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2019年11月07日 18時00分発表

立冬(りっとう)


11月8日は立冬です。この日から季節は冬に変わります。立冬から来年2月3日の節分まで、暦の上では「冬」となります。
西日本などでは、まだ暖かい陽気となる日もあって、冬を実感するのはもう少し先になりそうですが、冬の訪れの早い北国や標高の高い山々からはすでに初雪や初冠雪の便りが届きはじめています。
さて、二十四節気の立冬から大雪(たいせつ)にかけての初冬の季語に、「冬浅し(ふゆあさし)」「冬めく」といった言葉があります。
今ではあまり聞かなくなりましたが、「冬浅し」とは、もう冬に入ったけれども一方でまだ秋に未練があるような、そんな気持ちをあらわした情緒的な言葉です。これといって目に見えるものではないけれど、感覚的に秋と冬との季節の変わり目を表現しており、趣を感じます。
また「冬めく」は、「冬浅し」の日よりもやや時間が経つけれど冬本番ではない、でもしっかりと冬を感じられるようになってきたことを表している言葉です。
「冬浅し」や「冬めく」など、短い表現の中にも、日本独自の繊細な季節感が含まれているのですね。

時雨のしくみ


時雨とは、晩秋から初冬にかけて降ったりやんだりする雨のことです。ちょうど今の時期に、日本海側の地域でしぐれることがあり、昔は陰暦10月(2019年は10月下旬から11月下旬ごろ)のことを「時雨月」ともいいました。
11月にもなると、西高東低の冬型の気圧配置になる日が多くなりだし、大陸から日本列島へ向けて冷たい季節風が吹くようになります。
冷たい季節風はもともと乾いた大陸から吹く風なので比較的乾燥していますが、日本海の上を渡ってくるときに、湿った風に変わります。これは、日本海が海面付近の空気に比べて暖かいため、水蒸気がたくさん供給されるからで、そのとき上昇気流も発生します。
冬の日本海の上昇気流は、一定の間隔をもって発生するため、この上昇気流によってできる雲も一定の間隔で行列をつくります。その姿は雲画像を通して筋状の雲として見ることができます。
これらの雲が地上を通過するときに雨を降らし、通り過ぎると雨は止み、時には日が差し込むこともあります。雨が降ったり止んだりする時雨のしくみは、日本海の雲の行列のためなのです。



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