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絵本作品紹介

かえるの若君

かえるの若君

魔法をかけられ、かえるに姿を変えられた若君を救うには、お姫さまの力が必要でした。その魔法の解き方というのが、ちょっと風変わりで…。ユニークな、イラストとかえるのぬいぐるみの合成写真もお楽しみください。

文:立原えりか、絵:小湊好治/GAMO (カエルぬいぐるみ制作)/林田 澄人 (写真)、音楽:小倉祐一/大輪茂男 (音楽監修)、声:安原義人、制作:中田薫

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作者のことば

 原話はグリムの「蛙の王さま」ですが、登場する蛙の個性(特製のぬいぐるみ)に合わせて、時代と場所を置き換えてみました。この話の特徴は、魔法の解き方です。おおかたの話では、「悪い魔法」にかかって変身させられていた者が、「良い行い」によってもとの姿を取り戻します。「美女と野獣」でも「六羽の白鳥」でも、思いやりの優しさと善意が魔法に打ち勝ったのでした。ところがこの話で魔法を解くのは蛙に対する憎しみと暴力です。力まかせに叩きつけられた蛙が美しい王子に変わる場面が新鮮に感じられるのは、魔法の解き方でした。王子を見たとたんに結婚してもいいと思うほど好きになってしまうお姫さまは現実的で、若い娘の気持ちをよくあらわしています。自分に正直な人が、結局は幸福になれるということかもしれません。 (立原えりか)


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