So-netの森 森林整備活動2018.12.04

So-netの森 第31回活動レポート

11月3日(土)に長野県佐久市にある緑豊かな大沢財産区「So-netの森」で、ソニーネットワークコミュニケーションズ・髙垣浩一社長と有志社員、そして来春入社予定の皆さん、ソニーモバイルコミュニケーションズに入社予定の皆さんと一緒に森林整備活動のお手伝いをしてきました。今回はその様子をレポートします。

秋の「so-netの森」を上空から。
またまた来ました、「So-netの森」!

ソニーネットワークコミュニケーションズではCSR活動の一環として、2010年より長野県佐久市の地域住民の皆さんと協力して、「So-netの森」で森林整備活動を続けてきました。

この活動を通じ、森の状態や周辺地域で起こっていることなどをお知らせすることで、関わりのある皆さまに環境問題を身近に感じてほしいという想いを持って活動しています。

道具もピシッと並んで、準備万端。

今回の作業は「間伐」です。地元の方たちの指導を受けながら、間伐する杉の木を手作業で切り倒していきます。倒す方向に角度30度の受口という切り込みと、反対側に追口という直線の切り込みを入れて伐採します。

急な斜面での作業。怪我をしないよう慎重に。
内定者の皆さんも頑張っています。

ちなみに、今日間伐された木は、地元保育園の古くなったアスレチック遊具を新しくするために使われるそう。自分たちが作業した木が新しく生まれ変わるなんて、うれしいですね!

ここまで育つのに、どれだけの年月が必要だったのでしょうか。間伐材は大事に使わせていただきます。

木がお互いに絡み合ってなかなか倒れないときは、リフティングトングという特殊な道具で木を動かして倒します。

リフティングトングでの作業の様子

この日の間伐はたいへんな重労働。こういう地道な作業のおかげで豊かな森が守られていることに、参加された内定者の皆さんも勉強になった様子でした。

髙垣社長もノコギリを手に奮闘中!

「So-netの森」での活動は、身近な自然を育み、次世代へ維持・継承していくため。さらには環境保全や生物多様性について改めて考える場と位置づけています。参加された内定者の皆さんにも、活動の意義や想いが伝わるといいなあ、と感じたモモでした。

作業の疲れをねぎらうモモ。

間伐作業終了後、2011年2月に誕生した「大沢森の分教場」へ。ここは「So-netの森」整備活動の拠点として使われています。

建物の中では間伐作業でお腹をすかせた皆さんにふるまわれる、地元食材を使った作り立ての郷土料理が待っていました。地元の方たちと先輩社員が用意してくれたのは信州の郷土料理「煮こじ」や「鹿肉」、「カボチャのすいとん」などなど。ほっかほかの地元料理で和やかな雰囲気に。髙垣社長と内定者の皆さんもいっきに打ち解けました。

お昼の準備をする、地元の皆さんと先輩社員。
先輩社員と内定者のみなさんと髙垣社長を交えて、地元の料理を楽しみました。

ランチの後は分教場から車で10分ほどの「阿部農園」へ。千曲川が見える眺望抜群のロケーション。佐久市が誇る日本屈指の日照時間の長さにより、甘みたっぷりに育つ多品種のリンゴを栽培しています。高台にあり開放感あふれる農園でリンゴ狩りを体験。農園のお父さんが食べごろリンゴの見分け方を教えてくれました。

リンゴの栽培について、たくさん教わりました。
割ってビックリ! 蜜がキレイな星形に。歯ごたえもサクサク~

「So-netの森」、そして佐久市で過ごした秋の1日。内定者の皆さんは森を維持するたいへんさを実感されたことでしょう。また、現地の人たちとの温かい交流にも感激した様子でした。地球環境や、コミュニケーションの意味や価値を考える良い機会になったのではないかと思います!

「So-netの森」をバックに、最後にみんなで記念写真を。