So-net

設定項目一覧

configコマンドで取得する設定ファイルに書かれている項目と、ダイジェストの発行に関する項目ついて説明します。

設定の変更について

[ コンフィグ設定 ]
a - f
g - n
o - s
t -z

[ ダイジェスト設定 ]
digest_〜

コンフィグ設定

configコマンドで取得する設定ファイルに書かれている項目の内容について説明します。各項目の「=」、または「<< END」の後ろに必要な値を記述することで、設定を変更することができます。変更できない値もありますので注意してください。設定を間違えるとトラブルの元となりますので、バックアップは忘れずにとっておきましょう。

  • ●admin_passwd
  • 管理者用パスワードです。初期設定は「基本メールボックスのアドレス」です。
  • ●administrivia
  • コマンドメールが間違えてメーリングリスト宛に送信された場合に管理者に転送するかどうかを設定します。初期設定はyesです。
    yes : 管理者に転送する
    no : 管理者に転送しない
  • ●advertise
  • 指定したメールアドレスからのlistsコマンド請求に対して、メーリングリスト名を表示させます。<<ENDとENDの間に、Perlの正規表現でメールアドレスを記述します。
  • 正規表現は、/ で始めと終わりを囲みます。'.'は任意の1文字を、'.*'は任意の文字列、'^'は文頭、'$'は文末を表します。また、電子メールアドレスで使われる'@'や'.'はPerlの正規表現で特殊文字のため、'\@'や'\.'のように'\'でエスケープする必要があります。例えば、/.*so-net\.ne\.jp$/とすれば、so-net.ne.jpのメールアドレスのみを対象とします。newconfigの際に、構文エラーとなる場合は、記号部分に'.'(任意の1文字)を利用するとエラーとならずに登録できます。(例) /.*.so.net.ne.jp$/

[ 例 ]
so-net.ne.jpからの lists コマンドに、メーリングリスト名を表示する
advertise     << END
/.*so-net\.ne\.jp$/
END

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# regexps under noadvertise override these regexps.
advertise    << END
/.*so-net\.ne\.jp$/
END
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOFend

  • ●announcements
  • メーリングリストへの参加や退会があったときに管理者に通知するかどうかを設定します。初期設定はyesです。
    yes : 管理者に通知する
    no : 管理者に通知しない
  • ●approve_passwd
  • 承認を必要とする投稿を承認するためのパスワードを設定します。初期設定は「基本メールボックスのアドレス」です。
  • ●archive_dir
  • アーカイブの保存されているディレクトリを指定します。この機能は使えません。絶対に設定しないでください。
  • ●comments
  • <<ENDとENDの間の行にコメントを入れることができます。このコメントは設定には影響しません。
  • ●date_info
  • infoファイルの文頭に、そのファイルの最終更新日を挿入するかどうかを設定します。初期設定はyesです。
    yes : 最終更新日を挿入する
    no : 最終更新日を挿入しない
  • ●date_intro
  • introファイルの文頭に、そのファイルの最終更新日を挿入するかどうかを設定します。初期設定はyesです。
    yes : 最終更新日を挿入する
    no : 最終更新日を挿入しない
  • ●debug
  • デバッグモードを切り替えます。初期設定はnoです。
    yes : メッセージ転送をしない
    no : メッセージを転送しない
  • ●description
  • listsコマンドで表示される一覧に簡単な説明文をつけることができます。半角50文字程度で設定してください。
  • ●get_access
  • getコマンドの使用を制限します。初期設定はlistです。
    open : 誰でもgetコマンドを使用できる
    closed : 誰もgetコマンドを使用できない
    list : メンバーのみgetコマンドを使用できる
  • ●index_access
  • indexコマンドの使用を制限します。初期設定はlistです。
    open : 誰でもindexコマンドを使用できる
    closed : 誰もindexコマンドを使用できない
    list : メンバーのみindexコマンドを使用できる
  • ●info_access
  • infoコマンドの使用を制限します。初期設定はopenです。
    open : 誰でもinfoコマンドを使用できる
    closed : 誰もinfoコマンドを使用できない
    list : メンバーのみinfoコマンドを使用できる
  • ●intro_access
  • introコマンドの使用を制限します。初期設定はlistです。
    open : 誰でもintroコマンドを使用できる
    closed : 誰もintroコマンドを使用できない
    list : メンバーのみintroコマンドを使用できる
  • ●maxlength
  • メーリングリストに投稿できるメールの最大サイズを設定します。1通の文字数がこの指定を超えると配信されません。初期設定は40000(バイト)です。
  • ●message_footer
  • メーリングリストが配信するすべてのメール本文の最後に付加されるメッセージを設定します。また、以下の変数を指定することで、その変数の指示する内容を表示できます。
    $LIST : メーリングリスト名
    $SENDER : 送信者のメールアドレス
    $VERSION : majordomoのバージョン

