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非婚同盟
『非婚同盟』

1月5日(月)スタート
毎週月曜〜金曜 昼1:30〜2:00
フジ系で放送

出演=佐藤仁美、秋山エリサ、李千鶴、風間トオル、いとうまい子、三原じゅん子、ほか

結婚という形式で男性に縛られることを嫌い、“非婚”を決めた3人の女性のライフストーリー。第1部では3人の子供時代が描かれ、第22話からの第2部では、成長した3人が5カ条からなる“非婚同盟”を結び、人生、恋愛、仕事を自らの意思で選択し、つかみ取ろうと奮闘していく。制作は東海テレビ。脚本は「真珠夫人」('02年)、「牡丹と薔薇」('04年)などを手掛けた中島丈博。
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中島丈博脚本による元気でアクの強いエグいホームドラマ
西本淳一(プロデューサー)

「『非婚同盟』は“結婚が女性最大の幸せではない”と、自らの意思で、非婚を決意し、たった1度きりの人生を思い通りに生きたいという前向きな女性たちの自分探しの物語です。軟弱な男には寄りかからず、ダメだと思えば切り捨てる。自分の実力を信じ、結婚という枠にとらわれることを嫌う3人の女性は、“非婚同盟”を結び、非婚リングを左手の薬指にはめ、なおかつ非婚5カ条を掲げ、唱和します。非婚率、未婚率の急上昇が止まない今だからこそ、送り届けることのできる、時代の一歩先をいく女性たちの物語となっております。脚本は皆様ご存知の中島丈博さんです。『真珠夫人』『牡丹と薔薇』などの名作、話題作を世に多く送り出していらっしゃいますが、今回はこれまでとは違ったタッチで、女性、時代、世相を描きます。そこに東海テレビテイストが加わり、元気でアクの強い、エグいホームドラマになっております。東海テレビは開局50周年を迎え、'09年は帯ドラマの歴史も45年目に突入いたします。その178作目となるこの作品は、チャレンジ精神を失わず、過去の名作、話題作を超えられるよう出演者、スタッフ、一丸となって制作にあたっております。その心意気はただ1つ。毎回が挑戦作、そして最高傑作を目指します。どうぞ皆様、ご期待ください」

中島丈博
中島丈博(脚本)

「現代でも日本では家という意識がものすごく強く、戦後、家制度は廃止されたといいますが、家という観念によって社会はいまだに動いております。女性は戸籍に妻と書かれることによって、男性優位社会の枠の中に入れられるんですね。このドラマは、そのことを敏感に感じている女性3人の闘争の物語です。僕は今まで情念ドラマばかり書いてきたんですけど、今回は一味違います。楽しく風俗的に、そして現代に生きる女の心意気というものを書いてみたいと思っています」


昼ドラ初主演の佐藤仁美が、非婚の誓いを貫く女性を熱演!
佐藤仁美
佐藤仁美

佐藤仁美が演じるのは、伊庭家の長女・伊庭由起子。美人で自己主張もはっきりする気性の強い女性。小学6年までは何不自由なく暮らしていたが、尊敬する父・猪士郎(いのしろう・風間トオル)に愛人がいると知りショックを受ける。少女時代に妻妾同居を余儀なくされ、結婚・夫婦というものに嫌悪を感じ、“非婚同盟”を結成。リーダーとして、非婚の誓いを貫こうとする。証券会社に勤務し、若手女性トレーダーとして活躍中。

昼の帯ドラマ初主演の佐藤は、「わたしのクランクインは来週からなんですけど、先輩方から現場は過酷だと聞いています。変なプレッシャーを感じてはいますが、体だけは気をつけたいと思います」と気を引き締め、「わたしはいつかは結婚したいです(笑)」と、自身は非婚派ではないことを明かした。

由起子と自身との共通点は「結婚がゴールだとは思っていないところ。ただ、わたしは普段、集団行動もしないし、ほとんど一人で決めちゃうタイプなので、同盟を組んで何かをすることはないですね。由起子の場合は、一人では非婚を貫く決断をできなかったと思うし、みんながいるからできるんじゃないかな」と分析した。

台本を読んだ感想については「せりふが面白い。難しい言葉も出てくるので、辞書が手放せないです。あと、『何とかですわよ』とか『そうですわよ』っていうせりふは、言い慣れていないので、難しいですね」と“中島丈博ワールド”を楽しんでいるよう。さらに「エグいホームドラマだから“エグドラ”というのは初めて聞いたんですけど、やっぱりそこが見どころですね」と笑顔でアピールした。


