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自宅にWi-Fi環境を構築するには
(契約から工事の流れまで)

(2018.02.09 掲載)

水道・ガス・電気とならび、近年ではインターネットが生活に必要な設備として考えられるようになりました。引っ越しや新たな住宅の購入など住環境が変わるタイミングにあわせて、自宅にWi-Fi環境を構築しようとしている方は多いかもしれません。また、工事費用や機器の購入費用なども、多くの方が気になる問題です。
そこでこのページでは、インターネットの契約からWi-Fiが利用できるまでの一般的な流れを、開通までの期間や機器の費用を含めた初期費用についても触れながらご説明していますので、これから新たな環境でWi-Fiを利用したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

契約申し込みから設置完了までの流れとかかる期間・費用

住宅にWi-Fi環境を構築するための流れや設置完了までの期間・費用は、住宅の種別によって異なります。
一般的な戸建住宅(持ち家)と、集合住宅(アパート・マンション)を例に、契約申し込みから設置までの流れ・期間・費用をご紹介します。

戸建住宅(持ち家)の場合

戸建住宅では、回線設置予定住宅の配線状況に応じて工事内容が決まり、それにともなって費用も変わってきます。
工事内容や流れ、開通までの期間や費用の目安についてご説明します。

【環境構築までの流れ】

戸建住宅にWi-Fi環境を構築する場合、最初のステップとして光ファイバーケーブルを自宅まで引き込む「開通工事」が必要です。工事といっても契約に加えて面倒な手続きはありません。多くの場合は光回線の申し込み後、業者から来る電話にて工事日程の調整が行われます。開通工事後、業者の作業が完了してプロバイダから支給されるモデムを接続すれば、ひとまず有線でインターネットを利用できる環境は整います。

無線でインターネットに接続できるWi-Fi環境を構築するためには、さらにWi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターは業者からレンタルできることもありますが、通信速度や安定性に大きな影響を与えるため、ご自身でWi-Fiルーターを選び、購入される方も少なくありません。Wi-Fiルーターとモデムを接続して設定を行えば、Wi-Fi環境は完成です。
その後はインターネットを利用するデバイスごとに接続設定を行えば、インターネット通信を楽しめます。
以下に、おおまかな流れをまとめます。

  • 1申し込み後、業者から来る電話にて工事日の日程調整
  • 2必要に応じて業者による派遣工事を実施
  • 3モデム・Wi-Fiルーターなど各種機器の設定

【環境構築に要する期間】

業者の状況や工事内容によって異なりますが、戸建住宅にWi-Fi環境を構築する場合は3週間~1カ月程度の期間を要するケースが一般的です。
多くの方が工事を希望される土日はとりわけ予約が混み合います。インターネットの利用開始希望日から逆算して、遅くとも1カ月前程度に契約申し込みを済ませておくようにしましょう。多くの場合、開通工事は1時間程度で終了します。
あらかじめWi-Fiルーターを用意しておけば、その日のうちにWi-Fi環境を構築することも可能です。
なるべく早くインターネットを利用したい場合は、Wi-Fiルーターを用意し、設定方法を確認しておくことをおすすめします。
以下に、戸建住宅のWi-Fi環境構築で必要となる期間のポイントをまとめます。

  • 開通工事の予約が必要なため、遅くとも利用開始希望日の1カ月前程度に契約申し込みをしておくのがおすすめです。
  • 配線の状況にもよって異なりますが、開通工事は1時間程度で完了します。
  • Wi-Fi環境を構築してすぐにインターネットを利用したければ、あらかじめWi-Fiルーターを用意し、設定方法を調べておくと安心。

【環境構築にかかる費用】

Wi-Fi環境構築までの代表的な費用としては、工事費用があげられます。
屋内に配線を新たに設置する場合、工事費用の目安は15,000〜25,000円程度です。
住居内に既設の配線があれば大規模な工事は必要ないため、工事費用は5,000〜10,000円程度です。
また、利用開始する住宅の環境によってはすでに回線の準備が整っているケースもあります。その場合は局内工事(無派遣工事)のみが実施され、2,000円程度の工事費用が発生します。
工事の日程は調整可能ですが、土日祝日や早朝・夜間・深夜に工事日時指定する場合は追加料金が発生します。
また、派遣工事員が現地で回線の調査を行ったのち通常よりも大規模な工事が必要と判断されれば、上述した料金に追加費用が発生する場合もあります。工事費や初月の利用料金に合算して請求されますが、業者によっては分割での支払いが可能です。

また、Wi-Fiルーターを個人で用意する場合はその購入費用も発生します。通信速度や安定性など求めるスペックによってWi-Fiルーターの価格は変わってきますが、3,000~20,000円が相場です。Wi-Fi環境にどの程度の快適性を求めているかによって、購入するWi-Fiルーターを検討しましょう。

戸建住宅に回線を設置する一般的な工事を土日指定で実施し、5,000円程度のWi-Fiルーターを用意した場合の費用を計算してみましょう。
25,000円(回線工事費)+3,000円(土日祝に工事を指定する場合に発生する追加費用の目安)+5,000円(一般的なWi-Fiルーター購入費用)=32,000円

