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パソコンに及ぶ危険
ケータイのウイルス対策
手軽さと便利さで、急速に普及した携帯電話。単に電話をするだけでなく、インターネットの閲覧やメールの送受信、カメラにスケジュール管理など、パソコンなみの機能を装備するようになってきました。では、携帯電話でもパソコンと同じようにウイルスやワームに感染するのでしょうか?

実は、すでに携帯電話に感染するウイルスが発見されています。しかも、日本製の携帯電話ではないものの、日本でも入手できるノキア製電話機の特定の機種に感染します。すでに数種類のウイルスが確認されていて、たとえばBluetoothで接続できる周辺機器を探し続け、発見するとウイルス自身のコピーを送信しようとするもの(結果としてバッテリーを早く消費します)があります。

2005年2月には、携帯電話に感染して内部にあるファイルを破壊したり、通話料の高いダイヤルQ2系の番号や警察などの緊急電話番号に勝手に電話をかけるといった動作を行い、さらにDoS攻撃によって電話機を通話不能にしてしまう「Cabir」というウイルスが発見されています。このウイルスはSymbian OSやWindows Mobile、そしてNTTドコモの携帯電話が使用しているOSをターゲットにしているといわれています。

急速にユーザーが増加しているため、ウイルスのターゲットになってしまうのはパソコンも携帯電話も同じです。今後は携帯電話の便利な機能を悪用するウイルスが登場する可能性も十分にあるのです。また、カーナビゲーションシステムに感染するウイルスが発見されたというニュースもあり、携帯電話だけでなくインターネットに接続できるような情報家電にもウイルス対策が必要になるでしょう。

もちろん、メーカー側もウイルスへの危機感を抱いており、携帯電話向けのウイルス対策ソフトを開発したり、ぜい弱性が発見されたときには簡単にアップデートできるような仕組みを作っています。ユーザーの立場では、携帯電話や情報家電の説明書をしっかりと読んで使い方を理解し、常に最新の情報を入手するよう心がけることが大切です。 また、 日常使わない機能を動作しないようにすることが可能であれば、動作しないように設定することをお勧めします。
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