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2017明治安田生命J1リーグ 第21節
2017年08月09日(水)

2017年08月09日(水)  19:03キックオフ  ノエビアスタジアム神戸

【入場者数】19,039人 【天候】晴、無風、 気温29.5度、 湿度65.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥

【主審】佐藤 隆治  【副審】松井 健太郎  【副審】中野 卓  【第4の審判員】上田 益也 

3

鹿島アントラーズ

  試合終了  
2 0 前半 0 1
2 後半 1

17

ヴィッセル神戸

69分 金崎 夢生
86分 金崎 夢生
【得点】
49分 渡部 博文

【警告・退場】

イエローカード 26分 レアンドロ
       
12シュート11
7 GK 12
7 CK 4
17 直接FK 5
0 間接FK 5
0 (オフサイド) 5
0 PK 0

【警告・退場】

イエローカード 14分 高橋 秀人
イエローカード 60分 岩波 拓也
イエローカード 82分 藤谷 壮
イエローカード 90分+1 伊野波 雅彦
57分 土居 聖真 → 鈴木 優磨
74分 中村 充孝 → 安部 裕葵
88分 金崎 夢生 → ブエノ
【交代】
69分 大森 晃太郎 → 松下 佳貴
76分 ルーカス ポドルスキ → ハーフナー マイク
87分 藤谷 壮 → 伊野波 雅彦
GK 21 曽ケ端 準 累積イエローカード
DF 22 西 大伍 累積イエローカード
DF 5 植田 直通 累積イエローカード
DF 3 昌子 源
DF 16 山本 脩斗 累積イエローカード
MF 20 三竿 健斗 累積イエローカード
MF 4 レオ シルバ
MF 13 中村 充孝
MF 11 レアンドロ 累積イエローカード
FW 33 金崎 夢生 累積イエローカード
FW 8 土居 聖真 累積イエローカード
【先発】
GK 18 キム スンギュ
DF 34 藤谷 壮
DF 5 岩波 拓也 累積イエローカード
DF 3 渡部 博文 累積イエローカード
DF 22 橋本 和 累積イエローカード
MF 16 高橋 秀人 累積イエローカード
MF 14 藤田 直之 累積イエローカード
MF 13 小川 慶治朗 累積イエローカード
MF 29 大森 晃太郎 累積イエローカード
FW 19 渡邉 千真 累積イエローカード
FW 10 ルーカス ポドルスキ
GK 29 川俣 慎一郎
DF 17 ブエノ 累積イエローカード
DF 24 伊東 幸敏 累積イエローカード
MF 25 遠藤 康
MF 30 安部 裕葵
FW 9 鈴木 優磨 累積イエローカード
FW 14 金森 健志
【控え】
GK 30 徳重 健太
DF 39 伊野波 雅彦 累積イエローカード
MF 7 ニウトン 累積イエローカード
MF 23 松下 佳貴 累積イエローカード
MF 24 三原 雅俊 累積イエローカード
FW 9 ハーフナー マイク
FW 21 田中 順也
監督 大岩 剛
【監督】
監督 ネルシーニョ
マッチレビュー
明治安田J1 第21節

エースが魂の2得点!鹿島が神戸を逆転で撃破、3連勝でJ1首位浮上!

真夏の3連戦、第2ラウンドとなる中3日で迎えたアウェイゲームで、鹿島が力強く前進した。J1第21節、ヴィッセル神戸とノエビアスタジアム神戸で激突すると、後半立ち上がりにCKから痛恨の失点。しかし69分に金崎が強烈な一撃を突き刺すと、86分にもエースが決めた。レアンドロからのスルーパスに反応し、相手GKをかわして右足シュートを沈める。2-1。3連勝、9試合負けなしとなった鹿島が、ついに首位に立った。

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4日前、鹿島は濃霧の激闘を力強く制してみせた。聖地が白いベールに包まれた夜、2度の中断という難しい状況でも、チームの集中力が途切れることはなかった。前半アディショナルタイム、中村が繰り出した必殺のスルーパスから土居が「思いを込めた」強烈な一撃を突き刺すと、1点リードを保ったまま迎えた後半終了間際には金崎のパスを受けた鈴木が左足シュートを決めた。2-0。大岩監督が常々語っている「対応力」をしっかりと示してみせた鹿島が、ホームで2連勝を飾った。

