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マッチレビュー



天皇杯全日本サッカー選手権 4回戦

試合日 キックオフ 会場 観衆 天候 気温 湿度 ピッチ
2011年12月17日(土) 13:00 香川県立丸亀競技場 5,671人 晴、弱風 14.1度 31.0% 全面良芝、乾燥
主審 副審 副審 第四の審判員
廣瀬 格  高橋 佳久  渡邊 智哉  秋澤 昌治 
3

鹿島アントラーズ

  試合終了   14

京都サンガF.C.

0 0 前半 0 1
0 後半 1
得点
  • 59分 宮吉 拓実
詳細

警告

  • 80分 曽ヶ端 準 イエローカード
 
 
0 シュート 0
0 GK 0
0 CK 0
0 直接FK 0
0 間接FK 0
0 オフサイド 0
0 PK 0
 

警告

  • 13分 宮吉 拓実 イエローカード
  • 43分 チョン ウヨン イエローカード
 
  • 63分 本山 雅志 → 小笠原 満男
  • 71分 柴崎 岳 → タルタ
  交代  
  • 83分 宮吉 拓実 → 駒井 善成
  • 90分 中村 充孝 → 加藤 弘堅
鹿島アントラーズ
スターティングメンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 7 新井場 徹
DF 3 岩政 大樹
DF 15 青木 剛
DF 5 アレックス
MF 14 増田 誓志
MF 20 柴崎 岳
MF 8 野沢 拓也
MF 10 本山 雅志
FW 9 大迫 勇也
FW 13 興梠 慎三
SUB
GK 30 杉山 哲
DF 22 西 大伍
DF 6 當間 建文
MF 25 遠藤 康
MF 40 小笠原 満男
FW 18 タルタ
FW 33 イゴール
監督 オズワルド オリヴェイラ
京都サンガF.C.
スターティングメンバー
GK 1 水谷 雄一
DF 3 森下 俊
DF 4 秋本 倫孝
DF 8 安藤 淳
DF 16 福村 貴幸
MF 7 チョン ウヨン
MF 15 中山 博貴
MF 20 工藤 浩平
MF 23 中村 充孝
FW 9 ドゥトラ
FW 13 宮吉 拓実
SUB
GK 21 守田 達弥
DF 32 内野 貴志
MF 17 中村 太亮
MF 18 加藤 弘堅
MF 22 駒井 善成
FW 28 金 成勇
FW 31 久保 裕也
監督  

マッチレビュー
鹿島、京都に完敗。オリヴェイラ監督ラストゲームは悔しい結果に終わる。

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前半から終始ペースを握られた鹿島は宮吉のゴールでJ2の京都に0-1と悔しい敗北を喫した。天皇杯で鹿島が下のカテゴリーのチームに負けたのは、1994年の第74回大会で当時の東京ガス(現FC東京)に敗戦して以来、実に17年振り。また1999年の第79回大会以来となる天皇杯4回戦での敗退と不名誉も重なり、これで来季のACL出場権を完全に失った。さらに今季で退任するオリヴェイラ監督にとっては、鹿島ラストゲーム。過去5年間で6冠を獲得した名将は、「1月1日まで戦い続けるつもりだった」と悲しげに最後の試合を振り返った。

序盤、鹿島は前線で大迫、興梠が仕掛け再三チャンスを作るが今季の戦いぶりを象徴するようにシュートまで持っていくことがなかなか出来ない。逆に10分過ぎ辺りからは京都の激しいプレッシングと中山、工藤、中村、そして宮吉らが細かいパスをつなぎ前へ出るスタイルに押され、試合の流れを完全に奪われる。前半、5本ほどシュートを放たれ、何度もピンチに陥った鹿島だったが、その度にゴールを護るキャプテン曽ヶ端が好セーブを見せ、前半の45分は何とか0-0で乗り切った。

後半に入っても流れは変わらず、前へ前へ出てくる京都に手こずる。そして59分、右サイドでチョン ウヨンのパスを受けた宮吉にそのまま豪快なシュートで先制点を奪われた。

