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懐カーコレクション

【今日の懐カー】豊かなカーライフを予感させるハイオーナーカーとして企画された初代ローレル 2000GX/日産

■流れるウィンカーに釘付けにされるバックシャン
・モデル名 :ローレルHT 2000GX(初代・C30型)
・メーカー名:日産
・年式   :1970

・撮影場所 :横浜ヒストリックカーデイ2017

・撮影者  :会長

ハイオーナーカーにはファントムトップがよく似合う

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1968年、3代目ブルーバード510型より上のグレードで、法人や公用車のニーズも多い2代目セドリック(130型)とは異なり豊かな個人ユーザーをターゲットにした「ハイオーナーカー」として世に出た初代ローレル。

いわゆる「マイカー」もファミリーユースを中心としていたが、それとは違いパーソナル感を打ち出して従来とは異なるオーナーカー像を提案し、それが広まるキッカケになったんだ。

 

デビューから2年後の1970年に追加された2ドアハードトップは、日産初のピラーレスハードトップ車だ。さらにオプションで設定された、ルーフを皮革風の素材で覆った「ファントムトップ」はハイオーナーカーならではの装備で、さらに1段上のハイクラスなカーライフを予感させる。

よくアメリカ車のフルサイズ2ドアクーペなどに見られたドレスアップ手法で、金属ルーフ(ハードトップ)をソフトトップ風に見せるカスタムと言える。

 

これは特に欧州車の高級ブランドで、セダンよりカブリオレのほうが上級とされていたことをオマージュするものと言われている。

もっといえば、貴族が馬車に乗っていたような時代、後ろのオーナーが座る席の部分だけがソフトトップが掛かるようになっていた(もちろん馭者はフルオープン)ことに倣っているものだ。

 

アメリカ車といえば、初代ローレルの特徴のひとつがリアのウィンカー一体式コンビネーションランプだ。

赤一色で3つ並ぶランプは、アメ車によくみられるウィンカー使用時にランプまるごと点滅するタイプだ。つまりブレーキランプとウィンカーが共用になっていて、右左折時にブレーキを踏むとウィンカーが優先される。

 

しかもこれ、3連シーケンシャルランプといわれる、早い話が「流れるウィンカー」になっているんだ。そういえば最近、前後にLEDの流れるウィンカーを装備している新型車がいくつか見られるね。

共用タイプは、現在の法規では新しく作ったりカスタムで装備することはNGのようだ。

 

給油口がナンバープレートの後ろに隠されているのも特徴のひとつだね。

ボディラインに余計なフタをつけるのなんか、ハイオーナーカーには無粋ということだろうか。

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