So-netの森 森林整備活動2014.04

So-netの森 第19回活動レポート

4月19日、2014年度の初回となる第19回森林整備活動を行い、37名が参加しました。
今回は、新入社員を含む社員、家族、子供たちが一緒に「カラマツの苗 600本」を植えました。また、初めてソニー(株)環境推進センターの方々にも参加いただきました。

大沢の森分教所にて作業前の挨拶

佐久平駅に着くと、風がほどよく涼しく、東京ではすでにシーズンが過ぎてしまった桜がちょうど満開でした。駅からバスに乗り換えて30分ほどで大沢の森分教所に到着。これから作業に出発します。

大沢の森分教所に到着。幸い快晴に恵まれました
地元の議員さんから作業前のご挨拶

森林整備作業

今年の植林はカラマツ600本!現地の方々から作業手順の説明を受けて、ソニー(株)環境推進センターの方々、新入社員メンバー、社員の家族と子どもたちも一緒になって植林を行いました。
作業地点はかなりの急斜面で、子どもたちもいるのでスロースタートになると思っていたのですが、みなで協力して、驚くほどに手際よく作業が進んでいきました。

作業地点に到着。作業の流れの説明を受けます
作業開始。これから600本の苗木を植えます
8班に分かれて植林作業
かなり急斜面での作業でした

☆さて、ここで「誰でもできる!カラマツ植林」編です♪

STEP1:カラマツを植えるため30cm以上の穴を掘ります
STEP2:根を傷めないようにカラマツを丁寧に植えます
STEP3:掘った土を戻して、周囲をしっかりと踏み固めます
STEP4:完成。できあがりのポーズ!

農業体験活動

カラマツの植林を終えると、場所を変えて畑でじゃがいもの種芋の植えつけを行いました。ここでも現地の方から作業説明を受けると、新入社員メンバーや子どもたちがいっせいに作業を始め、予定よりも前倒しで作業が完了しました。

いっせいに作業に取りかかる子どもたち
見事なチームワークでどんどん進む作業
種芋の植え付け。等間隔できれいに並べました
みな積極的で予定よりも早く作業完了

☆こんどは「誰でもできる!じゃがいも植え付け」編です♪

STEP1:畑にじゃがいもを植えるための溝を掘ります
STEP2:種芋を半分に切って、防腐粉をまぶします
STEP3:畑に等間隔に種芋と肥料を植えます
STEP4:完成。できあがりのポーズ!

新入社員メンバーからのコメント

  • 就職活動の最中にその存在を知ったSo-netの森。実際に足を運んでみるとやはりとても心地よく、見渡す限りの大自然に気分が高揚しました。作業エリアは 転げ落ちそうな急斜面でしたが、長靴を履いて軍手をはめ、同期や先輩方とともに意気揚々と挑戦した作業が非常に新鮮でした。大声を出しても反響しない、遠くを見ても山が続くばかり。日頃の生活では味わえない開放感と作業終了後の心地よい疲労感は、「参加して良かった」と心底思うことができるものでした。
  • とても有意義な体験でした。自分の植えた木が、これから何十年何百年かけて育っていくと思うと感慨深く思います。
  • 普段コンクリートジャングルで日々を送る自分が滅多にお目にかかれない自然の風景、滅多に触れ合えない木や、芋を植える行為、どれも自分にとっては貴重な体験で、あのような場があることはとても喜ばしいことだと思いました。
  • 昨年植樹したという苗が、全く成長できずに枯れてしまっている様子を見て、木を育てることは簡単ではないと知りました。水不足で、野菜が育たないというニュースを聞くことがありますが、改めて気候がもたらす自然への影響力の大きさを実感しました。今年の梅雨は雨がたくさん降って、私たちの植えた苗がすくすく育ってくれるよう願いたいと思います。
  • 今回の作業は「植林」がメインで、自分が植えた木の経過を見るために是非また参加したいと思いました。日々の業務以外の部分で社会に貢献できるこのような活動は、大変素晴らしいと感じました。
  • 植林は斜面に立って掘ったり植えたりするので最初は苦戦しましたが、だんだんとコツも掴めてきて、後半はスムーズに進めることができたと思います。ジャガイモを植える際に自分も少し畑を耕してみましたが、腰の入り方も鍬の使い方もまだまだで、サクサクと進められている方を見て憧れました。
  • 佐久市議会議員の皆さま方に大変親切にして頂き、田舎出身の人間として、また田舎の良いところを見ることができたと思います。さらに実際にCSR活動に参加し、企業の経済活動が私利私欲のためだけでなく、地球環境にも配慮しながら行われる重要性を再認識しました。

おわりに

今回の活動では、植林という比較的力が必要な作業を子どもたちも含めて一緒に行うことができたことが印象的でした。このような社会貢献活動としてのボランティアに取り組む子どもたちの表情がとても生き生きとしていて、社会貢献活動が、一時的な体験ではなく、自然な形で日々の生活の中に溶け込んでいるようでした。
子どもの頃からこのようなレクリエーションとは異なる実際の活動に参加して、社会貢献活動がどのように行われているのかを体験できたことも、今回の意義の1つになったように思いました。
社会貢献のためになり、参加者にとっても良い経験となった今回の活動に参加でき、大変良かったと思います。
また、ソニーの環境担当者の方が、初参加にもかかわらず、とても積極的に作業をしていただいたことも心に残りました。

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