11日間で3試合を戦う真夏の連戦。残り2試合はアウェイでの戦いだ。中3日で迎える神戸戦へ、チームはリカバリートレーニングから準備を進めていった。限られた時間の中で次なる戦いへ照準を合わせる取り組みは、今や日常として定着している。選手たちは動じることなく、しかし力強く歩みを進めた。試合前日には恒例のセットプレー練習に加え、より実践に即したゲーム形式のトレーニングも敢行。指揮官は「まずはコンディションの回復を優先させた。そのうえで、今日は身体に刺激を入れることを重点目的として、狭いコートで短い時間だったが、このような練習をした」と意図を説明し、神戸へと発った。

この夏一番とも言える猛暑に見舞われた神戸に、背番号12が続々と足を運んだ。平日夜のアウェイゲームでも、ビジタースタンドはアントラーズレッドの情熱で埋め尽くされた。ウォーミングアップに向かう選手たちへ、大きなチームコールが降り注がれていく。ホームチームを凌駕する熱量は、「雰囲気に飲み込まれないように良い準備をしたい」と語っていた指揮官の思いを体現した証左。背番号12は今夜もともに戦う。

「信頼して送り出している。ピッチの中で思い切り表現できるようなアプローチをしていくことで、選手たちが自分の持っているものを100%、120%出せるように」と語る大岩監督は、前節から先発メンバーを3名入れ替えた。出場停止の小笠原に代わってレオ シルバ、左サイドバックに山本が復帰。西が右サイドへ戻り、2列目にはレアンドロが指名された。その他、GKは曽ケ端、センターバックは植田と昌子のペア。ボランチはレオとともに三竿健斗がコンビを組み、2列目はレアンドロとともに中村が先発メンバーに名を連ねた。そして2トップは3試合連続で土居と金崎がコンビを組む。ベンチに座るのは、GKの川俣とブエノ、伊東、遠藤、安部、鈴木、金森というラインナップだ。

19時3分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。風が通らず、非常に蒸し暑い気候の下で始まった一戦。鹿島は立ち上がりから神戸にボールをキープされる展開が続いたが、しっかりとポジションをスライドさせながら相手のパス交換に対応していった。両サイドの深い位置まで攻め込まれる場面も少なくなかったものの、レアンドロや金崎が猛然とプレスバックしてピンチの芽を摘むなど、全選手が献身を体現して時計の針を進めていった。

最初のチャンスは11分、ペナルティーエリア手前でパスを受けた土居が相手に倒され、獲得したFK。ゴールを見据えたレオがゆっくりとした助走から右足を振り抜くと、強烈なシュートが神戸ゴールを襲う。枠を捉えたものの、相手GKに弾き出されて得点とはならなかった。

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開始15分頃から、試合終盤のようなオープンな展開へと推移していくこととなった。依然として蒸し暑いピッチで、至る所で激しいボディコンタクトの応酬となっていく。消耗戦の様相を呈し始める中、17分にはペナルティーエリア右側からシュートを打たれたものの、曽ケ端がしっかりとキャッチ。さらに20分にはペナルティーエリア内で神戸の猛攻を受け、複数のシュートを立て続けに打たれるピンチを迎えたものの、身体を張った守備で全てを跳ね返し、スコアレスのまま試合は進んでいった。

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前半最大の決定機は24分。中村が中盤でパスを受けると、反転して背後のスペースへ浮き球を供給する。スピードに乗って飛び出したレアンドロが正確なトラップからペナルティーエリアに差し掛かり、相手DFと競り合いながら右足シュートを放ったが、飛び出してきていた相手GKに阻まれ、惜しくも得点は決まらなかった。その後、30分以降は神戸にボールをキープされ、鹿島陣内でのプレー時間が長くなる展開が続いていった。それでも鹿島は集中力を切らすことなく、応戦していく。決定機を作り出すことはできなかったが、圧力を高めるホームチームに得点を許さず、0-0でハーフタイムを迎えた。

