So-netの森 森林整備活動2010.07

So-netの森 第2回活動レポート

2010年7月31日(土)、So-netから社員18名が参加して、東京駅発8:16発の長野新幹線で佐久平駅に9:33に到着。ジャンボタクシーに分乗し、 佐久市臼田総合公園管理センターに向かいました。早朝の露がまだ残っているような澄んだ清々しい空気の中、大沢財産区はじめ地元の方々 と挨拶を交したあと、ヒノキの植林現場に徒歩で移動。いよいよ整備作業に入ります。

森林整備作業

午前中は植林地の下草刈り作業です。4月に植えられた50cm程のヒノキの苗木(約300本)を見つけて、その周りの雑草を注意深く刈る作業です。生長の早い雑草に覆われてしまうと苗木の生長に影響がでてくるので、夏を中心に定期的に雑草を刈り取り、ヒノキの確かな生長を助けます。

財産区の方々含め、各自エリアを決めヨーイドンで開始したのですが、見た目以上の範囲の広さと、生い茂る雑草の量と大きさに皆苦労しました。 場所によっては丈が3m以上!にも及ぶ太い草と格闘し、芽の天ぷらで有名な「たらの木」のトゲが痛かったのは想定外でした。

下草刈り後の姿です。草刈り機の助けも借りて何とか時間内で作業終了でき、だいぶきれいになりました。苗木にも日光が直接あたり気持ち良さそうでした。

初めて鎌を持つメンバーもいる中で、私たちの作業がどれほどの貢献になるかわかりませんが、ヒノキがすくすく育ってくれることを願っています。大人のヒノキになるまで25年掛かると聞き、何気なく目にする1本1本の木の大切さがよくわかりました。

心地良い汗を流すことができました
これがヒノキの苗木です

新鮮野菜で昼食休憩

昼食は地元の皆さんの差し入れによる野菜、果実がズラッと並び、手配した峠の釜めし「おぎのや弁当」が空けられない程のおかずの量となりました。トマト、キュウリ、なす、いんげん、ジャガイモ、トウモロコシ、特製の夕顔汁等々、地産地消の取れたての食材のおいしさを満喫することができました。

皆でいただきます!
新鮮!の一言
醤油と味噌2種類の夕顔汁

森林癒し体験

午後は2班に分かれて森林癒し体験。1時間半かけて、NPO信州そまびとクラブの方の案内で森の中を探索。目を閉じて耳を澄ませて何種類の音が聞こえるか、寝転んで木々の間から空を眺めるなど、感覚を研ぎ澄ませて森と時間を共有することを堪能しました。日常生活では絶対に味わえない空間の中、森の持つ“癒しの効果”を感じ取ることができたと思います。

森の説明を受けます
So-netの森看板前にて
だいぶ深くまで入りました

プルーン掴み取り体験

前財産区議長の阿部さん経営の農園に移動してプルーンの摘み取り体験をさせていただきました。雨の少ない冷涼な佐久の気候がプルーン作りに適し、生産量は全国1位とのこと。ドライフルーツのイメージでしたが、熟し切った果実をその場で食べるのがやはり一番ですね。20種類もあるとは初めて知りました。食した上に野菜と一緒に持ち帰りさせてもらいました。

プルンプルンと実が溢れてます
おいしい!
有難うございました
財産区中野副議長より最後の挨拶

活動を振り返って

4月開催した契約記念式典の際は大雪で作業が中止になったため、今回が実質初めての森林整備作業となりました。整備作業、交流を兼ねた昼食時間、午後は森林癒し体験にプルーン摘み取りと内容を詰め込み、最後は夕立ちを回避したため、全体的に慌ただしいスケジュールになってしまいましたが、森林活動の充実感や解放感、癒し感を味わせていただいた大沢財産区、信州そまびとクラブ等の地元の方々に御礼申し上げます。
「So-netの森」として、今後も森林保全活動に少しでも貢献していきたいと思います。