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絵本作品紹介

おいてけ堀

おいてけ堀

ある下町のそば屋で、佐吉が語る「おいてけ堀」の話。堀の近くを通り過ぎると、かごの中の魚が消えてしまうという。作り話だと、常連の客たちが佐吉を責めて…。ぽんぽんと交わされる下町言葉の応酬は、聞いてるだけでも楽しくなります。

文:坂本のこ、絵:下谷ニ助、音楽:南木直樹、声:安原義人、制作:北島佳子、英語訳:マーク・ダンカン

お話をみる ゾクゾクつぶやく

作者のことば

江戸時代に、本所(現在の東京都墨田区の南部地域)に流れた怪異の噂話をまとめて『本所七不思議』といいます。
「七不思議」というくらいですから、不思議が七つあるわけですが、実際にはそれ以上の数の話があります。不思議の数が八つ以上になることはないようですが、ひとつかそれ以上の不思議が入れ替わることはあります。
なんと言っても噂話ですから、同じ不思議であっても、その内容が微妙に違っていることもあります。
七不思議なのになぜ八つもあるのでしょうか? それが、もっとも不思議なところです。
わたしにとって一番身近な話が、この『おいてけ堀』です。
今はもうありませんが、子どものころは『錦糸掘』と呼ばれていて、すぐ近くに住んでいました。
「おいてけ〜、おいてけ〜」と、話をしてくれた祖母の声が、今でも耳に残っています(坂本のこ)

About "Oiteke Bori"

Sakamoto Noco

The bizarre rumors that spread around Honjo (now the southern part of Sumida in Tokyo) during the Edo period are known as "The Seven Mysteries of Honjo" (Honjo Nana-Fushigi).
Among these, the story of "Oiteke Bori" is the most familiar one to me. A small waterway called Kinshi Bori was in the neighborhood of my childhood home. This was the actual "Oiteke Bori".
Rumors being what they are, the storyline tends to subtly change with the teller. Thus, there is no official version of the tale.
I can still hear my grandmother saying "Oiteke! Oiteke!" in her telling of the story.


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