So-netの森 森林整備活動2012.06

So-netの森 第10回活動レポート

6月9日(土)、今回で第10回を数える『So-netの森』の森林整備活動のため、長野県佐久市大沢財産区に34名で足を運びました。

今回は、昨年9月の活動で整備した通称「So-netの小径」と呼んでいるSo-netの森までの林道をさらに歩きやすくための活動を実施しましたが、残念ながら天候は終日雨模様となり、雨具を付けての作業となったため、いつもより大変な作業となりました。

森林整備活動(So-netの小径整備)

今回の作業は、「So-netの小径」整備です。昨年一部を整備してから、特に何も手を入れていないため、登り口の急坂が滑りやすかったり、間伐された枝等が放置されていたり、さらに雨の状況での作業等、困難な状況が待ち受けていました。

しかし、困難だったからこそ、歩きにくくなっていた小径整備の成果が見た目だけでなく、その場で体感することができ、参加メンバーの表情には達成感が溢れていました。

じゃがいも畑 草取り

4月に植えたジャガイモの畑で草取りと土かぶせを行いました。
通常、このような雨の場合は畑作業を行わないそうですが、今回の草取りを逃すと、夏の収穫もおぼつかなくなるため、みんな泥だらけになりながらも、なんとか草取りを終えました。夏の収穫が楽しみです。

昼食休憩

今回からは、食事班をもうけ、地元の大沢交流クラブの皆様と一緒に、地元食材を使って調理しました。
メニューは、タケノコの炊き込みご飯、味噌けんちん汁、ウドのてんぷらと酢味噌、クレソンのおひたし、蕗の佃煮、アカシアの花のてんぷら、朝獲りレタス 等、東京ではなかなか味わうことがない地元ならではの食材ばかりで、疲れが一気に吹き飛びました。

食事も一段落すると恒例の現地野菜争奪のジャンケン大会。
レタスやじゃがいも、タマネギなど地元産の野菜を大沢交流クラブの方とジャンケン勝ちぬけでお持ち帰りです。

リンゴの木 摘果作業体験

So-netのロゴを入れる予定のリンゴの木の「摘果」作業です。
農園の方の説明によると「受粉した花から実を結ぶのですが、最も中心の大きくて形の良いものだけを残して他を摘み取り作業をします。これを「荒摘果」といい、その後更に摘果作業を行った結果、一つ一つのリンゴが大きく、形よく仕上がることになります」とのことでした。収穫までの作業がとても大変であることを知りました。

おわりに

今回で、第10回となる森林整理活動ですが、回を重ねるごとに参加するメンバーも増え、会社としてこの活動がだいぶ定着していることを感じます。
これも、自然との触れ合いだけでなく、地元の人達の人情や人柄を知ることが出来、普段付き合いのない職場のメンバーと一緒になって困難な作業をするといった達成感があるからでしょう。
これからも地元の方々とのコミュニケーションを通して、森林保全に貢献出来ればと考えています。