※上述したのはあくまで目安です。また、業者からの初月請求には契約初月のみ発生する「契約事務手数料」と、月額料金の日割りが合算されます。

集合住宅(アパート・マンション)の場合

アパートやマンションなどの集合住宅の場合、戸建住宅のような光配線以外にも電話回線を利用するVDSL方式や、LANケーブルによって各部屋へと回線を届けるLAN方式が導入されているケースが考えられます。それぞれの方式について、Wi-Fi環境構築までの流れや期間、費用についてご説明しましょう。

【環境構築までの流れ】

VDSL方式、LAN方式ともに環境構築までの流れにおいて大きな違いはありません。申し込み後は、住宅の配線状況に応じて派遣工事の必要性が判断されます。
これら2つの方式を導入している施設ではすでに申し込み時に配線工事が完了しており、局内工事のみで利用できる状態になっているケースも少なくありません。
必要に応じて工事を実施した後、モデムとWi-Fiルーターの設定を行えば(LAN方式の場合、モデムは必要ありません)、Wi-Fi環境ができあがります。
なお、集合住宅でインターネットの開通工事を行う際には、施設内共用スペースでの作業を要します。工事内容によっては、外壁に穴をあける作業も必要です。
管理会社や管理組合には工事の実施前に必ず承諾を得るようにしてください。
以下で、VDSL方式、LAN方式での開通までの流れをまとめます。

  • 1申し込みの後、電話にて工事日の調整(配線状況によって工事不要の場合あり)
  • 2工事が必要な場合は、管理会社・管理組合に確認。業者が工事を実施
  • 3モデム・Wi-Fiルーターの設定

【環境構築に要する期間】

戸建住宅の場合と同様に、アパート・マンションの回線工事には原則として予約と立ち会いが必要です。
予約が混み合う土日の回線工事をご希望の場合は、なるべく早い段階での申し込みと予約をおすすめします。
遅くとも、1カ月前に申し込みを済ませておくと良いでしょう。派遣工事が不要な場合は、開通が早まる場合もあります。
派遣工事自体はどちらも30分~1時間程度です。工事完了後は、モデムやWi-Fiルーターの設定をして完了。
あらかじめ機器をそろえて設定方法を調べておけば、工事完了から10~20分程度で環境ができあがるでしょう。
VDSL方式、LAN方式の開通に要する期間についてまとめます。

  • 1開通工事を実施する場合は、予約が必要。
    予約の混雑を予想し、なるべく早めに申し込みをしておく(配線の状況によっては、申し込み直後に開通する)
  • 2開通工事に要する時間は30分~1時間程度
  • 3なるべく早く利用を始めたければ、Wi-Fiルーターをあらかじめ用意し、設定方法を把握しておくのがおすすめ

【環境構築にかかる費用】

戸建住宅の場合と同様、主な費用として開通工事の費用とWi-Fiルーターの購入費用を考えてみましょう。
工事費用を決めるのは、配線方式と派遣工事の有無です。光配線方式で屋内配線を新たに設置する場合は15,000〜25,000円程度。すでに設置されている配線を利用する場合は5,000〜10,000円程度が工事費の目安です。戸建住宅のケースと同様に、土日祝に工事日を指定する場合は追加費用が発生します。

VDSL方式で派遣工事を行う場合も、費用は大きくは変わりません。また、いずれの配線方式でも派遣工事が行われず局内工事のみが実施されるケースでは、工事費は2,000円程度です。 これに加え、Wi-Fiルーターの購入が必要となります。一般的な相場は3,000~20,000円です。 必要な機能や性能を考えて選びましょう。
VDSL方式とLAN配線方式で、標準的な工事費用が実施された場合の初期費用例を計算してみます。

  • VDSL方式で土日祝に派遣工事を実施し、5,000円のWi-Fiルーターを購入する場合
    25,000円(回線工事費)+3,000円(土日祝に工事を指定する場合に発生する追加費用の目安)+5,000円(一般的なWi-Fiルーター購入費用)=32,000円
  • LAN方式で土日祝に派遣工事を実施し、5,000円のWi-Fiルーターを購入する場合
    10,000円(回線工事費)+3,000円(土日祝に工事を指定する場合に発生する追加費用の目安)+5,000円(一般的なWi-Fiルーター購入費用)=18,000円

※上述したのはあくまで目安です。また、業者からの初月請求には契約初月のみ発生する「契約事務手数料」と、月額料金の日割りが合算されます。

まとめ

Wi-Fi環境を導入する住宅の状況に応じて、開通までの流れや開通に要する期間、費用は変わってきます。また、各業者間でも開通までの流れや価格設定はすべて同じではありません。利用開始希望日が決まっている方や、はっきりとした初期費用が知りたい方は、業者にくわしく確認しておくことをおすすめします。
なお、So-netでは、Wi-Fiルーターのレンタルサービスをご用意しています。これからインターネット回線をご契約される方や、Wi-Fiを手軽に導入したいとお考えの方は、ぜひご利用をご検討ください。

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