秋山エリサ
秋山エリサ

秋山エリサ演じる小幡小百合は、日本人の母・圭子(三原じゅん子)と駐日米兵との間に生まれたハーフ。しかし、父親はアメリカに帰国し、音信不通に。その後、母の愛人宅である伊庭家に同居する。愛人の立場で妻妾同居を受け入れる母を間近に見て、結婚や夫婦・家族について疑問を持つ。由起子(佐藤仁美)とは、同居が始まった時には犬猿の仲だったが、やがて親友となり“非婚同盟”に入る。スタイルの良い美人で、その美ぼうを武器にテレビ局のアナウンサーとなる。

あいさつに立った秋山は、「この作品はとても挑戦的な作品。スケジュールも挑戦的とうかがっていますので、体当たりで勝負していきたい。ドラマの中ではエグい出来事がたくさん起こります。今まで世間体をはばかって言えなかったことや行動に表せなかったことをこの際、全国ネットにのせて大放出したいと思います」と意気込みを語った。

自身は非婚派ではないが、「昔は26歳までには結婚したいと思っていたのですが、大学を卒業したころにあきらめました(笑)。占い師には30歳を過ぎてからって言われてますね」と、結婚はまだ少し先になる模様。理想の結婚相手については「わりと古風で、俺についてこいっていう人に弱い。だから、猪士郎(いのしろう・風間トオル)に引っかかってしまう可能性もなきにしもあらず(笑)。だまされるぐらいならいいと思いますけど、身を滅ぼすのは嫌。やっぱり家族みんなが楽しくないと」と慎重な姿勢を見せる。

昼の帯ドラマに対するイメージは「いじめる、いじめられる。あと、ベッドシーンが多い。今回の台本をいただいたときも、自分はどの位置にいるんだろうと思ってチェックしました」といたずらっぽく笑った。演じるにあたってはより外国人らしく見えるようにと髪を染め、カラーコンタクトをつけて挑んでいるそうで「ハーフとして生まれてきた小百合は孤独や我慢と闘いながら強く生きてきました。表に映る“陽”と心の中の“陰”を大切に持ち合わせながら演じ切りたい」と意気込む。


李千鶴
李千鶴

李千鶴が演じるのは、紙芝居屋の娘・大江和子。貧困に嫌気がさした母親が家族を捨て、出奔。以後、酒癖の悪い父と二人きりの生活に。由起子(佐藤仁美)と小百合(秋山エリサ)には奴隷のように扱われるも、父とのすさんだ生活よりはましと、二人に従う。“非婚同盟”に入会するが、常に疑問を持ち、自問自答を繰り返している。出奔した母が小百合の母・圭子(三原じゅん子)の経営するバー「黄色い薔薇」の金を持ち逃げしたことで、圭子に命じられて店を手伝うことになる。

豊富な舞台経験を持つ李だが、テレビ出演は今回が初。和子を演じるにあたってプロデューサーから「5s以上は太ってほしい」と言われたそうで、「只今、8.5kg増いたしました。とにかく食べています。やせるよりも楽かと思ったんですけど、太るのも意外と大変ですね。もっと丸々と太って、生き生きとした和子を演じていきたいと思います」と女優魂を見せる。

自身の結婚観については、「結婚にも努力が必要で、難しいことがあるからこそ幸せな結婚をしたい。少し前は独身でもいいかなって思ったけど、やっぱり結婚して楽しい家庭を築きたいですね。未来の話ですけど(笑)」と非婚派ではないことをアピールした。

昼の帯ドラマのイメージは「ザ・人間模様。ドラマっぽい要素がぜいたくに詰まっている」と話し、「このドラマはただエグいだけじゃなくて、“不幸なにおいに負けてたまるか!”という明るいパワーを持った、強くたくましい3人の女性の物語。悩みながらも前に進もうとする女性たちの姿を楽しんで見てほしいです」と見どころを語った。


風間トオル
風間トオル

風間トオルが演じるのは、由起子(佐藤仁美)の父・伊庭猪士郎(いのしろう)。もともとは庶民階級のたたき上げだが、朝鮮戦争特需に乗り、製鉄所を成し成功、一代で財を成す。金の力で愛人を囲い二重生活をしていたが、経済事情により妻妾同居を強引に敢行。そのことが家族の反発を招き、以来、伊庭家は没落の道を歩み始める。

