So-netの森 森林整備活動2014.11

So-netの森 第22回活動レポート

11月22日。今年の「So-netの森」の活動はこれが最後。
例年この時期の活動は、冷たい雨もしくは冷え込みの中で行う印象だったのですが、この日の佐久はそれとは打って変わり、無風、快晴に加え、気温も上がり、絶好のコンディションに恵まれました。

雲ひとつない晴天
今回の参加は39名

秋の植林

今回は、活動を開始して以来初の「秋の植林」です。例年植林は春に行っており、現地大沢財産区の方々にとっても初の試みだそうです。その栄えある第1回の「秋植え」のパートナーにSo-netが選ばれたのであります(誇)。
作業場所は、今年4月に植林を行ったのと同じ場所。そのときの苗木も出迎える中、参加39名は5つの班に分かれ、用意されたカラマツの苗木の束と鍬(くわ)を持って作業を開始しました。

カラマツの苗木(束)
こんな感じに植えます

気温もあがり、と先程は書きましたが、既にこの時期、佐久の朝の最低気温は0℃前後。まもなく本格的な冬を迎えます。
そのため、せっかく植えた苗木の根が寒さでダメにならないよう、開始前に財産区の方からは、土をやや深めに掘って植えて下さいとの指示がありました。

作業風景
真っ青な空の下で作業

あらかじめ等間隔に印が付いた場所に、鍬で少し穴を掘り、その中に苗木を植え、土を埋め戻す、という作業を繰り返し行っていきますが、これがなかなかの重労働。場所によっては土の中に石や根が混じるなど苦戦する場面もありましたが、やがてみんなコツをつかんだのか、作業は順調に進んで行きました。
終盤には、財産区の方が用意して下さった間伐材のネームプレートに、サインペンで各自思い思いのデザインを描き、自分の植えた苗木に結ぶというお楽しみもありました。

ネームプレート
ネームプレート

斜面が多く楽ではない作業場所でしたが、終わってみればみんなで植えた苗木の数は、春の600本を上回るおよそ800本。信州の雄大な山々をバックに気分もさわやかになる1時間半の森林整備作業でした。

作業前
作業後

おまちかねの昼食とレクリエーション

活動の拠点である「大沢の森分教場」に戻ると、お待ちかねの昼食。今回も財産区の方が準備をして下さり、食事係の社員もお手伝いしました。
この日のメニューは、「すいとん」、佐久の伝統料理「煮こじ」、お漬物、そしておにぎり。いつもながらの美味しさに加え、この日は運動量が多かったせいか、あっという間にめでたく「完売」しました。

すいとんと煮こじ
恒例の?ドッジボール大会

そのあとは、食休みもそこそこに、恒例(?)の大なわとびそしてドッジボール大会の始まり。
子どもたちの元気にはいつも感心させられます。やがて大人も加わり大いに盛り上がりました。

恒例の記念撮影

「So-net りんご」収穫

財産区の方々に見送られながら分教場を出発し、次に向かった先は、りんご農園です。
前回9月の活動でSo-netロゴシールを貼ったりんごの収穫を行いました。心配されていた台風の影響もなく、大きく、真っ赤に、たくさん実ったりんごをみんなで力を合わせて全部収穫しました。

収穫風景
大豊作です

最後に

今年度は、それまで夏休みだけだった家族参加を全ての回(4回)に広げ、従来にも増して賑やかで活気のある活動が出来、作業の成果も上がりました。来年度はさらに多くの皆さんに参加して頂けるよう頑張りたいと思います。