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「アップデート」を実行しよう【Windows OS編】

パソコンをインターネットにつなぐなら、OSやソフトウェア、プラグインの「アップデート」を避けて通るわけにはいきません。アップデートを行なっていないパソコンは、アップデートを行っているパソコンに比べ、ウイルスに感染しやすいからです。そこで今回と次回のトピックスでは、Windowsのユーザーがやっておきたいアップデートについて説明します。今回は、Windows OSのアップデートをとりあげます。

アップデートが必要な理由
★コラム:アップデートとアップグレード
インストール、アップデートと管理者権限
ユーザーアカウント制御について
アップデートの前に~コントロールパネルの開き方と表示の切り替え方
    ・コントロールパネルの開き方
    ・コントロールパネルの表示を切り替える
自動更新を利用しよう
Windows XP/Vista/7をアップデートする
    ・Microsoft Updateを実行する
    ・自動更新の設定を行う
    ・Windowsのサービスパックについて
★コラム:Windows 2000のサポート終了について

「アップデート」が必要な理由

OS(注1)やソフトウェア、プラグイン(注2)などに不具合が見つかると、開発元では不具合を修整するための更新プログラム(パッチ)を公開します。「アップデート」とは、公開されたパッチをインストールして、OS、ソフトウェア、プラグインなどを最新の状態に書き変える(更新する)ことです。
パソコンのセキュリティを危うくするような不具合を「脆弱性(ぜいじゃくせい)」と呼びますが、脆弱性の中には、悪用されるとウイルス感染の引き金になってしまうものもあります。脆弱性を修整するためには、アップデートを実行しなければなりません。アップデートをしないと、パソコンを危険な状態で使い続けていくことになるのです。

注1)OS:オペレーションシステム。パソコンを動かすための基本ソフト。Windowsでは、新しい順にWindows7、Vista、XPなどがある。
注2)プラグイン:ソフトウェアに機能を追加するためのプログラム。


★コラム:アップデートとアップグレード

アップデート:不具合の修正や、ちょっとした機能追加を目的とする、小規模な更新。また、そのためのパッチをインストールすること。

アップグレード:製品を根本から改良するための大規模な更新。また、現在持っている製品から、できあがった新しいバージョンの製品へ移行すること。

たとえば、Windows XPを利用している場合に、Windows UpdateやMicrosoft Updateを利用してXPにパッチを適用するのがアップデートであり、XPからVistaやWindows7に乗り換えるのがアップグレードです。


インストール、アップデートと管理者権限

ソフトウェアのインストールやアップデートは、管理者権限を持つアカウントでログオンしていないと実行できないことがほとんどです。

<XPの場合>
管理者権限を持たないアカウントでログオンしていた場合、一度ログオフし、管理者権限を持っているアカウントでログオンし直してから作業を行いましょう。

<Windows 7とVistaの場合>
管理者権限を持たないアカウントでログオンしている場合、管理者アカウントのパスワードを入力するよう求められます。こちらの資料を参考にしてください。
・管理者アカウントのパスワード入力を要求されたら - Windows 7、Windows Vista(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/961512/ja

XP、Vista、Windows 7すべてにおいて、パスワードがわからなくて(教えてもらえなくて)管理者権限を持つアカウントにログオンできない場合は、管理者にお願いしてインストールやアップデートを実行してもらってください。

ユーザーアカウント制御について

インストールやアップデートを行う際、Windows 7では「次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?」、Vistaでは「続行するにはあなたの許可が必要です」というメッセージが表示されることがあります。
メッセージの意味や対応方法については、こちらの資料を参照してください。

<Vistaでは>
・"続行するにはあなたの許可が必要です" と表示されたら - Windows Vista(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/961513/ja

<Windows 7では>
・"次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?" と表示されたら - Windows 7(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/980324/ja

アップデートの前に~コントロールパネルの開き方と表示の切り替え方

コントロールパネルの開き方と、表示の切り替え方を覚えましょう。

【コントロールパネルの開き方】
(1)[スタート]ボタンをクリックします。スタートボタンは、パソコンの画面の左下にあります。

(2)コントロールパネル]をクリックします。図は、XPでの表示例です。


【コントロールパネルの表示を切り替える】
<XPとVistaでは>
初期設定では、コントロールパネルはカテゴリ別の表示となっています。以下の資料を参考に、クラシック表示に切り替えたり、カテゴリ別表示に戻したりしてみましょう。

・コントロール パネルを表示してみよう(Microsoftサポートオンライン)
http://support.microsoft.com/kb/882772/JA/



