2017年6月3日、今年1回目の森林整備活動を実施しました。ソニーネットワークコミュニケーションズ、ソニーモバイルコミュニケーションズ両社の社員・家族総勢65名が参加し、抜けるような青空のもと、植林と田植え体験、ビール工場の見学を行いました。
田植え体験
食事のあとは、田植え体験を実施しました。普段何気なく食べている米の栽培体験を通じて、「食」や「農業」について考えたり、水田に生息する「生きもの」や「植物」に触れることで生物多様性への関心を持ってもらったりすることが目的です。
大人はもちろんのこと、子どもたちもここまで泥に浸かる体験は珍しいようで、転ばないようにやや緊張しながらも、終始笑顔で作業を進めていました。また、中腰での作業は、なかなかの重労働です。まっすぐに植えたつもりが、仕上がりは…。今後の成長が楽しみです。
ビール工場見学
佐久地方は水資源が非常に豊かで、八ケ岳水系(軟水)の「So-netの森」周辺は日本酒造りが非常に盛んな一方、佐久平駅周辺は浅間水系(硬水)となりビール造りに適している地域だそうです。 軽井沢ブルワリーは2013年に設立。大手ビールメーカーの基準である年間200万Lという製造量に、地ビールメーカーとして初めて挑戦されました。最新設備を備えた工場は、非常に衛生的です。
労働のご褒美…というのは半分冗談ですが、豊かな自然の恵みを受けて製造された、できたてのビールは格別でした。
最後に
2010年より活動を開始した「So-netの森」の取組みも、今年8年目を迎えました。これまで、植林や下草刈り、除伐・間伐、枝打ち、地拵えなど様々な活動を実施し、合計約1万本の植林を行ってきました。一方で、樹木の成長には時間がかかるため、森林減少で排出されるのと同じ量のCO2を吸収するには数十年かかると言われています。今後も、地域の皆さんの協力を仰ぎながら、真摯に取り組んでいきたいと考えています。
ステークホルダーの皆さまには、本活動レポートを通じて、少しでも環境問題や佐久地域に関心をお持ちいただけると幸いです。