| ・WEP(ウェップ:Wired Equivalent Privacy)は、最初の無線LANの規格が決められる段階から仕様として盛り込まれていたものです。
・WEPキーと呼ばれる暗号化するための鍵(暗号鍵)を、アクセスポイントと通信したいパソコンの両方にキーワードとして登録しておきます。WEPキーとしては、半角英数字5文字(40ビット)のものと13文字(104ビット)のものの2種類が指定可能です。
・実際には、送信側が生成する24ビットのIV(Initialization Vector)と呼ばれる乱数と登録したWEPキーを合わせたものを最終的な暗号鍵として、送信データの暗号化が行われます。
ところで、暗号解読の難易度は、技術的にいうと暗号鍵の長さと暗号化するアルゴリズムの複雑さによって決まってきます。WEPの場合、暗号鍵を構成する一部(WEPキー)が固定であり、毎回生成される乱数部分(IV)の長さが24ビットと短いため、解読されてしまう可能性が高い、つまり脆弱であるといわれています。
しかし、WEPが、セキュリティ的にまったく使いものにならないのかといえば、そういうわけではありません。WEPといえども暗号を解読しようとするには、少なくとも1~3週間程度はデータを取得しつづけなければなりません。ホームユースを前提とすれば、これは非現実的な話です。WEPキーとして104ビットのものを使い、WEPキーそのものも定期的に変更すれば、一般的な盗聴防止として十分な対策となると思われます。 |