<Windows 7>では
初期設定では、コントロールパネルはカテゴリ別の表示となっています。[表示方法]で[大きいアイコン]を選択して表示を切り替えたり、元に戻したりしてみましょう。

自動更新を利用しよう

「予期しないタイミングでプログラムが通信を始めてしまうのはいやだ」ということで、自動更新を無効にしている人がいるかもしれません。パソコン関連のWebサイトをこまめにチェックし、必要な情報をすばやくキャッチして、的確な対策をとれる人ならそれでもいいでしょう。しかしその自信がない人は、自動更新を有効にしておくようおすすめします。

Windows XP/Vista/7をアップデートする

Windows OSのアップデートは、「Microsoft Update」または「Windows Update」により行います。Microsoft UpdateとWindows Updateには、次の違いがあります。

Microsoft Update:Windows、Microsoft Office、その他マイクロソフト製品をアッデートできる。
Windows Update:Windowsをアップデートできる。

Microsoft UpdateもWindows Updateも、無料で実行できます。

【Microsoft Updateを実行する】
以下のページから、使用しているOSに対応したページを開き、説明に沿ってMicrosoft Updateを実行してください。
・Microsoft Update 利用の手順(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/j_musteps.mspx
※XPの場合、手順1から10までの作業を一度行えば、2度目以降は手順11からの作業になります。

【自動更新の設定を行う】
以下のページを参照して、ぜひ自動更新を有効にしておいてください。
・パソコンを最新の状態に保つには何をすればいいの?(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/879101/ja
※コントロールパネルの表示が図と違う場合は、カテゴリ別表示に切り替えましょう。

【Windowsのサービスパックについて】
Windowsでは、それぞれのOSに対してサービスパック(SP)が提供されています。
サービスパックについては、以下を参照してください。
・WindowsやOfficeのサービスパックって何?(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/953162/ja

マイクロソフトでは、SPの公開後一定期間が過ぎると、SPをまったく適用していない、または古いSPしか適用していないOSのサポートを打ち切ります。サポートが打ち切られるとパッチを入手できなくなるので、以後、脆弱性が修正されない危険な状態でパソコンを使用することになります。

現在使用しているWindowsのバージョンとサービスパックの確認方法については、以下の資料を参照してください。説明の中のWindowsキーとは、キーボードの左下の方にある、Windowsのマークのついたキーのことです。
・Windowsのバージョン確認方法(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/ver_win.mspx

たとえばXPなら、このような表示が出ます。(図は上記資料から引用)

サービスパックとサポートの終了についての情報は、こちらにまとめられています。
・Windowsサポート終了情報(マイクロソフト)
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/help/end-support-windows-xp-sp2-windows-vista-without-service-packs

<Windows XPのサービスパック>
・現在、SP3が最新です。SP3以外はサポートが終了しています。
・SP2のサポートは、2010年7月13日に終了しました。
・Windows XP SP3(サービスパック3)のダウンロード、インストール方法を知りたい(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/912313/ja

<Windows Vistaのサービスパック>
・現在、SP2が最新です。
・SP1のサポートは2011年7月11日で終了します。
・サービスパックを適用していないVistaのサポートは、2010年4月13日に終了しました。
・Windows Vista Service Pack2(SP2)をインストールする方法(マイクロソフト)
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-vista/Learn-how-to-install-Windows-Vista-Service-Pack-2-SP2

<Windows 7のサービスパック>
・現在、SP1が最新です。
・Windows 7 SP1 をダウンロードしてインストールする方法(マイクロソフト)
http://support.microsoft.com/kb/2512896/ja


★コラム:Windows 2000のサポート終了について

Windows 2000のサポートは、2010年7月13日に終了しました。マイクロソフトでは、サポート期間終了後はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、製品をセキュリティ上のリスクが高い状態で使うことになるので、最新のOSへ移行してほしいとしています。
・Windows Vista RTM / Windows XP Service Pack 2 (SP2) / Windows 2000 (Server / Professional) 製品のサポート終了についてのご案内(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/windows/lifecycle/default.mspx

なお、多くのウイルス対策ソフトが、マイクロソフトのサポート終了に伴って、すでにWindows 2000への対応を打ち切っています。サポートが切れたOSを使うことの危険性については、以下の資料を参照してください。
・サポートの終了したWindows OSを使う危険性について(サイバークリーンセンター)
https://www.ccc.go.jp/danger/index.html

・コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[6月分および上半期]について(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/07outline.html


次回のトピックスでは、プラグインのアップデートについて説明します。

(執筆:現代フォーラム/北野)



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