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旅行

古都奈良の文化財

[No.9/世界遺産登録:1998年12月/文化遺産]

奈良の大仏様を頂く東大寺など奈良観光の王道

奈良時代(8世紀頃)という太古の時代から優れた建築物や美術品を作り出し、その文化を発展してきたことの証であることを評価され、奈良県奈良市にある8個の寺院などが登録されています。
東大寺、薬師寺、唐招提寺、興福寺や都・平城京の中心地だった平城宮跡など日本史の教科書で登場する有名な場所が多く、大仏像や建物、文化財を見に観光で訪れたことが多いかも。

登録対象の史跡

東大寺(とうだいじ)正倉院(しょうそういん)を含む)

華厳宗大本山の寺院で「奈良の大仏」として知られる、高さ14.7メートルの大きな盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とします。南大門の2体の金剛力士(仁王)像は鎌倉時代初期の仏師、運慶・快慶の作品で、門の向かって右が吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左が阿形(あぎょう、口を開いた像)です。“そびえ立つ”という言い方がピッタリするほど迫力と躍動感があります。また、法華堂(三月堂)は数少ない奈良時代建築の一つで、三眼八臂(額に第3の目があり、8本の腕を持つ)の不空羂索観音立像、典雅な日光・月光菩薩など天平仏の宝庫として知られています。


JR奈良駅(約8分)近鉄奈良駅(約4分)より奈良交通市内循環バス外回り系統で「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分。
または各駅から徒歩。

興福寺(こうふくじ)

南都六宗の一つ、法相宗の大本山で藤原氏の祖・藤原鎌足とその息子・不比等ゆかりの寺院です。お寺の創建1300年を記念して再建工事が進む中金堂(ちゅうこんどう)を中心に、運慶作の弥勒如来像や無著・世親(むちゃくせしん)菩薩像を収める北円堂(春秋の特別開扉時のみ公開)、本尊の不空羂索観音像を安置する南円堂(10月17日と特別開扉時のみ公開)、東金堂が並びます。また国宝館には奈良~鎌倉時代の仏像がずらり。凛々しい顔立ちで人気の阿修羅像を含む、インドで古くから信仰されてきた異教の八つの神を模した、八部衆立像(はちぶしゅうりゅうぞう)など見応え十分です。


近鉄奈良線近鉄奈良駅下車徒歩7分

春日大社(かすがたいしゃ)

768年に藤原氏の氏神を祀るために創設されました。本殿は20年に一度、形を変えることなく建て替えられるしきたりがあり、式年造替(しきねんぞうたい)という儀式が行われます(第60次式年造替は2015年~2016年)。また、広大な境内には猿楽(能)や雅楽などが奉納される春日若宮おん祭が名高い若宮神社や、日本で唯一ご夫婦の大國様をお祀りした夫婦大國社など60以上の神社があります。


JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ

奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分

春日山原始林(かすがやまげんしりん)

春日大社の背後、東側に広がる約250haの原生林です。春日大社の山として神聖視され、奈良時代から樹木伐採が禁止されたため、市街地(奈良市)に近接しているにもかかわらず、原生林が残りました。林の中の一部は遊歩道や道路が整備され、通り抜けることができます。


近鉄奈良線 近鉄奈良駅およびJR西日本関西本線・桜井線 奈良駅から奈良交通バス「春日大社本殿」下車、徒歩。

奈良交通バス(市内循環外回り)で「春日大社表参道」下車、徒歩。

元興寺(がんごうじ)

蘇我馬子が開いた飛鳥寺が平城遷都に伴い奈良市内に移築され、元興寺と改称したのが発祥です。奈良時代の学僧・智光が描かせた阿弥陀浄土図(智光曼荼羅)が、平安末期の末法思想の流行や阿弥陀信仰の隆盛とともに信仰を集めるようになり、曼荼羅を祀る堂が「極楽坊」と呼ばれて、次第に元興寺本体から分離・独立。これが現在、奈良市中院町に遺る元興寺となっています。


近鉄奈良駅より徒歩15分、またはバスにて「福智院町」下車徒歩5分

JR奈良駅より徒歩20分、またはバスにて「田中町」下車徒歩5分

薬師寺(やくしじ)

天武天皇が飛鳥の地に創設し、平城遷都に伴い奈良市内に移築されました。創建当時から現存する東塔はその保存状態の良さから「凍れる音楽」と表現されており、天平時代の趣を感じることができます。中尊の薬師如来、左脇侍の日光菩薩、右脇侍の月光菩薩の薬師三尊像は日本の仏像彫刻が中国・六朝や唐の影響を受けつつ、独自のスタイルを確立した7~8世紀の作品の最高傑作の1つとして有名です。


近鉄橿原線西ノ京駅下車すぐ

唐招提寺(とうしょうだいじ)

戒律を日本に授けるため、唐から苦難の船旅を経て来日した鑑真和上が759年に建立しました。その姿を今に伝える鑑真和上像があるほか、奈良時代に建てられた金堂には像高3mを越える大きな廬舎那仏像、作られた当時は本当に腕が千本合った千手観音像(現在は大脇手42本、小脇手911本の計953本)、薬師如来立像が並び、天平文化の厳かな雰囲気を感じることができます。


JR・近鉄奈良駅から奈良交通六条山行バス17分「唐招提寺」下車すぐ

近鉄橿原線西ノ京駅より徒歩10分

平城宮跡(へいじょうきゅうあと)

710年~784年の70年余り、日本の政治の中心だった平城京。その平城京の北端に置かれ、天皇の住まいと、儀式を行う朝堂院、役人が執務を行う官庁が平城宮です。特別史跡として保存されてきましたが、近年では遺跡の整備や建造物の復元が進められており、朱雀門、第一次大極殿、東院庭園が復元されました。資料館、遺構展示館でも遺跡や遺構を見学することができます。


近鉄奈良線大和西大寺駅より徒歩10分

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