その後、63分には本山に代え小笠原をピッチに送り出し何とか同点に追いつこうとする鹿島だったが、71分に柴崎との交代でタルタがピッチに立った辺りから焦りだけが目立つようになる。3分あったアディショナルタイムでも野沢のロングフィードをパワープレーで前線へ残った岩政と大迫が競り合ってしまうなど、最後まで鹿島らしさを出せずに2011シーズンラストゲームを戦い終えた。

「今は悲しい気持ちでいっぱいだが、この5年間でみんなと分かち合った喜びの大きさは後々しみじみと感じてくると思う」。試合後の記者会見でそう語ったオリヴェイラ監督は、サポーターへの挨拶で感極まり涙を流すなど最後までアントラーズ愛に満ちていた。名将と共に歩んだ5年間。この試合でピリオドが打たれるなど誰も思っていなかったことだが、この悔しさを糧に2012シーズンを迎えたい。

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監督コメント

<ハーフタイム>

鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ


京都サンガF.C.: 


<試合終了後>

鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ

自分たちがやるべきことをやれば、問題がないという気持ちで準備をしてきた。決勝に行く気持ちでいたわけであって、がっかりしているし悲しい気持ちに満ちている。しかし京都を讃えなければいけない。今日ほど相手に圧倒された試合は今季なかったし、こんな形でラストゲームが終わったことは本当に悔しい。選手たちには5年間お世話になった気持ちを伝えた。私がやろうとしたことに対し努力を惜しまない態度に本当に感謝している。これだけ勝者のメンタリティーを備えた選手が多いチームはまれだし、私がいなくなっても同じような気持ちを持続して欲しいと伝えた。(鹿島というチームを率いて)指導者としてこれだけ充実した環境で仕事が出来るのはまれなことであり、本当に幸せなこと。色々な意味で支えられて、成果を出すことが出来た。3連覇も達成できたし、その日が偶然にも自分の誕生日だったというのも感慨深い。1月1日に国立で戦うという気持ちが強かっただけに今は失望を感じているが、後々この5年で得た多くの喜びをしみじみと感じられると思う。(最後のサポーターへの気持ちは)この5年間で様々な喜びを分かち合えた。私はこれで最後なので感謝の気持ちを伝え、感極まって涙した。彼らには心から感謝している。

京都サンガF.C.: 

先ずは丸亀まで来てくださったファン・サポーターの方々へ感謝したい。今日の試合、選手たちからは押し込まれても攻撃しようとする意思を感じた。選手たちを誇りに思う。いいゲームだったし、勝てた。しかしまだ終わったわけではない。鹿島という素晴らしいチームに勝ったのは事実だが、これから先も勝てるように準備をしていきたい。(オリヴェイラ監督のことは)以前から知っているし、その頃から良く話をしていた。今日は試合後、オリヴェイラ監督からはいいチームだったと言われた。私からは鹿島に勝ったことで(今後、簡単には負けてはいけないという)責任が増えるんだということを伝えた。

選手コメント
【曽ヶ端 準】
スカウティングビデオを見て、サイドチェンジを多くして攻撃しようとしたが上手く出来なかった。それがパスミスになったり、ボールサイドに人が多く集まっている所で取られてやられたりした。守備でもやられ、攻撃でも点が取れない。前も後ろも課題ばかり。

【本山 雅志】
相手の網に引っ掛かった。一発勝負だったので先制点が大事だった。サイドチェンジを多くしてチャンスを作ったけれど、チームとして上手くいかなかった。チャンスに決められないで片づけちゃいけないが、サッカーにはこういうこともある。最善は尽くしたけど負けて申し訳ない。

【興梠 慎三】
悔しい。それだけ。チャンスで決められないという今季を象徴した試合。また練習してゴールとタイトルを取れるチームにしたい。ACLに出られないことは本当に残念だし、応援してくれたみんなに申し訳ないと思う。

【アレックス】
相手のサッカーが良かった。惜しいシュートもあったが、前半にもチャンスはあった。こんな形で終わってしまって悔しい。

※青木選手、岩政選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!