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トレーニング 2017.06.09 ソネトレトレーナー【森 俊憲】のコラムーカラダを動かす前に心を動かせ!

皆さん、こんにちは。 ソネトレ総合監修トレーナーの森 俊憲です。 ソネットパーソナルトレーニング(ソネトレ)のサービスが始まってから、早1年以上が経ちました。(あっという間ですね。) ソネトレではたくさんの方々からトレーニング状況や振り返りのフィードバックをいただきながら、一人ひとりの方への個別アドバイスや新しいメニューの提案などを行っています。長く継続していただいている方とはお互いの信頼感もしっかりと醸成でき、確かな手ごたえややり甲斐を感じていただきつつ、成果にも着実につながっています。 日々のサポートのコミュニケーションでは、できるだけトレーナーの存在を身近に感じていただけるように意識はしていますが、これまで私たちトレーナー自身の体験・経歴など、個人的な側面にはあまり触れる機会がありませんでしたので、今回はこの場をかりて、私自身のこれまでを振り返りつつ、自己紹介をさせていただきたいと思います。

運動したくてもジムに行けない…、このままじゃマズいどうしよう!?

ソネトレトレーナー森 俊憲

大学を卒業して、電機メーカーに就職した私は、マーケティング部で携帯電話の商品企画業務に従事するのですが、社会人になった私を待っていたのは、学生時代に流れていた時間がウソかと思えるような、時間的にタイトな日々でした。

当時の私は、朝7時前に会社の寮を出ると、帰るのは終電。趣味どころか、テレビを見る時間もない。ジムに行く時間をとるなんて、夢のまた夢。それでも、学生時代につけた体力と筋肉は、できるだけ(いや、絶対に)落としたくない…という想いを強く抱いていました。

ジムに行けないなら、自分で道具を使わずにできる運動を考えるしかありません。そこからは、限られた時間の中で効率よくカラダを鍛える思考錯誤の日々が始まります。

器具や設備がなくても「自分の体一つで」身体を鍛えることはできる

ソネトレトレーナー森 俊憲

当時、新入社員は原則全員入寮。3人一部屋で、与えられたスペースは、四畳半の居間と二段ベッドがふたつ置いてある小部屋のみでした。ベッドにカーテンはついているけれど、プライベートなんてまったくありません。何より困るのが、狭い空間に大の男が3人もウロウロ、ゴロゴロしているわけですから、筋トレをする場所がないのです。

しょうがなく私は、夜中、誰も通らない階段の踊り場で、段差を利用した屈伸運動で下半身に負荷をかけたり、傾斜を利用して腕立て伏せをしたり、部屋の入口の桟(さん)に指をかけて懸垂をしてカラダを鍛えました。

MLBのパイレーツでも活躍された桑田真澄投手は、ジャイアンツ時代、肘の故障で1年以上2軍で調整していたことがありました。その時、毎日走っていた場所の芝生がはげて、「桑田ロード」と名付けられて話題になったことがありました。桑田投手と比べるのはおこがましいかもしれませんが、当時寮の部屋の入り口の桟には私の指の跡が残っていて、その後、新入寮の時期には寮母さんが話のネタにしていたそうです
(この時の孤独な試行錯誤や創意工夫で得られたものは、今でも自分の財産になっていますし、見出した自重トレーニングの効率性や方法論は、ソネトレのメソッドの中にもしっかりと息づいています。)

そして、もはや私にとってカラダを鍛えることは、趣味の領域を越えて、自分が毎日をアグレッシブに生きていくために欠かせなくなっていました。会社での仕事はどんどん忙しくなって、自分の時間もさらに削られていく。そうなればなるほど、トレーニング実践の技術を磨き、手段や方法を改善し続けながら、時間対効果の高い自重筋トレ種目のレパートリーを増やしていったのです。

また同時に、トレーニングという行為が筋力をつけるだけでなく、健康維持はもちろん、メンタル面や仕事の能率向上にも良い影響を与える(※自己像の強化に直結)という大きな相互作用への気づきを得ることができたのです。

しかし一方、ふと周囲を見渡すと、世の中は生活習慣病や、ダイエットの失敗に苦しむ人たちで溢ています。ひょっとしたら、自分が実践してきた「忙しい人のための成功メソッド」が、他の人にも役立つのではないか。悩み、苦しんでいる人を救えるのではないだろうか…。このころからそんなことを想うようになり、その後、独立(ボディクエストを設立)をして現在に至ります。