[ 例 ] message_footer << END
If you have any questions or problems,
please contact"taro@aa2.so-net.ne.jp"
END

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# tokens are provided
message_footer    << END
If you have any questions or problems,
please contact"taro@aa2.so-net.ne.jp"
END
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOFend

  • ●message_fronter
  • メーリングリストが配信するすべてのメール本文の直前に付加されるメッセージを指定します。指定方法はmessage_footerの項目を参照してください。
  • ●message_header
  • メーリングリストが配信するすべてのメール本文の最初にここで指定するメッセージを設定します。指定方法はmessage_footerの項目を参照してください。
  • ●moderate
  • 投稿されたメールすべてに対しモデレータ(管理者)が承認操作するか、しないかを設定します。初期設定はnoです。
    no : 誰でもメーリングリストに投稿できる
    yes : 投稿にはモデレータの承認が必要

    yesに設定すると投稿されたメールはメーリングリストに配信されず、モデレータ宛に「BOUNCE ...Approval required」という件名で送信されてきます。メールの承認のしかたについては、次項のmoderatorを参照してください。
  • ●moderator
  • モデレータ(管理者)のメールアドレスを設定します。管理者以外の人をモデレータにする場合は、ここにメールアドレスを指定します(モデレータ付きのメーリングリストにするには、moderate = yesに変更してください)。

[ 例 ]
taro@aa1.so-net.ne.jpをモデレータとする

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# If yes, all postings to the list must be approved by the
# moderator.
moderate = yes

# moderator [word] (undef) <resend>

--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ※ < 投稿メールの承認のしかた >
  • moderator=モデレータメールアドレス
    を設定している場合、メーリングリストに投稿されたメールがモデレータに対してのみ届きます。モデレータは内容を確認し、メーリングリスト全体に投稿してもOKであると判断した場合は以下のようにして承認します。
  • (1)新規メールを開く
  • (2)「approved: メーリングリストパスワード」を最初の一行に記述
  • (3)二行目以下に承認メールの内容をすべてコピー&ペースト
  • (4)宛先をメーリングリストにして送信
  • これで承認されたメールがメーリングリスト全体に配信されます。
  • ●mungedomain
  • メールアドレスのマッチングをとる場合の方法を変えます。初期設定はnoです。
    yes : サブドメインは無視されます。たとえばtaro@aa1.so-net.ne.jpから発信されたメールはtaro@so-net.ne.jpから発信されたとみなされます。
    no : 通常設定
  • ●noadvertise
  • 指定されたメールアドレスからのlistsコマンド要求に対して、メーリングリスト名を表示しません。アドレスの指定は、<<ENDとEND間の行に、Perlの正規表現で記述します。非公開の設定にしたい場合は、 /.*/ と記述してください。初期設定は/.*/ で非公開となっています。

[ 例 ]
so-net.ne.jpからのlistsコマンドに対しては、メーリングリスト名を表示しない

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# will not be listed in the output of a lists command. Noadvertise
# overrides advertise.
noadvertise   << END
/.*so-net\.ne\.jp$/
END
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●precedence
  • メーリングリストで配信される全メールのprecedenceヘッダに指定した(半角英数字で指定。スペースは不可)言葉を入れます。
  • ●purge_received
  • yesの場合、majordomoがメールを配信する際に、majordomoが受け取るまでのヘッダを削除します。初期設定はnoです。
  • ●reply_to
  • reply_toのヘッダに入るメールアドレスを指定できます。「$SENDER」と設定すると、reply_toのヘッダには発信者が入ります。

[ 例 ]
reply_toのヘッダにml-so-net@mma.so-net.ne.jpを表示させる

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# sender is used as the value of the reply-to header. This is the
# value of the reply-to header for digest lists.
reply_to = ml-so-net@mma.so-net.ne.jp
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●restrict_post
  • メーリングリスト名を設定するとメンバー以外の投稿を禁止することができます。 メンバー以外のメールは管理者へ送信されます。

[ 例 ]
ml-so-netのメンバー以外の投稿を禁止する

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# This mechanism will be replaced in a future version of
# majordomo/resend.
restrict_post = ml-so-net
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●resend_host
  • 絶対に設定はしないでください。
  • ●sender
  • 絶対に初期値(owner_メーリングリスト名)から変更しないでください。
  • ●strip
  • 絶対に初期値(yes)から変更しないでください。
  • ●subject_prefix
  • 指定したメッセージをsubjectに付加します。連番やリスト名を入れたい場合は、この項目で設定します。また、下記の変数を指定できます。初期設定は[$LIST:$SEQNUM]です。
    $LIST : メーリングリスト名
    $SENDER : メールの送信者
    $VERSION : majordomoのバージョン
    $SEQMUN : 連番

[ 例 1]
subject行にメーリングリスト名を入れる

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# the current list, $SENDER - the sender as taken from the from
# line, $VERSION, the version of majordomo.
subject_prefix = [$LIST]
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

