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対応策には大きく2つのステージがあります。1つは感染を防ぐための予防、もう1つは感染後の駆除処理です。ただし、一度感染してしまうと、駆除には多くの時間と労力が要求されます。とくにワームの場合、その自己増殖力の強さから、またたく間に感染被害が拡大する可能性が高いため、可能な限り水際でくい止めることを念頭に対策を考える必要があります。
ワームへの対応策をまとめると次のようになります。基本的な部分は広義のウイルス対策に準じますが、ワーム特有の対応策も講じる必要があります。 |
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| (1)Windows Updateなどの最新セキュリティパッチは必ず適用する |
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ネットワーク型ワームへの対応で最も重要な点が最新セキュリティパッチの適用です。セキュリティホールを放置することは、「インターネットに接続しているだけでワームがパソコンに感染する」状況を放置していることと同じで、あなたのパソコンが感染被害拡大の発端になる危険性すら含んでいるのです。
最近では、新しいセキュリティホールの発見からわずかな期間で、それを突くワームが登場するようになっています。セキュリティパッチの適用は、早ければ早いほど安心です。1日に最低1回はWindows Updateを試みるようにしましょう。コンピュータに詳しくない場合は、Windows Updateを自動で行うような設定にすることをお勧めします。 |
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| (2) アンチウイルスソフトを導入する |
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| 当然のことながらアンチウイルスソフトの導入は必須です。さらに、(3)〜(5)の作業を行ってください。 |
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| (3) 最低でも1日に1回「パターンファイル」の更新を行う |
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| 毎日のように新種あるいは亜種が出現する現状に合わせるための措置です。また、ディスクスキャンを更新のタイミングで行ってもいいでしょう。アンチウイルスソフトの中には、利用者が意識しないでいても「パターンファイル」を自動更新してくれるものもあります。このようなソフトを導入することもよい方法です。 |
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| (4) リアルタイム検出を実行する |
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| ネットワークを通じてダイレクトに侵入してくるワームに対して、唯一、有効な手立てだと思われるのがリアルタイム検出です。対象となるパソコンの性能によっては負荷がかかるかもしれませんが、できるだけ実行しておきたい機能です。 |
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| (5) パーソナルファイアウォールを導入する |
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パーソナルファイアウォールは、基本的に、外部ネットワークから入ってくる通信やパソコン内部から外に出て行く通信を監視し、不審な通信については遮断するという働きをするソフトです。ネットワーク型のワームは、外部からのネットワーク接続ができなければ感染することはありません。パーソナルファイアウォールを使って外部から入ってくる通信をコントロールすることで、感染の危険性を大幅に減らすことができます。
パーソナルファイアウォールを利用すれば、万が一ワームに感染した場合でも、不審な通信が内部から外部に出て行く段階でチェック、遮断することも可能になります。感染被害を広げない有効な手段となります。
なお、Windows XPには、最初からファイアウォールが組み込まれているので、それを利用することもできます。
また、IDS(不正侵入検知)機能を備えたパーソナルファイアウォールでは、既知のセキュリティホールに対するアクセスを検知し、これを遮断することができます。ワームは、常に新しいセキュリティホールを狙ってくるわけではありませんから、こういう働きも予防策として重要です。
なお、通信の出入りを監視するということに関連して、Windowsで動作している各サービスのうち使わないサービスは極力停止するようにするといいでしょう。 |
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| (6) メール対策を徹底する |
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メールソフトのプレビュー表示オプションを解除します。Outlook Expressのユーザーは必ず実行しておくこと。別のメールソフトへの乗換えも検討を。 |
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添付ファイルは不用意に開かないことが鉄則。知り合いから送られてきたメールの添付ファイルも安易に開かず、必ずウイルスチェック後に開いてください。 |
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覚えのない人物や英語の不審メールはすぐに削除します。 |
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不審メールに書いてあるURLにアクセスしないこと。 |
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| (7) ウイルス対策との共通項目も徹底を |
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不用意にピア・ツー・ピアソフト(ファイル共有ソフト)を稼動させない。 |
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長時間使わないパソコンの電源は切る。 |
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アンダーグラウンドなサイトにアクセスしない。 |
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被害に備えるため、データのバックアップはこまめに実行する。 |
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