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2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第17節
2016年11月03日(木)

2016年11月03日(木)  13:33キックオフ  県立カシマサッカースタジアム

【入場者数】15,925人 【天候】晴、無風、 気温18.6度、 湿度55.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥 

【主審】廣瀬 格  【副審】三原 純  【副審】西橋 勲  【第4の審判員】高山 啓義  

3

鹿島アントラーズ

  試合終了  
0 0 前半 0 1
0 後半 1

17

ヴィッセル神戸

【得点】
56分 ペドロ ジュニオール

【警告・退場】

       
17シュート12
6 GK 13
5 CK 6
12 直接FK 7
3 間接FK 4
3 (オフサイド) 4
0 PK 0

【警告・退場】

66分 杉本 太郎 → 伊東 幸敏
83分 小笠原 満男 → ファブリシオ
90分 鈴木 優磨 → 赤崎 秀平
【交代】
72分 藤田 直之 → 松下 佳貴
82分 レアンドロ → 中坂 勇哉
GK 21 曽ケ端 準 累積イエローカード
DF 22 西 大伍 累積イエローカード
DF 23 植田 直通
DF 3 昌子 源 累積イエローカード
DF 14 ファン ソッコ 累積イエローカード
MF 6 永木 亮太
MF 40 小笠原 満男 累積イエローカード
MF 25 遠藤 康
MF 32 杉本 太郎 累積イエローカード
FW 34 鈴木 優磨 累積イエローカード
FW 33 金崎 夢生
【先発】
GK 18 キム スンギュ 累積イエローカード
DF 6 高橋 峻希 累積イエローカード
DF 5 岩波 拓也 累積イエローカード
DF 39 伊野波 雅彦 累積イエローカード
DF 44 橋本 和 累積イエローカード
MF 10 ニウトン
MF 14 藤田 直之
MF 24 三原 雅俊 累積イエローカード
MF 19 渡邉 千真
FW 7 ペドロ ジュニオール 累積イエローカード
FW 11 レアンドロ
GK 1 櫛引 政敏
DF 17 ブエノ 累積イエローカード
DF 24 伊東 幸敏
MF 11 ファブリシオ 累積イエローカード
MF 20 三竿 健斗
MF 36 田中 稔也
FW 18 赤崎 秀平
【控え】
GK 30 徳重 健太
DF 4 北本 久仁衛 累積イエローカード
DF 25 東 隼也
MF 23 松下 佳貴
MF 31 中坂 勇哉
FW 9 石津 大介
FW 20 増山 朝陽
監督 石井 正忠
【監督】
監督 ネルシーニョ
マッチレビュー
明治安田J1 2nd 第17節

鹿島、ホームで2戦連続の完封負け。4連敗で2ndステージを終える。

鹿島が4連敗で2ndステージを終えた。J1 2nd 第17節、ヴィッセル神戸とカシマスタジアムで対戦すると、再三の決定機を生かせずにペドロ ジュニオールの一発に沈み、0-1と完封負けを喫した。

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鹿島は前節、川崎Fを相手にホームで完封負けを喫した。チャンピオンシップの前哨戦ともいえる一戦、立ち上がりから充実の内容で決定機を作り出したものの、ゴールネットを揺らすことはできず。後半にワンチャンスを生かされて先制を許すと、最後まで同点に追い付くことはできなかった。0-1。10月のリーグ戦は3連敗という結果に終わった。

中4日で迎える今節。ホームでの連戦に向け、そしてステージ最終節を良い形で締めくくるため、選手たちはトレーニングに打ち込んだ。遠藤は「来てくれる人のためにも勝ちたい。その勝利をチャンピオンシップ、天皇杯につなげたい」と決意を語った。

