スマホを使っているとよくあるのが、アプリをたくさん立ち上げてしまうこと。あれをやって、これを調べてと、どんどんアプリを起動させた末に、動作が重くなったということはありませんか?
スマホのアプリは、ホームボタンを押して終了したように見えても、バックグラウンドで待機状態になっています。ですから、すぐに同じアプリを起動することができて便利なんですが、この待機状態のアプリが多いと、動作が重くなったり、電池の減りが早くなったりといった弊害が起きてきます。
こうした状況を避けるためにも、しばらくは使わないアプリはきちんと終了させておきましょう。
ホームボタンを2回クリックすると、画面下に起動中のアプリが並んでにゅっと出てきます。
※OSのバージョンによっては、操作方法や表示などが異なる場合があります。
アイコンを長押しするとアイコン自体がぷるぷる震え始めます。左上にマイナスマークが出るので、終了させたいアプリのアイコンをタップすればOKです。
※OSのバージョンによっては、操作方法や表示などが異なる場合があります。
操作は簡単なのですが、一度にたくさんのアプリを同時に終わらせることができないので、1つずつポチポチと押していきましょう。
※OSのバージョンによっては、操作方法や表示などが異なる場合があります。
「最近使ったアプリ」という画面を呼び出してタスクキルを行います。ホームボタンの右にある、四角が2つ重なったようなマークのボタンを押したり、ホームボタンを長押ししたりすると呼び出すことができます。
この画面で、起動中のアプリが一覧表示されますので、終わらせたいアプリを右にフリックして終了させます。また「すべて消去」を選択すると、一気にすべてを終了させることができます。
※Androidのバージョンや機種によっては、操作方法や表示などが異なる場合があります。画像はAndroid4.0です。
iPhone、Androidどちらの場合も、基本機能であるこれらを使うことで充分なのですが、「タスクキル」「タスクキラー」といった名称のアプリも存在します。どのアプリを終了させるかを選べたり、アプリ自体は終了させず、使っていないメモリを解放して動作を軽くしたり、動作の軽さをグラフやイラストで紹介するといったものなど、さまざまです。
まずはスマホの基本機能を使って、慣れてきたら「App Store」や「Google play」から無料アプリをダウンロードして使ってみましょう。さらに高機能なものが欲しければ、有料アプリを試してみるのもいいかもしれません。
また、タスクキルはもちろんですが、電源のオンオフ、つまり再起動をしてみるのもよいでしょう。不要なアプリを終了させても、メモリの解放を行っても、ずっと使い続けているとどこかしら不具合が出てくることもあるかもしれません。
毎日とは言いませんが、週に一度くらいは再起動をして、快適に使い続けられるようにしておきましょう。
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