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2017明治安田生命J1リーグ 第22節
2017年08月13日(日)

2017年08月13日(日)  19:03キックオフ  等々力陸上競技場

【入場者数】24,008人 【天候】晴一時雨のち曇、 気温27.2度、 湿度87.0% 【ピッチ】全面良芝、水含み

【主審】西村 雄一  【副審】大川 直也  【副審】和角 敏之  【第4の審判員】岡部 拓人 

3

鹿島アントラーズ

  試合終了  
1 0 前半 1 3
1 後半 2

7

川崎フロンターレ

87分 鈴木 優磨
【得点】
45分+1 OWN GOAL
46分 阿部 浩之
72分 家長 昭博

【警告・退場】

イエローカード 38分 レアンドロ
       
9シュート15
10 GK 9
3 CK 9
14 直接FK 12
3 間接FK 4
3 (オフサイド) 4
0 PK 0

【警告・退場】

イエローカード 67分 ハイネル
56分 中村 充孝 → 鈴木 優磨
61分 レアンドロ → 安部 裕葵
77分 遠藤 康 → 伊東 幸敏
【交代】
64分 登里 享平 → ハイネル
72分 中村 憲剛 → 小林 悠
90分+3 家長 昭博 → 田坂 祐介
GK 21 曽ケ端 準 累積イエローカード
DF 22 西 大伍 累積イエローカード
DF 5 植田 直通 累積イエローカード
DF 3 昌子 源 累積イエローカード
DF 16 山本 脩斗 累積イエローカード
MF 20 三竿 健斗 累積イエローカード
MF 4 レオ シルバ
MF 25 遠藤 康
MF 11 レアンドロ 累積イエローカード
FW 33 金崎 夢生 累積イエローカード
FW 13 中村 充孝
【先発】
GK 1 チョン  ソンリョン
DF 18 エウシーニョ 累積イエローカード
DF 3 奈良 竜樹 累積イエローカード
DF 5 谷口 彰悟 累積イエローカード
DF 7 車屋 紳太郎 累積イエローカード
MF 21 エドゥアルド ネット 累積イエローカード
MF 10 大島 僚太
MF 14 中村 憲剛 累積イエローカード
MF 41 家長 昭博
MF 2 登里 享平
FW 8 阿部 浩之 累積イエローカード
GK 29 川俣 慎一郎
DF 17 ブエノ 累積イエローカード
DF 24 伊東 幸敏 累積イエローカード
MF 40 小笠原 満男
MF 8 土居 聖真 累積イエローカード
MF 30 安部 裕葵
FW 9 鈴木 優磨 累積イエローカード
【控え】
GK 30 新井 章太
DF 28 板倉 滉
MF 6 田坂 祐介
MF 16 長谷川 竜也
MF 22 ハイネル 累積イエローカード
FW 9 森本 貴幸 累積イエローカード
FW 11 小林 悠 累積イエローカード
監督 大岩 剛
【監督】
監督 鬼木 達
マッチレビュー
明治安田J1 第22節

必死の反撃も及ばず。鹿島が川崎Fに3失点、10試合ぶりの黒星。

真夏の3連戦、第3ラウンド。再び、中3日で迎えたアウェイゲームで、鹿島が力強く前進した。J1第22節、川崎フロンターレと等々力陸上競技場で激突すると、前半アディショナルタイムと後半開始早々に失点し、ビハインドを負う苦しい展開に。72分にもゴールネットを揺らされ、鈴木が終盤に意地のゴールを決めたものの、1-3と敗れた。J1では10試合ぶり、大岩監督就任後は初となる黒星を喫した。

4日前、鹿島は苦しみ抜いたアウェイゲームで会心の逆転勝利を収めた。神戸に乗り込んだ一戦、前半は相手にボールポゼッションで圧倒され、ゴールを脅かされる時間が続く。耐え忍んで迎えた後半には、開始早々にセットプレーから痛恨の失点。注意していたCKからヘディングシュートを決められてしまった。それでも選手たちに動揺はなかった。「相手の動きは落ちてくるはず」と冷静に戦況を見極めていた昌子の言葉通り、失点後は攻勢をかけ続ける。そして61分、金崎が待望の同点ゴール。さらに86分には、レアンドロからのスルーパスを受けて相手GKをかわし、アントラーズレッドの背番号12が待つゴールへと右足を振り抜く。2-1。エースが魂の2得点を挙げ、鹿島が勝ち点3を掴み取った。

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選手たちが口々に「勢いに乗ることができる」と語った逆転劇を経て、鹿島は再び中3日で迎えることとなるアウェイゲームへ照準を合わせた。三連休の初日だった金曜日には、クラブハウスに足を運んだ子どもたちに向けて即席のサイン会を実施。夏休みの思い出をともに作り、ふれあいのひと時を楽しむことができた。指揮官は「選手が自発的にやってくれたこと。子どもが数多く来ていたし、夢を与える立場にいることの重要さを感じていると思う」と語り、その意義を語っていた。