[ 例 2]
subject行にメーリングリスト名と連番を入れる

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# the current list, $SENDER - the sender as taken from the from
# line, $VERSION, the version of majordomo.
subject_prefix = [$LIST $SEQNUM]
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●subscribe_policy
  • subscribeコマンドに対する登録方法を指定します。初期設定はclosedです。
    open : 自分のメールアドレスに限り、管理者の承認を必要とせずに参加登録できる
    closed : 参加登録するのに管理者の承認が必要
    auto : 管理者の承認を必要とせずに自分のメールアドレスも他人のメールアドレスも参加登録できる
  • ※ < confirmオプションについて >
  • それぞれの設定値の後ろに「+confirm」を付加すると、参加希望者に確認のための認証番号を書いたメールが自動送信されます。メンバー希望者が、このメールの指示にしたがって「auth 認証番号 subscribe ML名 参加したいメールアドレス」のコマンドを返信しなければ登録は完了しません。間違ったメールアドレスでの参加登録やいたずらによる参加登録を防止するためには、この確認機能を使うとよいでしょう。
  • ●taboo_body
  • 本文に特定の文字列を含む投稿を制限します。文字列の指定は、<<ENDとENDの間の行に、Perlの正規表現で記述します。日本語を指定することはできません。この項目を利用すれば、使用禁止語を設定することができます。ここで設定した文字列が本文中に含まれるメールは管理者へ送信されます。

[ 例 ]
本文中に " cat" " kitty" という言葉の使用を禁止する

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# If any line of the body matches one of these regexps, then the
# message will be bounced for review.
taboo_body    <<END
/cat/i
/kitty/i
END
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●taboo_headers
  • ヘッダに特定の文字列を含む投稿を制限します。文字列の指定は、<<ENDとENDの間の行に、Perlの正規表現で記述します。日本語を指定することはできません。ここで設定した文字列がヘッダ内に含まれるメールは管理者へ送信されます。

[ 例 ]
subject に "tomato" という言葉の使用を禁止する

To:majordomo@mma.so-net.ne.jp
Subject:

(メール本文)
newconfig ml-so-net PASSWORD
# The configuration file for a majordomo mailing list.
--------------(中略)--------------
# If any of the headers matches one of these regexps, then the
# message will be bounced for review.
taboo_headers   <<END
/^subject:\s*tomato\b/i
END
--------------(中略)--------------
who_access = closed
EOF
end

  • ●unsubscribe_policy
  • unsubscribeコマンドに対する登録方法を指定します。初期設定はopenです。
    open : 自分のメールアドレスに限り、管理者の承認を必要とせずに退会できる
    closed : 退会するのに管理者の承認が必要
    auto : 管理者の承認を必要とせずに自分のメールアドレスも他人のメールアドレスも退会できる
  • ●welcome
  • 新規登録者にウェルカムメッセージを送信するかどうかを設定します。初期設定はyesです。
    yes : ウェルカムメッセージを送信する
    no : ウェルカムメッセージを送信しない
  • ●which_access
  • whichコマンドの使用を制限します。初期設定はclosedです。
    open : 誰でもwhichコマンドを使用できる
    closed : 誰もwhichコマンドを使用できない
    list : メンバーのみwhichコマンドを使用できる
  • ●who_access
  • whoコマンドの使用を制限します。初期設定はclosedです。
    open : 誰でもwhoコマンドを使用できる
    closed : 誰もwhoコマンドを使用できない
    list : メンバーのみwhoコマンドを使用できる

ダイジェスト設定

ダイジェストの発行に関する項目です。ほとんどは現状の確認をするだけの項目や、機能しない項目となっています。digest_max?の項目に数値を指定すると、その数ごとにまとめてダイジェストが配信されるようになります。これらの設定は、ダイジェストのメーリングリストに対して行ってください。

  • ●digest_archive
  • この項目は現在機能していないので、絶対に指定しないでください。
  • ●digest_issue
  • ダイジェストが配信されるとき、そのダイジェストが第何号と表示されるかを指定します。この項目は自動的に更新されます。
  • ●digest_maxdays
  • 次のダイジェストが発行されるまでの日数を設定します。
  • ●digest_maxlines
  • ダイジェストの最大行数を設定します。ここで指定された行数を超えると、新しいダイジェストが自動的に作成されます。
  • ●digest_name
  • ダイジェストにつけられるタイトルを設定します。巻番号と発行番号が付きます。
  • ●digest_rm_footer
  • この項目は現在機能していないので、絶対に指定しないでください。
  • ●ddigest_rm_fronter
  • この項目は現在機能していないので、絶対に指定しないでください。
  • ●digest_volume
  • 現在の巻の番号を指定します。初期設定では1です。変更するときは整数で指定してください。
  • ●digest_work_dir
  • ダイジェストの作業用ディレクトリを指定します。絶対に設定しないでください。

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