石井監督は先発メンバーを2名変更。センターバックに植田、2列目に杉本が入り、ファン ソッコが左サイドバックを務める。その他、GKは曽ケ端、最終ラインは植田とソッコのほか、右サイドバックに西、センターバックの一角には昌子が入る。ボランチは小笠原と永木のペア、杉本とともに2列目に入るのは、今節でJ1通算200試合出場となる遠藤、そして前線は鈴木と金崎が2トップを組む。そしてベンチには、GK櫛引とブエノ、伊東、三竿、リーグ戦初のベンチ入りとなる田中、ファブリシオ、そして赤崎が控えている。
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穏やかな青空に恵まれたカシマスタジアム。9月25日以来の勝利へ、アントラーズレッドに染まったスタンドが選手たちを鼓舞する。背番号12の後押しを受け、鹿島は13時33分にキックオフを迎えた。

前半は静かな立ち上がりとなった。鹿島は3分、右サイドに流れてボールをキープした金崎がクロスを上げ、鈴木が飛び込む。ダイビングヘッドは枠へ飛ばなかったが、気迫に満ちたプレーでゴールへの意欲を示した。鈴木と金崎の2トップはサイドに流れて起点を作り、力強い突破でチームの推進力となった。

次第に神戸がボールを持つ時間が長くなったが、鹿島はしっかりとブロックを敷いて対応。最終ラインの背後へパスを通される場面もあったが、昌子が冷静な守備を見せてピンチの芽を摘んでいった。先発メンバーに名を連ねた植田も、持ち前の強さで競り合いを制し、相手のロングボールを跳ね返した。

17分、鹿島は鮮やかな連係からチャンスを作り出す。右サイドに流れて前を向いた鈴木がペナルティーエリア手前へ戻し、遠藤がラストパス。エリア内中央へのスルーパスに反応した杉本が飛び込んだものの、コースを消しに来た相手GKに先に蹴り出され、シュートには至らなかった。

20分以降は拮抗した展開となった。神戸のロングスローやセットプレーからゴール前へ押し込まれるプレーが続いた時間帯もあったが、鹿島はしっかりと集中力を保って応戦。枠内へのシュートを許すことはなかった。好機を窺う鹿島は29分、遠藤がペナルティーエリア手前から左足を一閃。得意の位置からミドルシュートを放ったが、相手GKの正面を突いて得点とはならなかった。30分にはオーバーラップしたソッコがタイミングよくスペースを突き、パスを受けてペナルティーエリア内へ。ドリブルでのカットインから放たれたシュートは惜しくも相手GKに阻まれてしまった。

さらに40分、右CKからこぼれ球に反応した鈴木が左足でプッシュしたが、シュートは左ポストに阻まれた。前半は0-0で終了。スコアレスで後半を迎えることとなった。

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後半立ち上がりも鹿島は積極的に攻勢をかけた。47分に金崎、49分には鈴木が強引な突進でゴールへと迫る。金崎は植田からのフィードに反応して最終ラインの背後へ抜け出し、相手DFと競り合いながらゴールへ押し込もうとしたが、得点とはならず。53分には厚みのある攻撃を仕掛け、最後は昌子がペナルティーエリア手前からミドルシュート。強烈な弾道を描いた一撃が枠を捉えたが、相手GKの手を弾いたボールはクロスバーを直撃した。

チャンスを生かせずにいた鹿島は56分、先制点を許してしまった。神戸の左サイドから突破され、橋本のシュートは曽ケ端が防いだものの、こぼれ球にペドロ ジュニオールが反応。曽ケ端をかわして押し込まれ、0-1とリードを奪われた。鹿島は4試合連続で先制を許す苦しい展開を強いられた。

ビハインドを負った鹿島は64分、杉本がペナルティーエリア内で積極的なドリブルを見せたが、シュートには至らず。直後には金崎が左足で狙ったが、強烈なシュートは枠を越えた。

石井監督は状況を打開すべく、66分に1枚目のカードを切る。杉本に代えて伊東を投入し、西を左サイドハーフへ配置転換した。伊東はピッチインから5分後、タイミングの良いオーバーラップから金崎のボレーを演出したが、惜しくも相手DFにブロックされてしまった。伊東はこの後も再三に渡ってオーバーラップを敢行し、精力的な動きで右サイドを活性化させた。

