So-netの森 森林整備活動2012.09

So-netの森 第12回活動レポート

9月15日(土)、初めてとなる宿泊での整備活動に18名が参加し、雑木を除去する除伐&地拵え(じごしらえ)の作業や、So-netがオーナーとなっているリンゴの木の「名入れ」作業などを行いました。

森林整備活動(除伐&地拵え作業)

今回は初めての宿泊活動なので、佐久市総合運動公園宿泊棟をベースキャンプとしました。

ベースキャンプに到着
皆で集合写真

まずは午前の作業。小さめの雑木を切り、長い枝葉は鉈(ナタ)で刈り取って、倒した伐採木が場所を取らないようにしてから等間隔で並べます。
今回は長く太い木も多かったので、木を切る担当、枝を払う担当、切った木を持ち上げてきれいに並べる担当と、自然にチームワークも生まれていました。

予想外に大きな木でした
急な斜面での作業
作業はチームワークで
慎重に作業を進めます

昼食休憩

気がつくと晴れ間が消えて雨が落ちてきました。急変する山の天気を改めて思い知らされ つつ雨中の作業を続け、食事休憩に。財産区の皆さんが調理された大鍋の「すいとん汁」 は疲れた体に染み込みました。

絶品!すいとん汁
美味しく頂きました

午後はチェーンソーを何台か活用しました。木を倒す方向を定めて左右から段違いに平行に切っていく作業に慣れていきました。雨も上がり、作業も順調に進んで15時半過ぎに無事作業終了。

午後の作業開始
指導員とチェーンソー体験
大きい木を切っています
皆で共同作業

財産区の皆さんと懇親会&天体観測

総合運動公園 宿泊棟に戻り、大浴場で汗を流したあと、財産区の皆さんと懇親を兼ねた夕食会へ。
財産区から差し入れいただいた信州シカ肉で元気回復!
最後に今後の更なる両者の発展を願って全員で一本締め。現地の方々と楽しく、また勉強にもなるひと時を過ごすことができました。

シカ肉で元気回復
夕食の最後は一本締め
片付けもみんなで楽しく

20時に天体観測施設「うすだスタードーム」に移動。
「So-netの森」看板のすぐ脇に立地する施設の名物『60cm反射望遠鏡』が設置されたドームは夜空に開かれ、その空間の星の多さ・美しさ・輝きの強さは言葉では形容しきれません。

人の目では見えない星を見せてくれます

翌朝、新鮮な森の空気の中、有志参加のラジオ体操&ケータリングでの朝食。

そろった動作はさすが
軽食もケータリングです

体験活動(リンゴ名入れ作業)

佐久盆地がのぞめる高台にある「阿部農園」のリンゴの木々のうち2本(1本で100以上の実が生ります)を So-netオーナーとして新たに契約し、昨年に続き「So-netロゴ」はじめとした名入れ作業を全員で行いました。

見晴らしの良いリンゴ園
名入れ作業
So-netのリンゴです
ひとつひとつ丁寧に

おわりに

初めて宿泊で実践した今回の整備活動は、、非常に中身濃く、広いエリアを対象とした除伐&地拵え作業に取り組むことができ、来春の植林がとても楽しみです。もちろん「So-netのリンゴ」も真っ赤に実ることを期待します。 今回を通じて、毎回So-netの活動に協力いただく大沢財産区の方々の人柄を更に踏み込んで知ることもでき、大変有意義な活動になったと思います。