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2017明治安田生命J1リーグ 第23節
2017年08月19日(土)

2017年08月19日(土)  18:33キックオフ  県立カシマサッカースタジアム

【入場者数】16,979人 【天候】曇、弱風、 気温23.8度、 湿度90.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥

【主審】木村 博之   【副審】八木 あかね  【副審】平間 亮   【第4の審判員】榎本 一慶 

3

鹿島アントラーズ

  試合終了  
2 1 前半 0 0
1 後半 0

11

清水エスパルス

17分 レアンドロ
87分 金崎 夢生
【得点】

【警告・退場】

       
10シュート4
5 GK 10
1 CK 3
11 直接FK 7
0 間接FK 0
0 (オフサイド) 0
0 PK 0

【警告・退場】

イエローカード 11分 竹内 涼
イエローカード 80分 清水 航平
イエローカード 90分+1 カヌ
68分 中村 充孝 → 鈴木 優磨
82分 レアンドロ → 伊東 幸敏
88分 土居 聖真 → 安部 裕葵
【交代】
64分 増田 誓志 → 村田 和哉
77分 北川 航也 → 清水 航平
86分 枝村 匠馬 → 金子 翔太
GK 21 曽ケ端 準 累積イエローカード
DF 22 西 大伍 累積イエローカード
DF 5 植田 直通 累積イエローカード
DF 3 昌子 源 累積イエローカード
DF 16 山本 脩斗 累積イエローカード
MF 20 三竿 健斗 累積イエローカード
MF 40 小笠原 満男
MF 13 中村 充孝
MF 11 レアンドロ 累積イエローカード
FW 33 金崎 夢生 累積イエローカード
FW 8 土居 聖真 累積イエローカード
【先発】
GK 13 六反 勇治
DF 7 六平 光成
DF 4 カヌ 累積イエローカード
DF 26 二見 宏志
DF 25 松原 后 累積イエローカード
MF 24 増田 誓志
MF 20 竹内 涼 累積イエローカード
MF 22 枝村 匠馬 累積イエローカード
MF 19 ミッチェル デューク
FW 23 北川 航也 累積イエローカード
FW 18 長谷川 悠
GK 29 川俣 慎一郎
DF 17 ブエノ 累積イエローカード
DF 24 伊東 幸敏 累積イエローカード
MF 4 レオ シルバ
MF 25 遠藤 康
MF 30 安部 裕葵
FW 9 鈴木 優磨 累積イエローカード
【控え】
GK 21 高木和 徹
DF 5 鎌田 翔雅
DF 45 角田 誠 累積イエローカード
MF 2 清水 航平 累積イエローカード
MF 11 村田 和哉
MF 44 フレイレ 累積イエローカード
FW 30 金子 翔太
監督 大岩 剛
【監督】
監督 小林 伸二
マッチレビュー
明治安田J1 第23節

ジーコ・スピリットを胸に、鹿島が再出発!レアンドロと金崎のゴールで清水を撃破!

8月最後のホームゲームで、鹿島が再び勝利の道のりを歩み始めた。J1第23節、清水エスパルスをカシマスタジアムに迎え撃つと、17分に鮮やかな連係からレアンドロが先制ゴール。リードを保ったまま終盤を迎えると、87分に金崎が強烈な一撃を決めた。2-0と清水を破り、鹿島が勝ち点3を獲得。首位の座を守った。

1週間前、鹿島は大岩監督就任後初めての屈辱を味わった。川崎F戦、1-3。上位対決を落とし、2位以下との勝ち点差を広げることができなかった。悔しさと向き合いながら失意の選手たちを迎えたビジタースタンドは、大きなチームコールをピッチへと届け、ともに歩む意思を改めて示してみせた。意地の一撃を決めた鈴木は「負けた後の、次の試合が大事。真価を問われるのは、次」と繰り返して奮起を誓っていた。

15日に練習を再開した選手たちは、日々激しさを増すポジション争いに身を置き、切磋琢磨の日々を送った。そして17日、久しぶりの青空に恵まれたクラブハウスに、神様が降臨。円陣を成した選手たちに、約10分間にわたってジーコ・スピリットの神髄が語られていく。「このクラブの伝統は、勝つことだ――」。グラウンドに緊張感が張り詰める。魂を注入され、昌子は「アントラーズを作った人。言葉の重みが違う。勝利への執着心があるクラブと言っていた。その言葉にふさわしい試合をしたい」と、不退転の決意を語った。

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試合前日のトレーニングを終え、大岩監督は「川崎F戦では自分たちがなかなかアクションを起こすことができなかった。自分たちがやるべきことの再確認をした」と、5日間の準備期間を振り返った。システム変更の是非を数多く報じられた敗戦ではあったが、選手も指揮官も、より本質的な部分を見つめ直す必要性を強調。「相手の方が球際やボールを奪う、奪い返すという気持ちで上回っていた。そういうことを、自分たちからもう一度やっていこうという話をした」。個々のマッチアップで相手を上回ること、その積み重ねがなければ勝利を掴むことなどできない。土居は「どれだけ優勝したいかという気持ちが大事。一人、二人が頑張っても難しい。全員でそういう意識を持ってやっていければ」と、懸ける思いを言葉に託した。

