vol.2 煮しめ
マクロビオティック食の3つのポイント
マクロビオティックの考え方では、「住んでいる土地の気候や地理条件、あなたが行う活動のレベルや生理状態などが必要な栄養を決定」します。つまり、最も重要なのは、自然や環境とのバランスです。
(1)バランスは人により異なるため、一般的なカロリーや栄養素の計算は行いません。
(2)バランスがとれていれば、絶対禁止の指定食物はありません。
(3)特に推薦される食物はありません。
肉、卵、乳製品、砂糖をやめ、穀物と野菜を主体とするマクロビオティック食は、全米科学アカデミーの栄養基準を満たし、国連のFAO(食料農業委員会)とWHO(世界保険機関)のガイドラインにマッチしています。粗食に思えるかもしれませんが、実際には何百、何千ものメニューがあり、好みに合わせた工夫をすることで楽しい食事ができるのです。
煮しめ
今回は煮しめをご紹介します。玄米とお味噌汁と一緒に、よく噛んで食べましょう!

【材料】(4〜5人分)
- キャベツ
- 200g
- 丸い野菜(玉ねぎ・かぼちゃ・かぶなど)
- 200g
- 根菜(人参・ごぼう・蓮根・長芋など)
- 200g
- 昆布(柔らかくなるまで水に戻し、2cm角に切る)
- 10cm
- 水
- 少量
- 醤油
- 適量
【作り方】
(1)野菜を大きめの一口大に切る。切り方は斜め切りや乱切りなど何でもよいが、同じ時間で煮えるように、だいたい同じ大きさに切る。
(2)昆布を鍋に敷く。煮しめには底が厚い鍋、蓋が重い鍋が適している。土鍋・鉄鍋を使ってもOK。
(3)野菜を昆布の上にのせる。野菜を下から上に順番に重ねる(重ね煮)。または、野菜を別々に分けて鍋の底に並べる。1cmくらいの高さまで水を入れ、蓋をする。
(4)強めの中火にかけて煮立たせたら(蒸気がたくさん出るようにする)弱火にし、野菜が柔らかくなるまで、約15〜20分煮る。
(5)醤油で軽く味つけする。蓋をして約3〜5分煮続ける。蓋をしたまま鍋をやさしくゆすって混ぜる(蓋を取って菜箸などでかき混ぜない)。
(6)蓋を取り、煮汁がたくさん残っていれば、汁がなくなるまで煮詰める。火を止め、約2分そのままにしてから器に盛る。
【ひと口メモ】
・ときどき1種類の野菜だけ(玉ねぎ丸ごと、かぶ丸ごとなど)にするのもよい。
・野菜の種類を変えることによって、いろいろな組み合わせの煮しめを作ることができる。
・ときどき乾燥野菜(干し椎茸、切干大根、かんぴょうなど)を入れてもよい。その場合は、洗って水で戻して切り、野菜と一緒に加える。
・ときどき高野豆腐や車麩を入れてもよい。高野豆腐や車麩は、戻してから切って加える。厚揚げやがんもどき、油揚げ(油抜きしておく)を入れてもよい。これらを使う時は、油の消化を助けるため、大根を煮しめに入れるか、最後に生姜の絞り汁を加える。
・火にかける前に、ときどき塩少々・醤油少々を入れてもよい。
・器に盛った煮しめに、ときどき細かく刻んだ万能ねぎや大葉(青じそ)、パセリなどを飾ってもよい。
・煮汁がたくさん残った時、野菜を鍋から取り出して、水溶き葛を煮汁に加えてとろみをつけ、野菜にかけてもよい。

KUSHI macrobiotic academy
クシマクロビオティック アカデミィは、世界的な食の流れとなったマクロビオティックの食事法を家庭で実践するための知識と調理法を目的に学ぶスクール。基本から応用まで本格的に学ぶコースのほか、気軽に楽しめる1dayコースや自然の甘味を使ったスイーツコースなど、さまざまなコースがあります。
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