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後半のピッチへ向かう選手たちへ、ビジタースタンドはゴールを渇望する声を届けた。セットプレーで多用されるチャントとともに、鹿島が残り45分の戦いに臨んだ。

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だが、この夜最初のスコアはホームチームのものだった。48分、右CKから渡部にヘディングシュートを決めた。立ち上がりという時間帯、そしてどんな試合でも警戒しなければならないセットプレーから先制を許し、鹿島は底力を問われる展開を強いられた。

アウェイで負ったビハインド。それでも選手たちは冷静だった。昌子は「苦しかった前半を耐えることができて、相手の動きは後半に落ちると思っていた」と振り返る。先手を取られたことは痛恨だったが、我慢の前半を無失点で抑えたことを前向きに捉えていた鹿島は50分以降、ボールポゼッションで神戸を圧倒。敵陣に押し込み続け、ボディーブローのようにホームチームへダメージを与え続けていた。

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大岩監督は57分、土居に代えて鈴木を投入。4試合連続得点中の背番号9を前線に送り出し、攻撃の圧力をさらに高まる。鈴木は身体を張ったポストプレーとサイドからの力強い突破で鹿島の推進力となった。疲れの見える神戸のファウルが増え、セットプレーのチャンスが続くようになると、鹿島の攻勢はより色濃いものとなった。

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そして、69分。待望の同点弾を決めたのは、誰もがその得点を待っていた、鹿島のエースだった。鈴木が左サイドでボールを持ち、縦へ仕掛けてグラウンダーのクロス。中村がペナルティーエリア内で落としたところに反応した金崎が右足を振り抜くと、強烈な一撃がゴール右隅へ突き刺さった。好守を連発していた相手GKが一歩も動けない、ファインゴールだった。

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1-1。同点に追い付いた鹿島は、さらに勢いに乗って攻撃の圧力を高めていく。指揮官は74分に安部を投入し、きらめく才能に追加点への希望を託した。「スペースが空くと思っていた」と冷静に戦況を語る背番号30は鋭い突破で神戸の守備陣を切り裂いていく。2枚のイエローカードを出させた事実が、ルーキーが神戸の脅威になっていた、何よりの証拠だろう。

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公式記録の気温は29.5度。過酷な蒸し暑さの中、試合は残り5分を切った。勝負を決めるスコアを刻んだのは、またもエースの右足だった。86分、敵陣中央でパスを受けたレアンドロがスルーパスを繰り出すと、最終ラインの背後へ抜けた金崎がフリーに。飛び出してきた相手GKをかわすと、あとは歓喜の瞬間を待つのみだった。ゴールネットが揺れる。ビジタースタンドが揺れる。2-1。決めるべき人が、鹿島のエースが刻んでみせた2つのスコアで、勝ち点3を掴み取った。これで3連勝、首位に浮上した。

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「選手たちの顔を見て、僕が自信をもらった」と、指揮官は選手たちを語った。アウェイで見せ付けた底力、そして掴んだ勝ち点3。鹿島の歩みは止まらない。次戦は8月13日、第22節の川崎F戦だ。再び、中3日でアウェイゲームを迎えることとなった。すでにチケットが完売と発表されている等々力で、勝ち点3を奪い取るために。明日、鹿嶋へと帰還する選手たちは、勝利だけを見据えて準備を進めていく。

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【この試合のトピックス】
・大岩監督就任後、J1で9試合負けなし(8勝1分)となった。天皇杯を含めると、公式戦11試合負けなし(10勝1分)。
・今季のJ1での神戸戦は1勝1敗だった。J1でのアウェイ神戸戦勝利は3年連続となった。
・金崎が2試合ぶりの得点を含む2ゴールを記録。今季J1での得点数を8に伸ばした。
・レオ シルバとレアンドロ、山本が2試合ぶりの先発復帰を果たした。

