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2019年10月26日(土)

FREAKS Vol. 289(2019/10)より 〜革新の追求〜

「これからも、ともに勝利と感動を分かち合うために」

(株)鹿島アントラーズFC
代表取締役社長 小泉文明

 日本製鉄株式会社から株式会社メルカリへの経営権移譲にともない、8月30日付で株式会社鹿島アントラーズFCの代表取締役社長に就任いたしました。Jリーグのなかでも屈指の伝統と実績のあるアントラーズの経営を任される立場となり、大変うれしく、光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。ファン・サポーターの皆様とともに勝利と感動を分かち合い、ホームタウンを中心と
したこの地域への貢献に力を尽くし、常勝軍団としてアントラーズを発展させていくことが、私自身の使命と感じています。

アイデンティティーの半分はこの地域にある

 私の父はホームタウンである行方市(当時麻生町)の出身で、子どものころからこの地域に遊びに来ていました。現在も兄の家族が行方市に暮らしているので、年に数回は足を運んでいます。私自身の出身は山梨県ですが、アイデンティティーの半分はこの地域にあると感じています。

 湖しかないと感じていた地域に、アントラーズが誕生したのが中学1年のときでした。Jリーグ開幕前に行われたカシマサッカースタジアムのこけら落とし(vsフルミネンセ/1993年5月4日)を観戦し、ジーコのプレーに感動。それ以来、サッカーの魅力にどっぷりとはまり、アントラーズのファンとして応援してきました。何もなかった町に、日本で初めての屋根付きサッカー専用スタジアムができて、すばらしいクラブハウスができた。Jリーグ初年度のチャンピオンシップ(vsV川崎)も国立競技場で観戦しましたが、アントラーズの戦いは子どもながらにも誇らしく感じるものでした。その後、アントラーズの躍進とともに地域が発展していく様子を見て、サッカーが持つ普遍的な魅力、地域に愛されるクラブが存在する誇りを感じていました。

 2016年のクラブW杯決勝(vs R・マドリード)を観戦したことがきっかけで、メルカリとして3年間、アントラーズをスポンサードしてきましたが、ユーザーやファン層の拡大、ブランド価値の向上など、多くのメリットを享受することができました。メルカリは設立6年半ほどの会社です。アントラーズとともに歩んでいくことが、今後、50年、100年と続いていく礎になると考えたことが、今回経営権を取得するきっかけとなりました。

テクノロジーの導入でクラブに革新をもたらす

 サッカー界を取り巻く環境は、この数年で劇的に変化しています。変化にはリスクがつきものですが、私は革新のチャンスとしてとらえています。メルカリを経営する以前、私はミクシィという会社を経営していましたが、メルカリとミクシィは純粋に日本で生まれ極めてまれな成功を収めたサービスを生みました。スマートフォンなど、新しいテクノロジーの登場というリスクはあったのですが、それをチャンスとして乗り越えることで成長を遂げてきました。サッカービジネスにおいても当然リスクはあるわけですが、必ず変化はチャンスをもたらすと確信しています。

 チームの強化に関しては、これまでどおりジーコの教えをしっかりと守って、フィロソフィーや方針を変える必要はありません。当然ですが、チーム名やホームスタジアム、ホームタウンを変えることも考えていません。私としては、アントラーズが築いてきた常勝軍団という伝統をしっかりと守り、継承していくことが大切だと考えています。一方で、事業面においては変化に対応し、これまでのノウハウを継承しながらアップデートをかけ、次の時代に合う事業会社を作っていくことが、私たちに課せられた使命だと感じています。

 私がアントラーズに提供できる大きなメリットは、テクノロジーです。インターネットを使えば、日本全国のファン・サポーターをつなぐことはもちろん、世界中とエンゲージメントすることができます。ファンベースを拡大するために、新しい形のファンクラブを提案したり、テクノロジーを活用して、試合前のスタジアムで過ごす時間に変化をもたらしたり、渋滞解消に役立てたり、アイデアはどんどん湧いてきます。事業で収益を上げることが、より強いチームを作ることにつながります。私は常勝軍団として確固たる地位を築いて、世界に出ていきたい。アントラーズをヨーロッパの一流クラブと伍して戦えるクラブに育て上げたいと考えています。私自身の考えで大物外国籍選手を獲得するようなことはありませんが、強化から必要と話があれば、前向きに検討します。そのためにも資金を潤沢にし、より強いチームを作る基盤を築きたいと考えています。

 メルカリでは三つのバリューと呼ばれる行動規範を大切にしてきました。一番大事なことは「Go Bold」。ミッション達成のために、大胆にやろうということです。二つ目が「All for One」。成功のためにみんなで手を取り合う。三つ目が「Be a Pro」。プロフェッショナルとして、一流であれということです。アントラーズでもこの三つの考え方を大事にして、経営を回していきたいと考えています。経営においては、何をやるのかと同じぐらい、何をやらないかという判断も極めて重要です。状況をとらえ、的確に意思決定をしながら、最短距離で進めてまいります。アントラーズが掲げる「Football
Dream」の実現に向けて、変革をリードし、世界を代表するクラブを作っていきたいと考えています。

今後とも、皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

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