特別な運動神経は必要ない、大事なのは「自分らしい頑張り方」

ソネトレトレーナー森 俊憲

私は、トレーニングやその他運動を通じての生活習慣の改善や健康&体形マネジメント成功の鍵は、「自信と行動力」だと考えています。

幸いなことに、筋力トレーニングは頑張ったら頑張った分だけ成果がはっきりと出ます。筋肉に対して適切な負荷をかけ、その効果で筋肉組織が強化されるメカニズムは極めて身体物理的な反作用であり、決して一か八かの勝負ではありません。正しいやり方と、やる気を失速させないようなモチベーションがあれば、実体的な変化を通じて“本当になりたかった自分”に出会うことができるのです。

言い換えれば、筋トレとは常に自分自身と向きあい、新たな自分を発見し、長い時間をかけてじっくりと“自分らしさ”を追求していく作業です。

ちなみに、私の行動理念は、常に「マイナス(引き算)ではなく、プラス(足し算)の考え方」をすることです。トレーニングも最初のうちはキツい・難しいと感じてしまうこともあると思います。ただ、ここですぐに「やっぱり無理だ」と決めつけてしまうのは、新しいチャレンジ自体を自分の経験値や枠の中だけで判断してしまっているからです。

自分にとって新しいチャレンジなのですから、過去の経験や思い込みだけを頼りに行動選択しようとしても無理があるというものですし、それよりも、未知のことに挑戦できるという喜びやワクワク感をモチベーションに変えていこうという意識づけが重要だということです。

自分にとっての理想のボディデザインの実現についても、これまでの自己像に捉われることなく、未来進行形でプロセスをイメージしてみる。一度、それまでの自分を捨てて、意識の中で新たな理想の自分を作り出してみて欲しいと思います。

人はもともと、新しい環境に飛び込むことに、恐怖や拒絶感を覚える生き物です。だから、「自分を一度捨てる」と言われると、少々萎縮してしまうのも無理はありません。しかし、思い悩むだけで一歩も動けないでいると、さらに追い詰められたような気持ちになり、その先にはさまざまな負のスパイラルが待っています。

私がおすすめするトレーニング・エクササイズの場合、「それまでの自分を捨てる」と言っても、日々の生活の中に今よりも少しずつ意識的に身体を動かすクセを付け足していくという程度でしかありません。しかも、運動習慣が身につけば、体形改善だけでなく健康増進にも直結するのですから、恐れなければならないリスクなどありません。まずは、少しでも、できる範囲からで構わないので、「半歩だけ踏み出す」感じで行動に移してみてください。

鍛えるほど『強くなる』。そして、強くなるほど『優しくなれる』

ソネトレトレーナー森 俊憲

今でこそ、皆さんにトレーニングを応援指導する立場ですが、10代の後半まではどちらかというとやせ形のごくごく普通のカラダつきでした。

大学に入って一人暮らしを始めた当時の私は、何となく意識がふわふわとして学業にも身が入らず、物事が自分の思い通りに行っていないのではないかという、焦りとジレンマがないまぜになったような感覚に駆られていました。いつも「本当の自分はこんなもんではないはず……」というストレスと、「自分が自分らしく生きていない」という、どこか所在ない感覚を抱えて、毎日を過ごしていたのです。

今思うと、大学に入って、あらゆる意味で自由度が広がった半面、どこを向いて生きるべきかを見失っていたような気がします。次第に私は、気持ちに余裕がなくなり、自分に対する信頼、すなわち自信もどんどん失っていきました…。

そんな拠り所のない生活を続けていたある日、偶然手に取った雑誌の1ページに、こんな言葉を見つけました。うろ覚えですが、確か日体大ライフセービング部(当時)の監督のインタビュー記事だったと思います。

「人は、鍛えれば鍛えるほど『強くなる』。そして、強くなれば強くなるほど『優しくなれる』」

この一文を見た瞬間、私の心は大きく揺さぶられました。特に、最後の「優しくなれる」というワードに惹きつけられました。

自信を失い、自分に余裕がなくなり、周りに対して優しく振舞うという、本来の自分らしさをなくして、何かもやもやとした感情を抱えていた。そんな私の心に、この言葉はまっすぐ突き刺さってきたのです。「自分が求めていたものはまさにこれだ!」と、本当に目からウロコが落ちたようで私はいてもたってもいらなくなり、すぐに下宿近くのスポーツクラブに入会します。