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三連休の最終日、首位と4位の激突。高い注目度を示すように、等々力のチケットは完売と発表された。ビジタースタンドはほとんど全域がアントラーズレッドのために開放され、背番号12の情熱で続々と埋め尽くされていく。チャンピオンシップ準決勝のように、この夜も“旗の海”と化していた。ウォーミングアップへ向かう選手たちに、大きなチームコールが飛ぶ。等々力の空に、アントラーズファミリーの誇りと勝利への渇望が鳴り響く。最高の雰囲気を作り出した背番号12とともに、難敵との90分に臨む。

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「いろいろなバリエーションを考えながら選手を決めたい」と語っていた大岩監督は、前節から先発メンバーを1名入れ替えた。2列目に遠藤が入り、2試合ぶりの復帰。その他の10選手は4日前と同じメンバーで、GKに曽ケ端、最終ラインは右から西、植田、昌子、山本が並ぶ。ボランチは三竿健斗とレオ シルバのコンビ、そして攻撃陣は遠藤とともにレアンドロと中村、金崎が形成する。ベンチに座るのは、GKの川俣とブエノ、伊東、土居、出場停止明けの小笠原、安部、鈴木というラインナップだ。

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キックオフ直前には強い雨に見舞われたが、ビジタースタンドの情熱と熱量には何の影響も及ぼさない。大きなコールとともに、19時3分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。鹿島は開始早々、金崎がミドルシュートを放って得点への意欲を示してみせる。以降は川崎Fのボールキープを許す時間が続いたが、しっかりとブロックを組んで対応。前線の4人はタイミングを見極めて連動したプレスを仕掛け、敵陣でボールを奪う場面もあった。ペナルティーエリア手前へ縦パスを入れてから攻撃のスイッチを入れる川崎Fに深い位置まで突破されるプレーも増え始めたが、ゴール前をしっかりと閉める守備で応戦していった。

鹿島は15分、中盤でのボール奪取からカウンターを発動。金崎が中盤から縦へ突破し、レアンドロへスルーパスを通す。スピードに乗った背番号11の走路は開かれ、完全に最終ラインの背後を取っていた。しかし、後方からのボールはかかとに当たってしまい、こぼれ球は相手にカットされてしまった。

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なかなか決定機を作れないまま、20分を経過した。次第に激しいボディコンタクトが増え始め、ファウルの笛が鳴った後に両チームの選手が詰め寄る場面もあった。スタジアムが騒然となる中、鹿島は23分に中村が右サイドの背後を取る。深い位置からグラウンダーのクロスを入れたものの、走り込んでいた金崎の前でクリアされた。30分過ぎからはショートカウンターの応酬となり、ゴール前でのプレーが増えていく。等々力のボルテージは時間を追うごとに高まっていった。

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前半最大の決定機は40分。ショートカウンターから金崎が力強いドリブル突破を見せ、右前方を走っていた中村へラストパスを通す。背番号13のシュートは相手GKに弾かれ、こぼれ球に詰めた金崎とレアンドロのシュートも阻まれてしまった。

すると前半アディショナルタイム、最初の歓喜はホームチームのものだった。ペナルティーエリア内で斜めのパスを通され、スルーから後方へ流されると、カバーに戻った西のスライディングがオウンゴールとなってしまった。0-1。痛恨の失点で、ビハインドを負ってハーフタイムを迎えることとなった。

反撃を期して後半のピッチに向かう選手たちに、ビジタースタンドはゴールへの渇望を降り注ぎ続けた。しかし、開始早々の46分に落とし穴が待っていた。ペナルティーエリア左側で起点を作られ、最後は阿部にシュートを決められてしまう。0-2。注意しなければいけない時間帯にスコアを刻まれ、リードを広げられてしまった。

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後半開始時から3バックにシステムを変更したが、流れに乗る前に2失点目を喫してしまった。就任後初めて2点ビハインドを負った大岩監督は、56分に鈴木を投入。途中出場で結果を残し続ける背番号9に反撃への期待を託す。さらに61分には安部を送り出し、攻撃陣を活性化した。

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ファーストプレーから果敢な突破を繰り返した安部は65分、右サイドでのパス交換からペナルティーエリア右側へ抜け出す。西からのスルーパスを受け、角度のないところから右足を一閃。強烈なシュートを放ったが、わずかに枠の左へと逸れてしまった。それでも、次第に敵陣でのプレー時間が増え始め、反撃開始の予感が漂い始めた。

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しかし、72分。またも川崎Fにスコアを刻まれてしまった。敵陣左サイドでのボールロストからカウンターを受け、ペナルティーエリア左側まで入られると、最後は家長に左足種0とを決められた。0-3と、アウェイで3点のビハインドを負ってしまった。

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攻めるしかない鹿島は75分、ペナルティーエリア内への浮き球から金崎が頭で落とし、西が飛び込む。ボレーは枠を捉えたものの、無情にもクロスバーに阻まれてしまった。大岩監督は77分、最後の交代カードに伊東を指名。西をボランチへ配し、右サイドを広く使った攻撃に活路を求めた。直後の78分にはレオのフィードから伊東が頭で折り返し、安部がペナルティーエリア中央からボレーシュート。しかし、振り抜いた右足から放たれた一撃が枠を捉えることはできなかった。

