三空さんのCFD講座
景気後退局面でもCFDなら稼げる?
日経平均株価2010年1月現在、10600円と回復基調にあります。しかし、米国のサブプライムショックの直前、2007年2月の高値18300円から2008年10月に7000円を割り込むまでの約1年8ヶ月もの期間、長い下落トレンドに苦しまされたのは、皆様ご存知の通りです。景気の本格回復にはまだ時間がかかるとも言われており、景気の二番底、株価再下落も危惧されている今だからこそ、CFDの有効活用を考えてみたいと思います。
下げのトレンドを追いかける。
現在下がっている商品の下げトレンドに追随する方法を取るのなら、その時々に特に注目されている金融商品を探すのが一番です。例えば、2008年後半の注目商品は原油でした。1バレル147ドルまで高騰した原油は、2008年末に33ドルまで下落し、ニュース番組も取り上げられていました。この他にも米国株価指数のダウ平均も注目され、リーマンショックの翌月には10882ドルから7882ドルまで約3000ドルも急落しました。このように、多くの人が認知しており、流動性のある金融商品は値動きも大きく、トレンドに乗りやすいと考えています。しかし、下がれば下がるほど反発の可能性は高まってきますので、深追いには注意が必要です。○○は××まで下がる!と思いこまずに、素直に相場の方向についていくのがよいでしょう。
上げている金融商品を探す。
多くの金融商品が下がっている中、逆に上げている金融商品がないか探してみると、意外に見つかるものです。このような現象を相場用語では「野中の一本杉」と呼び、全体が下げ局面の際に上げている銘柄は、市場の注目を強く集めます。今回の景気後退局面では、ドルが売られた事もきっかけとなり、世界的な株安が進む中、ペーパーマネーの代替品といわれている金(GOLD)の史上最高値更新は、正に「野中の一本杉」でした。これも原油と同じくニュース等でも取り上げられ、市場で話題となりました。
ピンチはチャンス!
大暴落は一般的には負のイメージが強いですが、売り方から見たら大きなチャンスになります。誰もが損をする相場は存在しません。誰かが損をすれば、どこかで利益を出している人が居ます。大きな値動きに合わせて、買いでも売りでもトレンドに乗って利益を出せるように頑張りたいですね。
相場が下がれば儲かるというやりかた『空売り』とは?
「株で○○を買ったら下がってしまった。」「毎日毎日下がり続けて買うのが怖い。」日経平均株価が下げた時、新聞やテレビでよく聞く言葉です。相場には上昇トレンドと下降トレンドがあり、特に株の上昇トレンドの時は多くの銘柄が上がり、下降トレンドの時には多くの銘柄が下がります。一般的な個人投資家は株を買うことで上昇を期待します。しかし、株は上がれば下がるもの。なかなか買いだけで利益を出し続けるのは難しいのかもしれません。
全体的に相場が下がっている時にプロが使う手法に『空売り』があります。これは相場が下がれば儲かるというやりかたです。
『空売り』を買うと下がれば儲かる?いや『空売り』だから最初に売るのか?
頭がこんがらがりそうですね。簡単に『空売り』の仕組みを説明しましょう。
『空売り』は自分が保有していない株を売る取引方法です。持っていないものを売るわけですから、まず誰かから株を借りてきて売ります。そして、株価が下がり安くなったところで買い、借りた株を返します。この取引で手元のお金が増えるわけです。
空売りは「借りてくる」、「売る」、「買う」、「持ち主に返す」というのが一連の流れになりますが、その内の「借りてくる」と「持ち主に返す」は証券会社が行ってくれますので、実際に自分が行うのは「売る」、「買う」だけとなります。
この空売りが可能な商品は、株式の場合、貸借銘柄に限られますが、CFDには多くの商品で空売りが可能なのです。買う事だけにこだわっていると、下げ局面で取引がしづらくなりますので、私は下がると感じたら積極的に空売りで利益を狙っています。
例えば2008年の10月、リーマンショックの際は、アメリカの株価指数* CFDを徹底的に毎日売って4000万円近い利益を出す事もできました。翌月は逆に大きく上がったので、2000万程負けてしまいましたが、下げ局面も大きなチャンスになり得る事が良くわかった時期でした。
* NYダウ が代表例
大暴落!なんていうと一般的には負のイメージが強いですが、空売りをする人からみたら大きなチャンスなのです。誰もが損をする相場は存在しません。誰かが損をすれば、どこかで利益を出している人が居ます。大きな値動きに合わせて、買いでも売りでもトレンドに乗って利益を出せるように頑張りたいですね。
実際の計算例を踏まえての説明はこちら。