それがすべての始まりでした。

「読後の高揚感が半端ない、すぐに筋トレしたくなった」と言われた著作本

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現在、私が提唱しているトレーニングメソッドの基本理念に「カラダを動かす前に心を動かせ!」というものがあります。真の動機を明確にすることで気持ちを鼓舞して、モチベーションをキープする。気持ちが維持できれば、トレーニングは続けられるという原理原則です。

私は、このモチベーションのキープを「言葉」を使うことで働きかけています。
自分自身への語りかけ、他人からの言葉、どんなものでもいいのですが、ポジティブな言葉を繰り返し自分に言い聞かせるよう、サポートする皆さんにも勧めています。
言葉には、人間に勇気を与え、ココロを大きく動かす力があります。ですから、私は本の執筆にも力を注いできました。

一覧はこちら↓にて紹介しています。
http://bodyquest.jp/trainer/book.html

これまでに、海外で出版された翻訳本も含めると50冊ほどの著書や監修本がありますが、中でも継続のモチベーションを後押しするようなテーマの本には特に強い思い入れがあります。

どれか1冊を挙げるとすれば、やはり処女作である「読む筋トレ」(扶桑社刊)です。最初の著作ですので、文章などは洗練されたものとは程遠いですが、筋トレに対する熱い思いがもっともストレートに込められた作品です。もし、この本以外の作品をすでに読まれた方がいらっしゃって、この本を読んでみると、温度感の違いがはっきりと分かると思います。
それだけに、この本の読者の皆さんからは、「読後の高揚感が半端ない」「すぐに筋トレしたくなった」「森さん熱いっすね(笑)」etcというような感想をいただきます。

私がここまで言葉を大事にする理由――、それはきっと、見知らぬ男性からかけてもらった言葉を支えに、ここまでトレーニングを続けることができたという経験があるからです。今となっては、その男性の顔も覚えていません。でも、ココロの中ではずっと、とても感謝し続けています。
※このエピソードの詳細は「読む筋トレ」本書にてご紹介しています
キンドルやスマホアプリでも比較的安価で入手できますので、良かったらぜひ読んでみていただけると嬉しく思います。

まとめのメッセージ

自らカラダを動かし汗をかくことで得られる、本当の自己満足や充実感は格別です。
きっと、このことに異論を唱える人はいないでしょう。

しかし、多くの人にとって、仕事や家庭をはじめとする日々の社会生活と自分らしい理想の身体を手に入れるために必要な運動習慣(トレーニング実施)の折り合いをどうやってつけていくか?ということは現実的な課題です。
私は学生時代からかれこれ25年以上、主に自宅で無酸素系の筋力トレーニングを続けています。最近では日々の業務も多忙を極め、週に1~2回がやっととなってしまいましたが、試行錯誤の末に辿り着いた、”忙しくても実行できる自分仕様のメニュー”のおかげで体重・体脂肪等の体組成も殆ど変わらずキープしています。

このメニューは、無理なく続けられ且つ努力対効果が高いという点では、「自分仕様の最高の頑張り方」であり、私自身にとっても一生ものの財産とも言えるものです。

そういう意味では、「限られた時間で楽しく効率よくトレーニングするにはどうするべきか?」
「最小限の努力で最大の効果を出すにはどんなメニューがベストなのか?」を日々ど真剣に考えています。

ソネトレでも同様に、一人ひとりの方の具体的な目標や体力レベルは勿論、限られた運動環境や頻度(&時間)に合わせてオリジナルのトレーニングメニューをご提案しています。
これは、無理なく続けられることを前提として、目標達成までの最短ルートをフルカスタマイズできる現実的かつ有効な手段です。

本当の自分らしさ見つけるためのプログラムにぜひ参加してみてください。

ソネトレでお待ちしています!

TEXT・PHOTO:森 俊憲(ソネトレ専属トレーナー)

森 俊憲(ソネトレ専属トレーナー)

株式会社ボディクエスト代表
ボディデザイナー
All About 「筋肉トレーニング」オフィシャルガイド

会社員として働きながら、学生時にトレーニングで培った体を維持するため確立させたノウハウを、広く世に広めるべく、2007年株式会社ボディクエスト設立。
自らの実体験に基づきメソッド開発したオンライン方式のパーソナルトレーニングプログラムにて、これまでに11,000名以上のカウンセリング、指導を行う。 企業向け健康指導や各種メディア出演・企画監修等、幅広く活動中。「へやトレ」(主婦の友社)、「読む筋トレ」(扶桑社)など著書多数。

 

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