間の涼しさが印象的でした。そのまま居間に案内されましたが、今まで見たことない囲炉裏、薪ストーブに珍しさを感じながらも、なんとなく心が落ち着く、そんな印象でした。とても築300年経過している材料で建築された建物とは思えないくらい立派で、とても風情があり落ち着く場所でした。大塚さんご家族のやわらかな雰囲気が、より一層、この場所を良いものにしているような気もしました。

またこの場所で、大塚さんご家族が案内してくれるイベントに参加したいと思っています。

次回の開催を楽しみにしています！

お昼は子供達が中心となり、みんなで準備をしました。竈で炊いたご飯でおにぎりを作り、子供が怖がりながらも手で捕まえた魚を竹串に刺し囲炉裏で焼き、地元農家の生野菜をいただき、自然の味をそのままに満喫しました。

その中でも衝撃的だったのが、地元で取れた新鮮なトウモロコシは生で食べることができ、あまりのジューシーさに普段はトウモロコシを食べない子供達もムシャムシャと食べていました。

食後の運動は、虫取りや川遊びで、地元の案内人の方がとても親切丁寧に子供達へ遊び方や虫の種類などを教えてくれたので、子供達は終始笑顔いっぱいに楽しんでいました。大人は自然に触れ合えたことでリフレッシュでき、さらに、自然の中で笑顔いっぱいに遊ぶ子供達の姿を客観的に観察することができ何よりも癒されました。
日常ではできない体験をしに、また田舎へ遊びに行きたいと思います。