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セキュリティ通信トップ> パソコンに及ぶ危険 P2Pツール編:データのダウンロード
パソコンに及ぶ危険
P2Pツール編
「市販の音楽や映画を無料で手に入れることができるよ」−−こんな話を聞いて、心を動かされたことはありませんか。甘い話に心を動かされると、思いがけない罠が待っています。無自覚のまま違法コピーファイルを公開するなど、著作権や肖像権侵害という罪を犯してしまう恐れもあるのです。

1.ダウンロードの誘惑:タダで音楽や映画が手に入る?!
2.ダウンロード時の危険性:ウイルスの偽装にご用心!
3.ダウンロード時の3大対策:加害者にならないために
1.ダウンロードの誘惑
● P2Pソフトの危険:著作権や肖像権の侵害
 
Winnyに代表されるP2P(ピアツーピア)ソフト、あるいはファイル共有ソフト等と呼ばれるツールを使用すると、音楽CDや映画DVDをコピーしたファイルなど、著作権や肖像権を侵害するファイルをダウンロードしてしまう危険性があります。

それだけではありません。P2Pソフトは、ダウンロードしたファイルを自動的に公開する(アップロードする)仕様になっていることが多いので、これらの違法ファイルを自分が広める立場になってしまいます。違法ファイルを広める行為は犯罪とみなされます。
 
● 音楽CDのコピー:公開すれば著作権侵害

音楽CDは、携帯型デジタルプレーヤなどの普及で、パソコンを使って音楽をファイルとして手軽にコピーできるようになっています。このようなファイルが違法に公開されていることがあり、ダウンロードすると著作権の侵害に当たる行為になってしまいます。RIAJ(社団法人日本レコード協会)では、音楽CDの著作権を守るためのキャンペーンを毎年行っています。

(参考)LOVE MUSIC? SAVE MUSIC! (社団法人日本レコード協会)
2.ダウンロード時の危険性
● ダウンロードとは
インターネット上からパソコンにファイルをコピーするダウンロードは、パソコンを使う上で日常的に行われている作業です。ホームページを見る場合も、ホームページを表示するための文字や画像ファイルをダウンロードしているのです。また、Windowsをはじめ、多くのソフトはインターネットから最新バージョンにアップデートするためのソフトをダウンロードするようになっています。

しかし、インターネット上にあるすべてのファイルが安全とは言えません。
● ウイルスやスパウイウェアをダウンロードする恐れ
大手のサイト上にあるファイルでも、まれにウイルスが紛れ込んでる可能性があります。また、掲示板からリンクされている怪しいホームページや、個人で運営しているホームページなどの場合は、ウイルスに感染したファイルや、スパイウェアなどが組み込まれたファイルをわざと置いてあることもあります。
● ウイルスの偽装にご用心!
ダウンロード用に公開されているファイルが、ウイルスに感染しているケースは少なくありません。特にWinnyを媒介とする、個人情報を流出させるウイルス付きのファイルには要注意です。このようなファイルは拡張子を2つ以上追加することで、ほかのファイルのふりをしていることが多くなっています。ファイルが偽装されているかどうかをダウンロードする前に確認することは難しいので、セキュリティ対策ソフトが必須です。

さらに、ファイル名をわざとダウンロードソフトと同じにしている危険なファイルも存在します。ダウンロードサイトが混雑している場合などに、ファイル名で検索するのは危険性が高いといえるでしょう。
3.ダウンロード時の3大対策
(1) セキュリティ対策ソフトを「有効」「最新」に
ファイルをダウンロードする際には、ウイルスチェックなどセキュリティ対策ソフトを有効にしておき、危険なファイルをダウンロードした際に、すぐに対処できるようにします。このようなファイルは、ダウンロードするだけならほとんど危険はないので、ファイルを開かずに削除します。

うっかりファイルを開いてしまうと、ウイルスやワーム、スパイウェアなどが実行されてしまう可能性があります。ウイルスに感染してしまうと、自分がウイルスをまき散らす加害者になってしまったり、パソコン内のファイルや個人情報が流出してしまったりするおそれがあるので注意しましょう。

また、ウイルス対策ソフトのパターンファイルは常に最新のものにアップデートしておき、ウイルスの新種や亜種に対応できるようにしておきます。
(参考)Windows Update
(2) 甘い誘惑「違法ファイル」には手をつけない
第三者の権利を侵害するファイルをダウンロードしたり、P2Pソフトによって公開してしまった場合には、正当な権利者から訴えられる危険性があります。このようなことにならないよう、明らかに違法なことが分かるファイル(市販のアーティストの楽曲ファイルなど)は、ダウンロードしないようにしましょう。
(3) 「日頃からの心がけ」を
ウイルスに感染したファイルをダウンロードしてしまい、うっかり実行してしまうと、ウイルスの種類によってはウイルスメールを大量に送信します。このような場合には、ウイルスに感染した被害者でありながら、ウイルスをまき散らす加害者になってしまいます。本人にとっては、これほど納得がいかないこともないでしょう。

インターネットを利用すればダウンロードと無縁ではいられないので、ウイルス対策をはじめとするセキュリティ対策を日頃から心がけましょう。
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