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ズボラな人にこそ筋トレがおすすめな理由

筋トレ 2018.12.03 好きなものを好きなときに食べられる!ズボラな人にこそ筋トレがおすすめな理由

トレーナーの森 俊憲です。「昨日は豚の角煮が山のように盛られた角煮ラーメンを食べてきました」 私がそう言うと、多くのクライアントさんは目を丸くして驚きます。「そんな高カロリーのものを食べていいんですか!?」と聞かれること多数。私の答えはこうです。「もちろん。だって、食べたい時に好きなもの食べるのが食事の楽しみでしょう?」

好きなものを好きなときに食べる

好きなものを好きなとき食べる

この体をキープするため、日ごろから相当厳しい食事制限をしているはず、とみなさん思っているようです。
これこそ、筋トレに対する誤った思い込みや先入観と言えるものです。味も素っ気もない茹でた鶏肉だけを食べているアスリートや、水分の一滴まで我慢する減量時のボクサーなど、メディアが意図的にわかりやすく切り取った断片(ビジュアル)だけを見せられているせいで、引き締まった体を作り、維持するためにはそこまで過酷なことをしなければならないと思い込まされているのです。

筋トレで、ある程度の筋肉を手に入れられれば、好きな時に好きなものを食べられます。
理由は次の通り。
私たちの体は、口から入れた物のカロリー(摂取カロリー)と、日々の生活や運動で使ったカロリー(消費カロリー)の引き算によって、太る・痩せるが決まってきます。摂取カロリーのほうが多ければ太り、消費カロリーのほうが多ければ痩せる。とても物理的にできているのです。

筋トレは“足し算思考”

ダイエットは、消費カロリーをできるだけ抑えて痩せていきましょうという“引き算思考”ですが、これは人間の体の仕組みに沿ったものではありません。

筋トレは“足し算思考”

そもそも、私たちがなぜ食べるかといえば、活動的に頭と体を動かして、生産活動を行うためのエネルギーを取り込むためです。そこをセーブしてしまうと、動く元気もなくなり、基礎代謝がどんどん落ちてしまいます。
本来、必要な栄養が入ってこないことから、体は少ない栄養素をできるだけ貯めておこうとする。つまり、常に太ろう、太ろうと頑張ってしまうわけです。「太りやすい体質」はこうしてできあがっていきます。

一方、筋トレは、基礎代謝のエンジンとなる筋肉の量を増やしていくことで、消費カロリーを増やしていきましょうという“足し算思考”です。
筋肉量が増えれば、心身ともに活発になり行動力もアップしますから、当然、基礎代謝量は増えていきます。パフォーマンスのよいクルマは、それだけガソリンを食いますよね。同様に、快活に生まれ変わった体をキープするためには、むしろ積極的に食事を摂るべきなのです。

もちろん、深夜に高カロリーの物を摂り続けるなど乱れた食生活を続けていれば、いくら筋トレをしても効果は薄いかもしれません。しかし、ここが筋トレの面白いところですが、徐々にプラスに変化していく自分の体と向きあっているうちに、不思議と食生活にも気を配るようになっていきます。
「せっかく頑張ってトレーニングしたんだから、スナック菓子は避けておこう」
「体が欲しがっている気がするから、今日はたんぱく質を摂っておこう」
筋トレは、目に見える形で体の成長を実感できますから、自然と自分自身の体と対話できるようになるのです。

筋トレで筋肉量を増やそう

私の場合、現在の体を維持するためには、セーブするどころかしっかり食べないといけません。食べるなら、やはり自分の好きな物、美味しいものが食べたいと、グルメ情報を検索したりしながら、毎日の食事を楽しんでいます。
ちょっと食べ過ぎたなと思った時は、食べる量を制限するのではなく、動かす量を増やしてバランスを取るようにしています。
その際、「トレーニングするのがキツくなるな」とか「元に戻すのは大変だな」とネガティブにならず、「運動量を増やしたから、もっとパフォーマンスが上がるな」と考えます。
トレーニング同様、何事に対しても、あくまでプラス思考で。後悔や自己嫌悪からは、何も生まれません。

おわりに

「食べる」という行為は1日3回、必ずやってきて、しかも生きている間ずっと続く習慣です。カロリーの数字だけに神経質になり、ビクビクしながらその時間を過ごし続けていると、生涯に渡って蓄積されるストレスは一体どれほどのものでしょう。ただでさえ、ストレスフルな現代。食事の時くらい楽しく過ごしたいものです。

私自身、日々好きなものを食べながらも、自分で見つけた筋トレメソッドによってストレスや不安を全く感じること無く、「自分にとっての理想の体形」を維持しています。

これは何にも代えがたい一生モノの財産と言えるかも知れません。

筋トレはわずか5分からのペースでもしっかりと手ごたえを得られ、しかもご褒美に好きなものが食べられる。運動が苦手な人や、ちょっとズボラな人にこそお勧めしたいメソッドなのです。



TEXT:森 俊憲
PHOTO:PIXTA

森 俊憲(トレーナー)

株式会社ボディクエスト代表
ボディデザイナー
All About 「筋肉トレーニング」オフィシャルガイド

会社員として働きながら、学生時にトレーニングで培った体を維持するため確立させたノウハウを、広く世に広めるべく、2007年株式会社ボディクエスト設立。自らの実体験に基づきメソッド開発したオンライン方式のパーソナルトレーニングプログラムにて、これまでに12,000名以上のカウンセリング、指導を行う。
企業向け健康指導や各種メディア出演・企画監修等、幅広く活動中。「へやトレ」(主婦の友社)、「読む筋トレ」(扶桑社)など著書多数。

 

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