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これまではドメインの仕組みについて学習してきました。
ここからは、オリジナルのドメインを利用することのメリット・デメリットについて学習しましょう。
オリジナルドメインとは、インターネット上で「世界でひとつだけ」のお客様だけが使用できる住所のようなものです。
先ずは、オリジナルのドメインを持つメリットについて見ていきましょう。
先ずオリジナルのドメインを持つ効果として
「覚えやすい」
というのがあります。
たとえば、プロバイダのホームページサービス(So-netの場合は「U-Page +」というサービスがあります)を利用してホームページを作成した場合、ホームページのURLは、
http://www***.upp.so-net.ne.jp/*******/ (「U-Page +」の場合)
となり、
URLが長く
なります。
(「www」の後の「***」や「/」の後の「********」が
覚えにくい
ことがあります。)
これを、たとえばryouta85kg.comというドメイン名で公開した場合、URLは
http://www.ryouta85kg.com/
となり、
短く、覚えやすく
なります。
また、メールアドレスの場合は、So-netの標準メールサービスの場合、メールアドレスは、
********@***.so-net.ne.jp
となり、こちらも長くなりますし(「@」の後の「***」が
覚えにくい
ことがあります)、
何より、@より前の「********@」の部分はドメイン名ごとにユニーク(唯一)である必要があるため、
取りたい名前が登録できない
場合があります。
これを、上記のようなryouta85kg.comというドメイン名を取得した場合、メールアドレスは、
********@ryouta85kg.com
となり、メールアドレスが
すっきり
します。
さらに、@より前の部分も自由に登録できるため、
覚えやすく
なります。
次に、ドメインを持つ効果としてサイトやメールアドレスの
「ブランド化」
が挙げられます。
たとえば、ホームページを上記のようにhttp://www***.upp.so-net.ne.jp/*******/で公開した場合、ドメイン名はso-net.ne.jpとなり、プロバイダのブランドであるSo-net.ne.jpというドメイン名が常に見えている状況になります。
また、メールアドレスについても、********@***.so-net.ne.jpとなり、常にSo-net.ne.jpというドメイン名が見えている状況になります。
自分が日々運営している
ホームページ
や友達などに教えている
メールアドレス
は愛着があればあるほど
自分だけの個性
を出して
カスタマイズしたい
と思うときがあります。(
ファッションへのこだわり
や、
パソコンのデスクトップをカスタマイズする
のと似ていますよね?)
そういう時などには、
「世界でひとつだけ」
のお客様だけが使用できるドメイン名を使うことで自身のホームページへの
こだわりや個性をアピール
することができます。
上記の例でいうと
となり、個性的なURLやメールアドレスになります。
個人のお客様にもオリジナルのドメイン名を取得するという傾向は大変多く見られますが、殊に、法人のお客様には
「必須のアイテム」
となりつつあります。
自社名のドメイン名
で会社紹介のホームページを運営するだけでなく、自社商品のドメイン名で商品紹介のホームページを運営する、といった活動も多く見られます。
また、ドメイン名が
「ブランド化」
に貢献することから、第三者が自社商品のドメイン名でサイトを運営した場合、一般のユーザからは非常に紛らわしい状況となり、犯罪の温床になることも懸念されます。そのため、
「商標の保護」
という観点から、新商品の発売前に商品名のドメイン名を先に取得する、自社ブランドのドメイン名をあらかじめ抑えておく、という活動も多く見られます。
この傾向から、昨今、法人のお客様による日本語JPドメイン名の取得が多くなってきています。
「プロバイダを乗り換えたいけど、
ホームページのURLやメールアドレスが変わる
のが不便」ということから、なかなかプロバイダを乗り換えられないお客様もいます。
法人のお客様で、
仕事で利用している場合はなおさら
ですよね。(パソコンのOSが、ドキュメントや購入したソフトが使えなくなるという理由から、なかなか乗り換えできないのと似ています。)
オリジナルのドメインを利用していれば、プロバイダのドメインに依存しないのでURLもメールアドレスも変更する必要はありません。(ただし、ホスティングのプロバイダを変更する場合は、コンテンツの引越しが発生します。)
これにより、
より良い条件のプロバイダへの乗り換えがしやすく
なります。
オリジナルのドメインを持つことによる効果として取り上げられる内容として
「スパムメール対策」
というのがあります。
スパムメールとは、だれ彼構わず大量にメールを送りつけてくる迷惑行為のことですが、送信対象としては、多数のユーザを管理しているドメイン名のメールアドレスに送ってくることが多いのが現状です。
そこで、大多数のユーザが利用するドメイン名のメールアドレスから 離れ、オリジナルドメイン名のメールアドレスを利用することで
「スパムメールの送信対象になりにくい」
という効果が期待できます。
2006年10月から開始された、携帯電話番号ポータビリティですが、電話番号はそのまま持って行けても、
メールアドレスは変更しなければいけません。
携帯電話会社に依存するメールアドレスも、オリジナルドメインのメールアドレスを利用することで、変更の必要がなくなります。(携帯電話のメール機能を使って、独自ドメインのメールアドレスは利用できませんが別途アプリケーションや携帯電話対応のWebメールの利用が可能です。)携帯電話のメールアドレスも便利ですが、もう一つオリジナルドメインのメールアドレスを友達に教えておくのもいかがですか?
最後に、日本語JPドメイン名についてご紹介します。
日本語JPドメイン名とは、ドメイン名の中に日本語を使用できるドメイン名のことでホームページのURLとしては使用できますが、メールアドレスのドメイン名としては使用できません。
ですが、先述の「(2) 個性を活かしたブランド化」で取り上げた「商標保護」の他に「広告効果」が期待されています。
たとえば、紙媒体の新聞や雑誌、電車の中吊り広告などでホームページに誘導していることが良くありますが、そこにURLを表示した場合、ユーザがパソコンのブラウザに直接URLを入力することになります。その時に http://www.so-net.ne.jp/ と表示した場合、アルファベットと記号の組み合わせということもあり、なかなか覚えづらいという問題があります。
そういった状況を克服するために、最近では「○○○ で検索」とか、携帯電話向けには「QRコード」で表現することが多いのですが、その一手段として日本語JPドメイン名を利用している例があります。
上記の例でいうと、http://www.so-net.ne.jp/ というURLは表記せず、http://ソネット.jp/ と表示することにより、視覚的に分かりやすく、覚えやすいURLを表示することができます。
Internet Explorer7.0以降のバージョンでは、この日本語JPドメイン名に標準で対応しており、これまで以上に日本語JPドメイン名が使いやすくなっています。
※Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
ドメインのメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか?
上の例は
「世界でひとつだけ」
のお客様だけが使用できるドメイン名を持つメリットの一例に過ぎません。お客様もオリジナルドメイン名のメリットを実感してみてはいかがでしょうか?
しかし、
オリジナルのドメイン名を持つことはいいことばかりではありません
。
デメリット
も認識し、
リスクを把握
することも重要です。
次は、オリジナルのドメイン名を持つことのデメリットについて確認しましょう。
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