| 辞書に載っているような言葉に比べれば、デタラメな文字列を用いるほうが「強い」といえますが、この点においても踏まえておきたいことがあります。 悪意のハッカーは、入力フォームに一字ずつ入力していくといったことはせず、それこそ1秒間に数十万もの文字列を「試す」ことができる自動ツールを利用することが一般的になっています。
さらに「aaa」の次は「aab」「aac」といったようにアルファベット順で試してゆくのではなく、「人間がつけやすい」文字から効率よく探るツールも駆使します。たとえば、人間がつけやすい一番最初の文字は「a」ではなく「e」。これは悪意を持つハッカーたちが長い間、膨大なデータを積み重ねた統計で、非常に優秀なものです。
こうしたツールを駆使すれば、どんなデタラメな文字列のパスワードでも「いつかは」解明してしまいます。言い換えれば「強い」パスワードとは、解明するまでに長い時間を要するもの、といえるでしょう。
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