昼の帯ドラマに初出演する風間は、「台本は読んでいてとても楽しくて、演じてみるともっと楽しい。すごく奥が深くて誰しもが共感できるストーリーだと思います」とその面白さを絶賛。破天荒な父親役については、「長ぜりふがすごく多いので、ほとんど演説に近いものがある。毎日言い続けているうちに、だんだん『そうなのかな?』なんて自己暗示にかかる」と苦笑い。猪士郎と自身との共通点は「俺は人間が大好きなので、そういう部分では似てると思いますね。みんなで楽しく、仲良く平和にっていうのが好き」と分析する。

“妻妾同居”については「男性としては理想なんじゃないですか。経済力があって広い敷地があって、ある程度は顔を合わさず出入りができるけど、何かあるときは渡り廊下で行き来ができる。それだけの環境があれば楽しいんじゃないかな。家族も2つじゃなくて、3つか4つぐらい同居した方がけんかにならないかも」と猪士郎ばりの大胆な提案が飛び出した。


いとうまい子
いとうまい子

いとうまい子が演じるのは、猪士郎(いのしろう・風間トオル)の妻・伊庭絹子。夫の浮気は黙認してきたが、妻妾同居を承諾させられ、自尊心をいたく傷つけられる。日々安らぐときもなく、結果、精神に異常をきたし、薬を飲みすぎて死に至る。死に際に娘の由起子(佐藤仁美)に残した「あなたは、決して結婚してはなりません」という遺言が、その後の由起子の人生を決定づける。

いとうは役どころについて「絹子は妻妾同居を余技なくされ、それが嫌で精神を病んでいくのですが、わたし自身は猪士郎さんの話を聞いていると『それもいいんじゃないかな』って日々思ってしまうんですよ。でも、実際にそんなだんなさんがいたら世の女性たちは嫌なんだろうな。わたしは結婚の経験がないので、想像を膨らませながら演じています」と複雑な女心をのぞかせた。

過酷な撮影スケジュールといわれる昼ドラの現場は、「本当に過酷。ヒステリーになって叫んでいるシーンが多かったので、ある日突然、声が出なくなり、1日撮影ができなくなってしまいました。何とか治ったのですが、今度は眠たいからってご飯をあまり食べなかったらどんどんやせてきてしまいまして…。昔、大映ドラマに出演していたころも過酷だと思っていたのですが、それ以上ですね」と苦笑いしながらも「出来上がった作品は素晴らしいものになると思いますので、どうぞご期待ください」と胸を張った。


三原じゅん子
三原じゅん子

三原じゅん子演じる小幡圭子は、小百合(秋山エリサ)の母で猪士郎(いのしろう・風間トオル)の愛人。猪士郎の製鉄所の不況により、家族そろって伊庭家に移り住む。愛人の立場で十分だった生活が、棚からぼた餅のように正妻の座が転がり込む。小百合や由起子(佐藤仁美)が成長し、“非婚同盟”を結んだのちも、新橋でバー「黄色い薔薇」を経営しながらその結末を見届ける。

昼の帯ドラマに初出演する三原は、「『ここまでいじめていいの?』というくらい奥様をいじめて、いじめ殺して妻の座を狙っています」と気合い十分。だが、出演のオファーがきたときは悩んだそうで「すごくキツイ役どころなんですね。昔はよくやっていたような役なんですけど、最近は離れていたので戸惑いました。でも、究極のものをやらせていただこうかなという意欲に変わりましたね」と燃えている。

印象に残っているせりふを聞かれると「エッチをゴルフに例えていて、『黒い芝生で玉転がし』とか、もっと露骨なせりふも出てくるんですよ。どうしても言いにくくて、NGを出しました」と照れ笑いを浮かべた。



担当記者の目

撮影は、特にタイトな日は、朝8時にスタジオ入りして、9時から撮影が始まり、翌朝6時ぐらいまでかかるという超ハードスケジュール。三原じゅん子さんは「わたしはあまりにも強烈な役だから、皆さんと仲良くしないでおこうかなと思ったんですけど、無理でしたね」と言うと、いとうまい子さんも「無理! わたしたち同盟だよね。誰かが早く帰るときは『大変だけど頑張ってね!』って励まし合っています」と結束力の固さをうかがわせていました。ドラマの中でも息の合った演技に注目です!