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| なりすましには、他人のIDやパスワードを知ることが不可欠です。でも、どうやって知っているのでしょうか。代表的な手口を紹介しておきましょう。 |
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| ●パソコンにキーロガーを仕掛ける |
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「キーロガー」とは、キーボードの操作をそっくり記録してしまうソフトです。このツールを、ターゲットとなる人のパソコンや、不特定多数の人間が出入りするネットカフェのパソコンに仕掛けるのです。パスワードをSSLなどで暗号化して通信していても、キーボードの操作をすべて記録すれば、そこで入力した、つまり使ったIDやパスワードも簡単に知ることができます。
実際に、ネットカフェのパソコンにキーロガーをしかけ、そこで操作された銀行振り込み情報の記録などを利用して、5人の銀行口座から1600万円を引き出したという事例もあります。 |
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| ●生年月日を調べる |
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生年月日をパスワードにしている人は意外と多く、IDさえ分かってしまえば簡単になりすますことができてしまいます。主に身近にいる人間に通用する手口です。
身近にいる人間がなりすましなどするか、と思われるかもしれませんが、恋人や友人、知人、同僚が犯人だったという事例は結構多いのです。動機の大半は、誤解や恨み、仕事上のトラブル、いたずら半分といったところで、加害者意識はかなり低いといわれています。 |
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| ●直に入手する |
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いわゆる、ソーシャルエンジニアリングという手法を使います。これは、ネットワーク管理者や個人ユーザーなどから、盗み聞きや盗み見、声をかけるといった「社会的」な手段で、パスワードなどの重要情報を入手することを指します。
ありがちな例としては、知り合いからパソコンの設定作業などを頼まれ、そのときにIDやパスワードを聞き出すといった手口です。このケースは、友人や恋人などが加害者になる場合に多いようです。
また、モニタの脇にパスワードを書いた付箋紙を貼っている光景を目にすることがありますが、こういったところはいいカモということになります。さらに最近では、フィッシング詐欺によって個人情報などの入力を必要とする偽のサイト(多くは銀行やクレジットカード会社)に誘導され、IDやパスワードを取られてしまうという可能性もあるということを忘れてはなりません。 |
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| ●パスワードクラック |
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| 専用ツールなどを利用して、総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)という方法を用いることがあります。これはパスワードと思われる文字列を片っ端から入力してパスワードを探り出すという方法です。人名や意味のある単語などをパスワードに使っていると、簡単に解析されてしまう危険性があります。 |