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案内人 唐戸友里 地域おこし協力隊(下諏訪町)

下諏訪らしい“人情”にあふれる体験を次々とつくり出す

街を歩くと地元のお年寄りから必ず声をかけられるという唐戸さん。
地域の人々のあたたかさにふれられる体験を企画しています。

刺繍が好きで、ものづくりの町・諏訪に移住しました

私は神奈川県出身で、洋服づくりや刺繍を教える仕事をしてきました。刺繍教室や本屋さん・カフェを併設したようなお店をやりたいとずっと思ってました。「先生と生徒」という上下関係になるような教室ではなく、みんなが対等に一緒にいられるような場を作りたいなと思って。そのためには地元の横浜や大都市ではなく、地元密着の地域でやりたかったんです。祖母の出身地が諏訪地域だったこともあり、縁あって下諏訪町に移住し、この町で目標のための毎日を過ごしています。

今は下諏訪町の地域おこし協力隊の観光案内担当として、この町の人と触れ合えるような体験プログラムを企画・運営をしつつ、実際に稼働しなくなった町工場を買い取って、お店の開店準備を進めています。

ものづくりや人情にふれられる下諏訪の体験

今案内している体験は、昔から時計作りのさかんだったこの地域ならではの「時計作り体験」や、「氷上祭」という地元の人がたくさん集まるスケートのお祭りなど。今後企画しているものとしては「虫を食べる体験」、諏訪湖や河川を漕いでめぐる「カヌー体験」などなどです。

どの体験にも共通しているのが、地元の人たちと触れ合ってもらったり、この地域ならではの学びや気づきがあるようなものですね。

他にも地元に密着したイベントは色々とあるので、それらを体験としてどんどん紹介していきたいと考えています。

宿場町として多くの人を迎え入れてきた下諏訪

下諏訪町は中山道と甲州街道が交わる宿場町で、昔から人が行き交って来た歴史があります。温泉も豊富にあって、地域密着の生活感のある町なんです。歩いて回れる距離に小さいお店がたくさんあって、人の流れを感じます。

私は移住してきてまだ日が浅いのですが、町を歩くたびに「あら友里ちゃん久しぶり〜」って地元の方からあたたかい声をかけていただきます。そんな人のあたたかさを参加者のみなさんにも感じていただきたいと思って体験を企画しています。

遊びに来てくれるみなさんへ

下諏訪の人たちはほんとに誰に対しても気さくに話しかけてくれるので、体験に参加したあとはぜひ町をぶらぶら歩いてほしいんです。地元の人たちと世間話をして「人っていいな」と思ってもらえたら、うれしいですね。

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