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「長年の通信ビジネスに付加価値を付けて、どんどん新しいビジネスを生み出してほしい」
技術部門トップが語る
成長と変化が
融合した環境

K.Nakamura
執行役員/NURO技術部門 部門長/情報基盤・開発部門 部門長

ソニーネットワークコミュニケーションズは、通信会社として、さまざまな新しい挑戦をしながら、IoTやAIなどの最先端技術を使ったサービスを次々と展開しています。そんな成長し続ける会社での、仕事のやりがい、働く環境はエンジニアにとってどのようなものなのか。執行役員であり、NURO技術部門長の中村さんに話を聞きました。

 
 

拡大と成長のなかで、新たな価値を生み出す通信ネットワークに携わることができる、エンジニアとしての喜び

中村さんは、ソニーグループ内の優秀なエンジニアに与えられる「Distinguished Engineer」の肩書きをお持ちですが、これまでの経歴を簡単に教えてください。

私はもともと、メーカーの研究所で無線通信の研究をした後、光通信機器メーカーで設計開発を行い、通信キャリアにおいて光通信ネットワークの設計構築に携わりました。4回目の転職で、ソニーネットワークコミュニケーションズに入社し、「NURO 光」の立ち上げに取り組みます。これまで一貫して通信ネットワークの分野で仕事をしてきたわけですが、ここ10年、20年間での、この分野の発展スピードには、我ながら驚くべきものがありますね。

日本の高速大容量回線の先陣を切った「NURO 光」ですが、今後はどのような方向へ進化していくのでしょうか?

現在のネットワークの大きなトレンドをキャッチし、より柔軟で、使い勝手のいいネットワークを構築することが大切だと考えます。「NURO」も立ち上がって10年経ちますので、新しいカタチのネットワークへと、これから進化していく必要があります。

今まさに拡大し、進化し続けている通信インフラの世界で働けることは、エンジニアにとって一番の魅力だと思います。私自身もそうでしたが、ダイナミックに成長、拡大している分野で仕事をすることは、大きなやりがいがあるとともに、自身の大きな成長にもつながります。さらに今、インターネットの世界は「Web3」へと向かう変革期にあります。そのような目まぐるしい時代の転換点で、最先端のネットワーク構築に携わることは、エンジニアにとってかけがえのない経験になるのではないでしょうか。

組織の壁なしにやりたいことに挑戦でき、多様な仲間からの触発で大きく成長できる

ソニーネットワークコミュニケーションズでは、幅広いバックボーンをもつエンジニアが活躍されていますが、エンジニアにとっての会社の魅力とはなんでしょうか?

当社は、私も含めキャリア採用で入社された方も多く、いろんな経験やバックボーン、さまざまな業界の知見をもつ方が集まり、日々新しい事業や技術の可能性について議論しています。非常に刺激的で、学びの多い職場だと思います。さらに、当社ではソニーのAIやカメラ、センサー技術などを使って付加価値の高いサービスを展開しており、ソニーのR&D部門の最先端の研究者と関わることもあるため、エンジニアにとっては、とても魅力的な環境ではないでしょうか。

当社のいいところは、大企業にありがちな縦割り組織の壁が少ないこと。部署をまたがったプロジェクトもたくさん動いています。さらに、キャリア支援制度やスキルアップの環境もあるので、エンジニアとしての経験や技術の幅を広げることも可能です。

通常、エンジニアの仕事は大きなプロジェクトになると、業務が細分化されていきます。そのためプロジェクトの全体像がつかめず、自分の仕事の意義を感じにくい、と不満やストレスを抱えている方も少なくないようです。その点、当社のエンジニアは担当できる領域が広く、裁量が大きいため、全体を俯瞰的に見たうえで仕事ができます。自分が貢献できる範囲が広いので、その分やりがいも大きいと思いますね。

さらに、当社は自分から手を挙げれば、やりたいことを主体的にできる社風です。新規事業はもちろん、日々の業務の改善点なども、みなさんどんどん提案されていますよ。自分の専門分野以外のことにも積極的にチャレンジする人が多いですね。

ですから「同じことや決まったことをやり続けていたい」という人には当社はあまり向いていないかもしれません。逆に「新しいことにどんどんチャレンジしたい」「いろんなことに興味がある」という人にはとても楽しく、刺激的な会社だと思います。

エンジニアのスキルアップや勉強のための制度にはどのようなものがありますか?

ITスキルに関しては、オンラインで興味があるものを自由にいくらでも学べる環境を用意しています。社外のセミナーなども興味があるものは積極的に受けていただき、その内容を社内のメンバーにもフィードバックしてもらっていますね。AIやクラウド関連の資格取得のための学習環境を会社として整え、資格試験合格者には奨励金を出しています。ただ、このような制度以上に、優秀で向上心の高い技術者がそろっている環境こそが、エンジニアにとってもっとも成長につながるのではないかと思っています。

「根っからのネットワーク好きにきてほしい」これからも常に攻めの姿勢でCHANGEを続ける

ソニーネットワークコミュニケーションズはビジョンとして「INFRASTRUCTER of CHANGE」を掲げています。この言葉に込めた想いを教えてください。

当社は創業以来、ソニーグループのなかでインキュベーション事業を推進し、一貫して「世の中を変える挑戦」を続けてきました。現在もさまざまな新しい事業構想が動いており、新たなチャレンジをする領域は、今後ますます広がっていくでしょう。

ソニーネットワークコミュニケーションズには「NURO」という通信インフラがあり、長年、会員ビジネスを行ってきたノウハウがあります。そこにソニーのAIやセンサー、カメラなどの技術やデバイスを組み合わせ、付加価値をつけることで新しいビジネスを生み出す。そうやって「社会に変化をもたらすインフラ企業」である、というインフラのイノベーション集団であり続けたいという想いがビジョンには込められています。

技術部門トップとしての、今後の抱負を教えてください。

今は世のなかの変化が非常に早く、じっとしているとあっという間に置いていかれてしまいます。これまでの実績など関係ありません。事業も個人も、守りに入った途端に衰退へと向かっていきます。だからこそエンジニアも、常に新しいことに挑戦し、攻め続けることが大事です。インターネットや通信が大きな変革期にある今こそ、ソニーネットワークコミュニケーションズは創業以来のベンチャースピリットを大切にし、さらにスピード感をもって進化していきたいと考えています。

最後に、これを読んでいる就活生や転職活動中の方に向けてメッセージをお願いします。

とにかくネットワークや通信が好きな人に来ていただきたいですね。例えば、大学で通信・情報系の研究をしている方。自分でネットワーク機器を買い、設定をいろいろ変えて試行錯誤することが好きな方。そんな方なら大学の専攻に限らず、当社に向いていると思います。通信に限らず「技術が好き」「ものを生み出すことが好き」「難しい課題を解決することが好き」という熱いエンジニアマインドを持った方に、ぜひ入社していただきたいですね。

Profile :
K.Nakamura
執行役員/NURO技術部門 部門長/情報基盤・開発部門 部門長

2011年入社。「NURO 光」の立ち上げ時から、ネットワーク設計構築の責任者を務める。その後、基幹システムや業務系システムの責任者なども兼任。キャリアネットワーク技術に関してはソニー内でも有数のエンジニアとして高く評価されている。

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