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案内人 岩崎公彦 自然案内人(原村)

五感を使った自然あそび教えるネイチャーゲームリーダー

移住するに至った理由、そして「ネイチャーゲーム」という活動について伺いました。

岩崎さんは2016年の3月に原村に移住。東京でデザイン事務所を経営し、自らもアートディレクター、グラフィックデザイナー、写真家としても二拠点生活を送っています。

岩崎さんが原村に移住を決めたのは、原村役場の移住ツアーに参加したのがきっかけですが、そのツアーから移住までわずか7ヶ月という行動力でした。

なぜそんなに早く移住することができたのでしょう?

若い時から八ヶ岳に遊びにきていたことがあったんですが、実際にツアーに参加して原村の景色の抜け感が素晴らしかったので、やっぱりここに住みたいなーと思いました。ただ、大勢でのバス移動だったんでゆっくり原村を見ることができなかったんです。それで、そのあとすぐに原村を訪れ、持参した自転車で走りまくったんです。それでもう住む、と決めました。最初は賃貸の家を探していたのですが、さらにバスツアーで出会った方が原村でシェアハウスを経営すると言っていたのを思い出し、その方を訪ねたんです。それが縁でシェアハウスに住むことができました。色々なタイミングがピッタリとあって7ヶ月という速さで二居住生活をスタートすることができたんです。

ネイチャーゲームリーダーという活動を始めたきっかけは?

ネイチャーゲームリーダーについて知ったのは原村に移住してからです。もともと自然が大好きだったのと、人を喜ばせることが大好きだったのでこの活動を知った時はこれしかない!といった感じで勉強会に参加しました。

ネイチャーゲームというのは、簡単にいうと自然をつかったゲームですが、その時の自然環境、参加者で工夫し、知恵を絞ってとにかく遊びを共有することです。コンテンツは160以上はゆうにあります。例えば、同じような葉っぱを集めて神経衰弱をやったり、サウンドマップといって聞こえる音を絵にするゲームもあります。葉っぱ、木という森の中にあるもので無限に遊ぶことができるんです。自然を使った遊びを知ると、心も豊かになるし、なにより五感が研ぎ澄まされます。太陽の下で食べるといつものお弁当やコーヒーが美味しくなるのは自然の中だと五感が研ぎ澄まされているからだと思うんです。こんな活動をしていると、人間も自然の一部なんだ、という気持ちが芽生えます。こんな豊かになれる気持ちを子どもたちとも共有したいし、なにより色々なゲームを通じて楽しい時間を過ごしたいと思っています。

お気に入りの場所は?

それはやはり森ですよね。原村に移住してから歩いて1分で自然文化園ですし、少し車を走らせるだけで素晴らしい自然がみえます。

身近な自然全てがお気に入りの場所です。毎日、お気に入りを見つける楽しみは、宝探しを毎日しているような感覚でとても贅沢に感じることができます。

遊びに来てくれるみなさんへ

とある勉強会で今は公園に子どもがいない、ということがテーマに上がっていました。田舎の子どもも都会の子どもも塾やゲーム(笑)に忙しい時代なんだそうです。そんな子どもたちや子育て中の親世代の方たちにネイチャーゲームというツールを共有し、自然で遊ぶ楽しさをぜひ知っていただきたいと思っています。葉っぱの形、木々の匂い、季節の香り、鳥のさえずり。全てが私たち人間に潤いを与えてくれます。

まずは気軽に参加していただき、自然の中にいる喜びを五感で感じてもらいたいと思っています。

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