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大岩監督は前節から先発メンバーを2名入れ替えた。ボランチの一角に小笠原を復帰させ、前線には土居を起用。その他、GKは曽ケ端、最終ラインは右から西、植田、昌子、山本が並ぶ。ボランチは小笠原とともに三竿健斗がコンビを組み、2列目はレアンドロと中村。前線は土居とともに金崎がゴールを狙う。ベンチに座るのは、GKの川俣とブエノ、伊東、レオ シルバ、遠藤、安部、鈴木というラインナップだ。

2週間ぶりに帰還したカシマスタジアムへ、背番号12が続々と足を運んだ。アントラーズレッドの情熱が、聖地を埋め尽くしていく。「引き続き、クラブの伝統とサポーターの伝統を保てるように努力してほしい。彼らが一番、クラブを強くする」。ジーコから託された思いとともに、鹿嶋の空にチームコールが響き渡る。18時33分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。

立ち上がりから、鹿島がボールポゼッション率で清水を圧倒する展開となった。攻撃陣を形成する4選手が流動的な動き出しと鮮やかなコンビネーションで相手DFを翻弄し、敵陣へ押し込む時間が続く。9分には土居がペナルティーエリア手前でボールを持ち、浮き球を右前方へ。金崎が追ったが、相手DFにカバーされてシュートまでは持ち込めなかった。とはいえ、創造性とゴールへの意欲に満ちた攻撃で得点の予感を感じさせた。

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続いてのチャンスは13分。右CKをクリアされたところからの二次攻撃で、小笠原が右サイド深くへ。クロスから植田が頭で落とし、ゴール前での密集から金崎が狙ったものの、至近距離からのシュートは相手DFにブロックされた。3試合ぶりの先発復帰となった小笠原は、的確なタイミングで攻撃のスイッチを入れる縦パスを連発。百戦錬磨の背番号40がピッチの支配者となって君臨した。

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そして17分、歓喜の瞬間が訪れた。小笠原が縦パスを通すと、金崎がワンタッチで落としたところにレアンドロが反応。力強いドリブル突破で清水を切り裂くと、ペナルティーエリアに差し掛かったところで右足を振り抜く。試合前の雨で濡れたピッチを這うグラウンダーのシュートは回転の度に速度を増し、そしてゴール右隅へ突き刺さった。1-0。2日前、母国を遠く離れた鹿嶋の地でジーコとの再会を果たし、喜びと勝利への決意を胸にピッチに立った背番号11がスコアを刻んでみせた。

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リードを奪った鹿島はなおも攻勢をかけていく。26分には土居の縦パスから中村がポストプレー、最後は金崎が狙ったが、枠の外へ。30分を経過しても敵陣でのプレータイムは長いままで、両サイドを広く使って深い位置まで押し込む展開が続いた。37分にはショートカウンターから土居がペナルティーエリア手前でボールを持ち、右足を一閃。強烈な右足シュートは枠の左へ逸れたが、清水ゴールを脅かした。追加点こそ奪えなかったが、前半は1-0とリードを保ったまま終了した。

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後半も、鹿島が敵陣に押し込む展開が続いていった。なかなかシュートまで持ち込めない場面もあったが、ペナルティーエリアの周辺で冷静にパスをつなぎ、突破口を見出していく。50分にはエリア手前で前を向いた金崎が左足ミドルシュート。52分にはレアンドロのラストパスを受けた健斗が左足で狙う。枠を捉えることはできなかったが、フル稼働を続ける背番号20は出足の速いパスカットと果敢な攻撃参加を連発。ミドルゾーンで輝きを放っていた。

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60分以降は清水に押し込まれる場面も増え始めたが、昌子が冷静なカバーリングでピンチの芽を摘んでいく。植田はエアバトルで圧倒的な存在感を発揮し、曽ケ端は安定感抜群のセービングで失点を阻止した。

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追加点を目指す大岩監督は、68分に鈴木を投入。ゴールへの渇望を隠さない背番号9は出場直後、バックパスへのハイプレスから相手GKのフィードを身体に当てる。ルーズボールを拾った土居のシュートへつなげ、チャンスを作り出してみせた。

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1点差のまま、残り15分を切った。清水にセットプレーのチャンスを与える場面も増え始めたが、鹿島の集中力が切れることはなかった。大岩監督は82分、殊勲のレアンドロに代えて伊東を投入。西をサイドハーフへ配置転換し、インテリジェンスと高度なテクニックを誇る背番号22に高い位置でのゲームコントロールを託した。

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そして、待望の瞬間は87分に訪れた。パスカットを繰り返していた健斗がボールを奪い、ショートカウンターを発動。金崎がペナルティーエリア右側でパスを受けると、ドリブルで縦へ持ち出して右足を振り抜く。角度のない位置から放たれた一撃は、針の意図を通すかの如く相手GKの手を避け、そして左ポストを弾いてゴールへ吸い込まれた。2-0。エースが今季9得点目を挙げ、勝利を決定付けた。

