インタビュー 2018.06.21 「高パフォーマンスなマシンを、
必要な時に必要な分だけ利用できる」

CGや画像のレンダリングを行う際に必要となるマシーンリソースをクラウド型で提供するSo-net for Bizの「レンダリングシェアードサービス」について、法人サービス事業部門ソリューションサービス部で法人営業を担当している原さんに話を聞きました。

Q1 レンダリングシェアードとはどのようなサービスですか?

CGや画像を制作する際にレンダリングが必要になるのですが、このレンダリングを行うには高性能なマシンが必要になります。このレンダリングをする際に必要となるマシンリソースをクラウド型で提供するサービスが「レンダリングシェアードサービス」です。

これまでのレンダリングはコンピューターに搭載されたGPUを使ったスタンドアロン型が主流でしたが、レンダリングシェアードサービスはGPUリソースをクラウド型で利用します。これはリモートレンダリングといって、作業をするコンピューター側にはレンダリング処理をするためのGPUリソースが不要となり、レンダリング以外のデザイン処理や描写に注力できるため、負担がかからないというメリットがあります。

また、ネットワーク的にもレンダリングシェアードサービスは、すべてのデータをアップロードせず、レンダリングに必要なデータだけをアップロードする仕組みとなっているため、ネットワークにも大きな負荷がかかりません。

レンダリング用のコンピューターは、企業の規模によっては、自社で高額な機器を数十台も購入・設置し運用されているケースもありますが、24時間365日、常にフル稼働させているケースは少ないと思います。自社で資産を持ちたくない・システム運用をしたくない、使いたい時に使いたい分だけ利用したいというニーズがあり、その要望に応えたのが、このレンダリングシェアードサービスです。So-net for Bizのサービス紹介ページにあるように、「高パフォーマンスなマシンを、必要な時に必要な分だけ利用できる」ため、処理時間の短縮と費用の削減が可能です。

Q2 なぜ、So-net for Bizでサービスを始めたのですが?

So-netのメインビジネスはインターネットサービスプロバイダであり、サービスを運営するためのデータセンターやネットワーク網を所有しています。レンダリング処理にはネットワーク負荷がかかるのですが、So-netは高品質で高帯域なネットワークを保有しているということもあり、そのネットワークの強みを生かスことが出来ると考え、サービス展開を開始しました。

Q3 どのようなお客様にご利用いただいていますか?具体的に声があればお聞かせください。

主なお客様は、ゼネコン(総合建設業)やゲームなどのCG制作会社です。

これまで、ゼネコンでは建物の建築前に実物のモックアップを制作して、色や形状の確認を行っていました。

例えば、ビルの一部を実物大で実際に建ててみて、壁の色や形状をシミュレーションするとします。一部分とはいえ、建物を実際に建てるというのは費用と時間がかかります。また外壁の色は光の加減で見え方が変わってきます。朝と夜でも違いますし、季節によっても当然変わってきます。モックアップでは朝と夜の色味は確認できますが、季節や天気による見え方までは確認できません。
そのため、CGを使ったデジタルモックアップでの確認に業界的に業務が変わってきました。

物理ベースのアーキテクチャ可視化

デジタルモックアップでは、実際の建物の設計図面からCGをおこし、コンピューター上でシミュレーションして確認する、という作業が必要になりますが、この「設計図面からCGをおこす」時にレンダリングシェアードサービスをご利用いただいています。
これまでは数日かかっていたレンダリング作業が数時間で可能になり、時間を大幅に削減できるようになりました。お客様からは、修正作業なども迅速に対応できるようになったので、エンドユーザーからの様々な依頼にも迅速に対応できるようになったという声もあります。これまでは、エンドユーザーからの修正依頼があった場合には、オフィスに一度持ち帰って作業し、また数日後説明に伺う、という流れだったのですが、場合によってはエンドユーザーとの打ち合わせ内でリアルタイムにレンダリング処理を実施することにより、その場で色や形状を変えて確認頂くという対応が可能となり、そういった作業時間が短縮できるようになったそうです。

また、CG制作会社の場合は、提案用のデザイン案の制作時に、これまでは1~2枚程度の提案画像しか準備できなかったそうですが、今では5枚、10枚と多くのデザイン案を短時間で準備できるようになり、クライアントへより良い提案ができるようになったと聞いています。

ワークスタイルの変化もあると聞いていますね。これまではオフィスに設置した大きなワークステーションで作業していたのが、客先や自宅、また外出先でタブレットなどでも作業が可能になったのです。レンダリングシェアードはインターネットに接続された環境があれば利用できるサービスなので、場所や時間を問わずに作業ができるようになりました。例えば、タクシーでの移動中にもインターネット環境さえあればレンダリングシェアードを利用して図面やデザインの制作作業ができる、というわけです。

Q4 NVIDIA Quadro VCAの特徴を教えてください。

レンダリング専用のハードウェアで、NVIDIAハイエンドGPUを8枚搭載、CUDAコア数は合計24,576ユニットと高スペックなモンスターマシンです。ハイエンドGPUを1台のマシンで8枚搭載できるハードウェアはなかなかありません。購入すると 数百万規模となり、高スペックなマシンを求めるユーザーや大企業はQuadro VCAを自社で購入するところもあると思いますが、電力や空調、またシステムの運用など維持費もかなり高額になると思います。

Q5 データセンターでは、どのくらい安全に管理されているのですか ?

シェアードサービスなので他のユーザーと機器を共有する点を気にされるお客様もいらっしゃるかと思いますが、全てのデータをアップロードする訳ではありませんのでクラウド側ではデータの中身は分からないのと、レンダリング処理が完了すると基本的にはアップロードされたデータは削除されますので、データセンター側には残りません。

Q6 導入に関するコンサルティングも実施されているのですか?

ご利用いただける環境に条件がありますので、まずはお客様環境のヒヤリングを行います。VCAが使用できるレンダラーは基本はIrayとV-ray RTですので、これらをお持ちでない場合はレンダラーの販売も対応しています。また、お客様先のネットワークセキュリティの関係でレンダリングシェアードサービスへアクセスできない際は、お客様と一緒にトラブルシューティングを実施したりと、きちんとサービスをご利用頂けるまで弊社技術担当がサポートしています。

Q7 大口利用などのディスカウントはありますか?

はい、ご利用の期間や台数などに合わせてご用意しています。GPUでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

Q8 今後利用してほしい業種などがあれば教えてください。

レンダリングシェアードサービスはフォトリアルなCG描写に強いため、最近急速に広まっているVR技術にも対応可能です。ぜひ幅広い業種の皆様にもご利用いただきたいと思います。

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