So-netの森 森林整備活動2012.07

So-netの森 第11回活動レポート

7月28日(土)、第11回となる森林整備活動は夏休み期間中でもあったため、社員の子どもを含む計33名が足を運びました。

今回は、4月の活動で植樹したヒノキ苗の成長を助けるための「下草刈り」という整備作業を中心に実施しました。

森林整備活動(下草刈り)

東京駅に集合したころは30度を超える暑さ、作業で身がもつかみな心配でしたが、10時ごろベースキャンプ「大沢の森分教場」に着いた際は思いのほか涼しく、着替えて長靴をはいたころには整備作業へのムードが一気に高まりました。

大沢森の分教場は最高の天気
早速、準備開始です

「下草刈り」は地面に生えたじゃまな雑草を刈る作業で、道具は鎌を用います。
刃物なので慎重に取り扱う必要があり、参加者は現地の指導員の方の説明を真剣に聞いていました。

現地の指導員からの説明
鎌の使い方を学びます

作業はいたってシンプルです。ヒノキを中心に周りの邪魔な草木を鎌で刈り取ります。中にはつたがからまって寄生するものもいるので、丁寧に取り除きます。

作業前
作業後

4月にヒノキ苗を植えたのは斜面、ということは今回お手入れするところも当然斜面になるわけで、不安定な足場でみな懸命に作業にあたりました。

斜面での作業
慎重に作業を行います

体験活動(ジャガイモ収穫)

下草刈りの作業後は、4月に植えたジャガイモの収穫のためにジャガイモ畑に向かいました。
天候に恵まれ、ジャガイモを掘り起こすのは簡単かと思いましたが、実際にやってみると意外に大変な作業でした。ここで活躍したのは大人より子ども達、みんな土の中から宝物を探すように目を丸くして一生懸命に手で掘り出してくれました。

息の合った作業
子ども達も頑張ります
掘り出したジャガイモ
たくさん取れました

昼食休憩(地元食材を使用したカレーライス、生野菜、流しそうめん)

心地よい風と夏空の下、みずみずしいキュウリとトマトは渇いた喉を潤し、カレーライスとジャガバターで空腹を満たしました。

十分なボリューム
食事を準備してくれた面々

今回は大沢地区の皆さまのご厚意で流しそうめんを組んでいただきました。
子ども達には夏休みの良い思い出になりました。

子ども達は大喜び
大人も一緒に楽しみました

体験活動(大沢資料館見学)

昼食後は、So-netの森の地域の理解を深めるため、分教場からすぐの資料館を見学しました。
建物は築100年を超える歴史ある木造建築で、明治26年(1893年)に建てられた後、昭和58年(1983年)までは小学校として多くの生徒が巣立って行ったそうです。展示は戦前の着物や農機具、わらじや下駄スケートなど当時の生活を思い起こさせるようなものや、日本人形等の伝統工芸品が数多く所蔵されていました。

歴史ある建造物
黒板は廃校時のまま、今につたえる

おわりに

環境CSRの一つとして行っている「So-netの森」の活動の一番の目的は森林整備ですが、今回のように社員の子ども達も一緒に参加し、大自然に囲まれた大沢地区ならではの体験活動も行っています。
今後も参加者に森林整備活動をより身近に感じてもらえるような活動にしていきたいと思っています。