11月19日、長野県佐久市大沢財産区での『So-netの森』整備活動に、22名の社員が参加しました。
2011年度最後の活動で、本格的な冬に入る前に、“除伐”と“間伐”の作業を行い、体験活動では前回9月に名入れをしたリンゴの収穫を行いました。
森林整備活動(除伐および間伐作業)
今回は“除伐”と“間伐”の作業を行いました。「地ごしらえ」というそうで、春に行う植林のための準備になります。
森のあちらこちらで除伐された木材などを整備したり、雑草なども刈り取ります。
わさわさと生える雑草と、一帯に転がっている丸太などの木々。何をどうすれば良いのかを、現地の“大沢財産区”と“そまびとクラブ”の方々が手本を見せながら説明してくれました。幅4メートルほどのスペースを空け除伐と間伐を行い、将来にわたりヒノキを育成することを目的として土壌をきれいにしていきます。とにかく無心! 身も心も森になりました。
木こり体験
木の切り方を学びます。まず倒したい方に切り込みを入れます。これを“受け口”と言います。30〜40度くらい切りますが、これが難しい!
さらに反対側のちょっと上を切って(“追い口”と言います)いくと、途中で木がバッサリ折れて倒れます。ひと思いに切ってしまえば、と思っていましたが、森の安全を守るため、木の倒れる方向はきちんと考えなければならないのですね。
作業終了
雨ということもあって予定より早く作業終了です。でも見てみると気付けばきれいに!来年の作業はしやすくなったでしょうか?春が今から待ち遠しいです。前回植林したヒノキの成長や来春の植林のための準備を終え、みんなの思いがつまった森を後にしました。
体験活動「リンゴ狩り」
作業後はリンゴ農園へ。空腹の上、雨だけど真っ赤に色づいたフジりんごを見たらみんな元気に!
9月の活動で名入れをしたリンゴたち。あの時は青かったので、名入れ部分だけキレイに残っていました。感動で食べるのがもったいない!
おわりに
森の整備活動は、参加するたびに短期間で終わるものではない事を身にしみて実感しします。自然との共存とか、考えるべき難しいことはたくさんあるのですが、まずは「大地とそこから生まれたものに触れる」という原点に接するだけでもいいのではないでしょうか。