監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・前半はコンパクトにいい守備ができている。後半もこれを続け、いい攻撃につなげよう。
・一人ひとりのボールを持つ時間を短く、もっとシンプルにビルドアップの精度を上げよう。
・相手の運動量が落ちた時、複数の人がからんだ連動制ある攻撃をしよう。

ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
・流れの中で守備はできている。
・チャンスは作れている。
・後半は得点をとりにいく。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
難しい天候の中で選手が粘り強く戦ってくれた。逆転で勝てるという力を見せてくれた。選手たちのパフォーマンスに満足しているし、選手たちの顔を見て、僕が自信をもらった。そういう試合だった。

Q.監督交代から9試合負けなし、3連勝となったが、どのような部分に手応えを感じているか?

A.細かいプレーの面では、選手個々の特長があるのでここでは説明しにくいが、選手を送り出すうえで意識しているのは、それぞれが自信を持ってピッチでパフォーマンスを出せるようにすること。気持ちの面でもコンビネーションでも戦術面でも、選手たちが自信を持ってピッチに立てるようにするのが自分の仕事。そういうところをうまく選手たちが表現してくれている。その結果が勝利につながっていると思う。

Q.今日2得点の金崎選手について

A.いろいろなことがあった中で、彼がこれだけ勝利に貢献してくれた。今までも信頼していたが、それを超えるパフォーマンスを見て感嘆したし、本当に背中でチームを引っ張ってくれている存在だと思う。

Q.交代枠を使わない時間が長かったが、どのようなことを考えていたのか?

A.展開を読むこと、相手の出方を見ること、そして選手のパフォーマンスやコンビネーション、控え選手の特長、どこにどのタイミングで投入するかを総合的に考えていた。膠着状態だったが、自信を持って見ていたし「必ず逆転する」という気持ちで見ていた。選手たちの顔を見て、自分自身が自信をもらうような心境だった。

ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
前半は非常に拮抗した内容で、互いにプラン通り戦っていたし、互角だったと思う。後半はポジションを修正して、中盤から前の選手の動き出しのところで相手の背後のスペースを突いていこうと伝えていた。得点はセットプレーからだったが、その後に相手にリズムを譲ってしまった。相手に連続してセットプレーを取られる形になって主導権を持っていかれてしまった。最後はパワープレーを使ってでも得点を狙いに行ったが、届かなかった。

選手コメント
[試合後]

【金崎 夢生】
自分としては結果を出さないとダメな状況だった。勝ったことが何よりだけど、自分もしっかりと貢献できたことが良かった。この試合に対する気持ちだけでなく、いろいろなものに対する気持ちがある中で、一選手としてしっかりとプレーできたことが良かった。

【レアンドロ】
勝てたことが非常に嬉しい。個人的な調子も上がっているけど、個人のことよりもチームの勝利を考えてプレーしている。アシストの場面は、自分のパス云々というより、前線の動きがすごく良かったと思う。自分はパスを通すだけだった。

【中村 充孝】
ボールポゼッション率が高くても、結果として勝てなければ意味がない。前半は相手にボールを持たれたけど、しっかりと耐えることができたからこういう結果になったと思う。

【昌子 源】
前半は本当に苦しかった。前線でボールが収まらなくて、ピッチに慣れるまでに時間がかかった。ただ、前半にあれだけ前から相手に来られると、後半は動きが落ちるだろうと思っていた。先制されてしまったけど、前半は耐えることができていたし、失点後も意識して声をかけていたことが、逆転につながったと思う。

【植田 直通】
自分としては納得できていない。相手がパワープレーでやってきた時には自分が先頭に立っていかないといけないし、全ての競り合いを跳ね返す気持ちでやらないといけない。あの失点はもっと注意しなければいけなかった。映像を見直して、もっと改善していきたい。

【安部 裕葵】
自分がベンチで準備をしていた時は0-1だったけど、入る時には1-1になった。同点になれば相手も攻めてくるだろうし、そうなればスペースが空くことはわかっていた。自分の得意なスペースでのプレーを徹底的に狙おうと思っていた。
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