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「真価を問われる」一戦で、しっかりと掴んでみせた勝ち点3。ジーコ・スピリットを胸に、鹿島が聖地で力強く再出発を果たした。次戦は8月26日、第24節のC大阪戦だ。勝ち点差4で2位につける難敵との首位攻防戦は、優勝争いを左右する大一番。敵地で迎えるシックス・ポインターに向けて、チーム一丸で準備を進めていく。

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【この試合のトピックス】
・今季のJ1での清水戦は2戦2勝で、ホームでは4戦負けなし。J1での通算戦績は24勝6分24敗となった。
・山本がJ1通算200試合出場を達成した。初出場は磐田所属時の2008年8月9日、神戸戦。鹿島では112試合目の出場だった。
・中村がJ1通算100試合出場を達成した。初出場は京都所属時の2009年4月25日、磐田戦。鹿島では79試合目の出場だった。
・レアンドロが今季J1での5得点目を記録した。
・金崎が2試合ぶりのゴールを決め、今季J1での得点数を9に伸ばした。
・小笠原が3試合ぶり、土居が2試合ぶりの先発復帰を果たした。

監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・攻撃の時、ゴール前でうまくいかなくてもタイミングを合わせることを繰り返し、みんなでチャンスをつくろう。
・攻守の切り替えを早くして、ボールの奪われ方に気を付けること。
・サイドをうまく使い、深さをとって、攻撃を仕掛けよう。


清水エスパルス:小林 伸二
・後半立ち上がり集中すること。
・慌てずにしっかりボールを回すこと。
・サイドチェンジを効果的に使おう。



[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
選手たちが前半から非常にアグレッシブにアクションを起こしてくれた。攻撃も守備も非常にアグレッシブでいいゲームだった。90分を通して、そういったプレーができたことをうれしく思う。

Q. 前半の途中、三竿健斗選手を少し下げて3バックのような形になったが、それはベンチからの指示か、選手の判断か。

A. ビルドアップに関しては、常日頃から課題にしている。3人で回す形と4人で回す形、両方を持っているなかで、相手がどう出てくるかによって使い分けようと話している。今日の場合は、選手たちの判断で、後ろの3枚だけではなく、2列目の選手、フォワードの選手がうまく連動して、ボールを引き出してくれていた。非常にいいポゼッションだったのではないかと思う。

Q. レアンドロ選手がすばらしいゴールを決めた。最近調子がいいが評価は?

A. 最近調子がいいのだが、少し疲れが出てきていた。しかし、ここ数日でしっかりコンディションを整えてくれた。そういうところも、彼を信頼して、継続して使っている一つの理由だ。今日の試合では、非常に大きい1点を取ってくれて、チームに貢献してくれた。


清水エスパルス:小林 伸二
前半の立ち上がり、少しボールが収まらない状態だった。失点のところはドリブルで上がられたときに、一人のセンターバックがチャレンジするんだったら、もう一人のセンターバックがカバーしなくてはいけない。そこが緩かった。後半はアントラーズが少し緩くなったので、ここからと思い選手を交代したが、イージーミスから2点目を取られたのが痛かった。選手交代が裏目に出たことは少し残念だった。今日は少し違った形でチャレンジしたが、思った以上に前半は右サイドでボールを回せなかった。もう少しトレーニングをする必要がある。切り替えて次の準備をしたい。

選手コメント
[試合後]

【金崎 夢生】
前節で負けていたし、連敗は絶対にダメなので、しっかりと勝てて良かった。ゴールを決められたことは良かったけど、もっと早い時間帯に決められれば良かった。

【レアンドロ】
誰がゴールを決めたかというよりも、チームが勝ったということが重要。前節で悔しい負け方をしていたので、ホームではしっかりと勝たないといけないと思っていた。練習を日々時間をかけてやっていると、お互いの特長が理解できるようになる。得点の場面は、それがうまく出たのではないかと思う。

【昌子 源】
優勝するためには連敗をしてはいけないので、負けた後の試合が大事になる。今日はリスク管理を意識して、相手のクリアボールをできるだけ拾えるようにした。今週はジーコから激励をもらって、負けられない理由があった。これを続けられるようにしたい。

【土居 聖真】
積極的に行くことができていて、危ない場面もなかった。内容も結果も素晴らしかったと思う。ただ、攻撃では噛み合わないところもあった。相手云々よりも自分たちの問題で、タイミングや技術のところ。次は上位対決。切り替えてやっていかないといけない。

【植田 直通】
負けた次の試合が大事だということはわかっていた。無失点に抑えることができたし、前線の選手は2点を取ってくれた。良い勝ち方ができたと思う。

【中村 充孝】
パスの出し方について最終ラインに要求したり、もっとやってほしいと思うことを伝えていた。攻撃でのイメージというのは全てが合うわけではないので、これを続けていくだけ。次が大事。また頑張ります。

【山本 脩斗】
200試合については特に意識しないけど、節目の試合で勝てたことは良かった。前節で負けていたし、ここで勝てた意味は大きい。次は上位との対決。しっかりと準備していきたい。
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