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必死の反撃を仕掛ける鹿島は81分にも伊東の折り返しからゴール前で混戦となったが、最後の一線を割ることができずにゴールネットを揺らせない。85分に金崎が放ったミドルシュートは枠の左へ。川崎Fのカウンターからピンチを迎える場面も増えたが、曽ケ端が意地のセーブで応戦した。

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鹿島の反撃は86分、右サイドでボールを持った健斗のクロスに鈴木が飛び込み、ダイビングヘッドを突き刺す。1-3。残り時間はわずかだが、ビジタースタンドも選手たちも、最後まで反撃への意欲を失うことはなかった。89分に鈴木がヘディング。90分には金崎が反転から左足シュート。しかし、枠を捉えたシュートは相手GKの好守に阻まれてしまった。

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10試合ぶりの敗戦を告げるホイッスル。大岩監督就任後、初めて味わう屈辱の時間。1-3で敗れ、勝ち点を積み重ねることはできなかった。次戦は8月19日、第23節の清水戦だ。胸に去来する悔しさと向き合った選手たちは、3試合ぶりに帰還するホームゲームで再起を期す。再び勝利を重ねるために、チーム一丸で準備を進めていく。

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【この試合のトピックス】
・大岩監督就任後、公式戦12試合目で初黒星を喫した。J1での敗戦は10試合ぶりで、今季のアウェイゲームでも初黒星。
・鈴木が2試合ぶりの得点を挙げ、今季のJ1での得点数を5に伸ばした。

監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・もう一度頭をクリアにして、後半に向かっていこう。
・守備の時も攻撃の事を考えて、アプローチすること。
・全体をコンパクトに、シンプルにボールを動かして相手を走らせ、がまん強く攻めること。

川崎フロンターレ:鬼木 達
・しっかりと前に出ていく。リスク管理ははっきりと。
・切り換えを早く、球際を厳しく、しっかり続けていこう。
・ゴール前、落ち着いてプレーしていこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半から川崎Fの素晴らしいプレッシャーを前に、自分たちが受けてしまった。試合を通じて相手の良さを出させてしまった。ただ選手たちは、後半に1点を返すという気持ちを見せてくれたし、最後まで戦ってくれた。そこは評価したいと思う。

Q.後半のシステム変更の狙いと評価について

A.前半は支配される時間が長くて、変化を与えるために配置を変えた。ボールの動かし方も戸惑いながらやってくれていたが、このようなレベルの高い試合ではなかなかうまくいかないと考えさせられた。選手たちに対してはミーティングでも言ってきたが、「良いプレーをしてくれた」という評価をしている。

Q.4バックから3バックに変えたことの意図と評価について

A.変化を加えたい、前線に人数をかけたいということでシステム変更をした。だが、やり慣れていないためにボールをうまく動かすことができなかった。ビルドアップも含めて、もっと精度を上げていきたいと感じている。


川崎フロンターレ:鬼木 達
首位のアントラーズが相手ということで「気持ちのこもったプレーをしよう」という話をしていた。多くのサポーターの方が来てくれているので、その人たちにしっかりとプレーと気持ちを見せられるようにと送り出した。前半立ち上がりから最後までそのようなプレーをしてくれて満足している。「相手にやらせるな」ということでスタートして、それを続けてくれた。試合の内容でも相手を上回ろう」と言って送り出したが、それを体現してくれた。前半は押し込みながらも得点が入らなかったが、良い時間帯に取ることができた。後半の頭にも取ることができて、それが勝利につながったと思う。このようなビッグゲームで家長がしっかりと仕事をしてくれたことも良かった。

選手コメント
[試合後]

【鈴木 優磨】
サイドからの形を狙っていた。もっとあのようなプレーを増やせれば良かった。大事なのは次で、真価を問われるのは次だと思う。本当に悔しいけど、次の試合が本当に大事だと思う。

【安部 裕葵】
あのチャンスで決めていたら違う展開になったと思う。0-2ということを意識しすぎて、力が入り過ぎてしまった。縦への突破を意識していた。

【曽ケ端 準】
前半は特にピッチ半分(自陣)でやっているような形になってしまって、難しい試合だった。それもある程度は想定していた。システムを変えたことによって、押し込めた部分もある。システムは関係なく、相手の方が厳しさが上回っていた。

【伊東 幸敏】
自分が入って活性化したとは思っていない。優磨が入ってから流れが良くなっていたと思う。同じ相手に(2度)負けたことが悔しい。でも、最後に優勝できればいいと思っている。その時に「この試合があったから」ということになればいい。

【遠藤 康】
連戦で疲れている選手もいただろうし、そういうことを考慮して、もっとうまく戦えたと思っている。次の試合が来ることは全員がわかっている。引きずる選手はいない。
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