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ゴールデン旧車倶楽部

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【日本カーオブザイヤーに選ばれた名車達】フロントミッドシップを可能にした“トヨタの天才タマゴ”初代エスティマ

■誰にも似ていない特異なボディレイアウトは、注目の的!

・モデル名 :エスティマ
・世代/形式:初代/TCR10W/20W型系
・メーカー名:トヨタ
・販売時期 :1990年~1999
・第11回COTY(1990-1991)特別賞受賞車

第11回日本カー・オブ・ザ・イヤー「特別賞」を受賞したトヨタ・エスティマ初代

今回の車は、第11回日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞したトヨタの初代エスティマです。

初代エスティマは高性能ニューコンセプトサルーンというミニバンの新カテゴリーを日本に登場させた、記念すべき一台とも言えるもので、1990年から1999年まで販売されました。

 

初代エスティマは、トヨタが北米に設立したデザインスタジオであるキャルティ主導で進められ、日本国内で販売開始する2ヵ月前には、プレヴィアという車名で先に北米デビューを果たしています。

デザインコンセプトは「エッグ・オン・ア・ボックス」で、丸いタマゴのような独特なシルエットが特徴で、北米市場を意識したものでした。

当時としてはかなり大きなボディでしたが、このワンモーションフォルムのおかげで、柔らかく優しい印象を与えていたのです。

 

初代エスティマは、エンジンをフロア下にミッドマウントさせるという、これまでの常識では考えられないレイアウトを持ち、エンジンを75度も横に傾けて搭載していました。

これによって床の出っ張りをなくし、さらに4速ATはコラムシフトにすることでウォークスルーも可能でした。

駆動はFRと4WDの2種類があり、フロントはマクファーソンストラット、リアはダブルウィッシュボーンの4輪独立懸架を採用。前輪が運転席前方にあるため、今までのミニバンにないアンダーフロア型のミッドシップレイアウトとなり、サルーン並みのハンドリングを実現しています。

 

ただ、エンジンは直列4気筒DOHCの2400ccとボディサイズにしては少々頼りないもの…これはもともと新設計の2ストロークエンジンを搭載する予定だったものの完成に至らなかったためで、エンジンルームのスペースが狭く、大きなエンジンは入らなかったのです。

パワーを補うためにも1994年にはスーパーチャージャー仕様が追加されました。

 

1999年にはフルモデルチェンジが行われ、2代目エスティマとなりました。FF/4WDに変更され、より大きいエンジンも搭載可能となり、直列4気筒2400ccに加え、V型6気筒3000cc、さらにはハイブリッドも加わっていったのです。

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クイズ☆エンスーとらのあな

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昔のワンボックスカーというと商用車とほとんど変わらなかったけど、エスティマは未来っぽくて当時からカッコよかったな・・・と思い出したIT。

おやじ達にアテられてすっかり旧車に興味深々になってきたITといっしょに、マニアックなクイズに挑戦しましょう!

 

【問題】

乗用車では初のフロア下ミッドシップ構造となった初代エスティマ。

実はそれまでも、軽貨物などの中にもいくつか前後車軸の間にエンジンを搭載するミッドシップレイアウトの車種がありました

以下のうち、それに該当するのはどれでしょうか?

 

・ホンダ アクティ(初代)

・ダイハツ ハイゼット(初代)

・スバル サンバー(初代)

回答は「倶楽部ミーティング」の下にありますよ♪

倶楽部ミーティング

少佐 初代エスティマはワンボックスの概念を打ち崩したよね。

旦那 初めて見たときはあのタマゴ型には驚きましたし、ミニバンなのにたくさんのカスタムパーツが出たことにも2度びっくり*oдO○)オドロィタァ

少佐 そうだよね。あのミニバンブームはなんだったんだwww
しかもみんなマイルドヤンキーだったし(・・?

旦那 当時はマイルドヤンキーなんて言葉はなかったですよ( ・_・)σ゙ツンツン

少佐 そうだった(´-ω-`;)ゞポリポリ
エアロをまとって、ベタベタにシャコタンにして、デカイホイール履かせてね。

旦那 快適なはずのミニバンをあえて乗りにくくして家族に怒られたり(。・w・。 ) ププッ

少佐 まあ、人それぞれ好みがあるからカスタムに正解はないんだけどね(´_ゝ`) イインダヨ
初代エスティマが登場した1990年代前半はディスコがあってお立ち台ではワンレンボディコンがジュリ扇を振っているなんて異常な時代だったなぁ…

旦那 確かにすごかったですね(=o=;)
でも今じゃ残ってるのはエスティマくらいですね…ここまで長く続くなんて「おったまげー」って感じですねwww

少佐 ( ゚д゚)ポカーン

oldcar20180627-3

【回答】

ホンダ アクティ

 

アクティはホンダを代表する軽バン/トラックのロングセラーモデルですが、そのルーツはホンダ初の軽トラック・T360です。その後継モデルであるTN360は、FF横置きエンジンのの軽4乗用「N360」の強力なドライブトレーンをそのまま後輪駆動トラックに流用。そのため、エンジンは必然的に前後車軸の間に配されることになり、ミッドシップレイアウトとなったのです。

この特異な設計は、何度かのモデルチェンジを経てアクティに受け継がれています。

 

余談ですが、FF横置きをリアにごっそり配置してミドシップ化するのって、あのルノー5ターボやトヨタMR2と同じ発想ですね。

次回は「懐カー徹底解剖」です。 お楽しみに!

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