次第にオープンな展開となり、神戸にカウンターを受ける場面も増えていく。それでも曽ケ端の好セーブでしのぎ、0-1で試合は残り10分を切った。

81分、相手との競り合いで小笠原が流血するアクシデント。勝利への闘志をみなぎらせるキャプテンはプレー続行への意欲を見せたが、ファブリシオとの交代でピッチを後にすることとなった。

試合終盤、1点を追う鹿島はファブリシオの突破がアクセントとなって敵陣深くへ攻め込む。86分にはファブリシオのスルーパスから金崎がグラウンダーの強烈なシュート。枠の左へわずかに逸れ、詰めていた鈴木も押し込むことができなかった。88分にもファブリシオがペナルティーエリア左側から強烈なシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。

0-1。鹿島は最後までゴールネットを揺らすことができなかった。ホームでの2試合連続の完封負け、リーグ戦4連敗。不甲斐ない形でリーグ戦全34節を終えることとなった。セカンドステージは6勝2分9敗、勝ち点20で11位に沈んだ。

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だが、鹿島には次なる戦いが待っている。18勝5分11敗の勝ち点59で年間勝ち点3位が確定。チャンピオンシップは準決勝からの出場で、23日に川崎Fとのアウェイ一発勝負に臨むこととなった。そしてその前に、まずは来週の天皇杯4回戦だ。12日、再び神戸と激突する。

不甲斐ない結果、カシマスタジアムを包んだブーイングと選手の背中を見送ったチームコールを胸に刻み、タイトルを懸けた日々に向けて這い上がっていかなければならない。

【この試合のトピックス】
・遠藤がJ1通算200試合出場を達成した。
・ルーキーの田中がリーグ戦で初のベンチ入りを果たした。
・杉本が8月7日のJ1 2nd 第7節仙台戦以来リーグ戦10試合ぶり、植田が10月1日のJ1 2nd 第14節大宮戦以来リーグ戦3試合ぶりの先発出場を果たした。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・しっかりと競り合い、こぼれ球に対する準備を怠らないこと。
・しっかりとプレッシャーにいくこと。とくに自陣では最後までついていくように。
・相手陣内にボールを運んだら、落ち着いてポゼッションをしよう。マイボールの時間を極力長くすること。


ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
・球際をもっと強く、相手をリスペクトしすぎない。
・もっと状況を見て、プレーの判断をすること。
・残り45分、勝つためにプレーしよう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日はホーム最終戦だったので、いい形でゲームを終わらせたかった。それができなくて残念。本当に多くの皆さんにここまで応援していただいた。1stステージは優勝することができたが、2ndステージは最後4連敗となってしまった。天皇杯、チャンピオンシップに向けて、切り替えていきたい。今日の試合は、立ち上がりは相手の2トップに対して、少しバタついた部分があったが、時間が経つにつれて守備の部分が整理された。攻撃では、右サイドから効果的に崩す形ができていた。前節同様、それを得点につなげることができなかったことが、一番大きかった。後半も攻撃の形はできていた。早い時間に失点してしまったことにより、選手自身も気持ちが少し沈んでしまったように見えた。しかし、そこから盛り返して、相手陣内にボールを運び、交代選手によってサイドからの攻撃もできていた。そのなかで得点できなかったというのが、今日の試合の印象。2試合連続で、内容はいい形でありながら勝ちきれなかった。そこを、今後修正していきたい。

Q. 2ndステージの総括。

A. 2ndステージ序盤に3連敗があったが、いい内容で進めながら勝ちきることができず、つまづいてしまった。そこが非常に良くなかった。チームの雰囲気にも影響した。ケガ人も多く出てしまい、今まで良かったコンビネーションも少しずつずれがでてしまった。けが人もだいぶ戻ってきたので、天皇杯、チャンピオンシップに向けてはいい形に持っていけるのではないかと思う。

Q. この2試合内容は悪くないが決めきれない。天皇杯、チャンピオンシップで必要なもの、あるいは改善点は?

A. 点を増やすか、失点を減らすかでいったら、両方が求められる。1stステージより数字も落ちているので、改善していきたい。攻撃では、まずゴール前にボールを運ぶことはできている。そこからもう1つスピードアップしたり、人数をかけるといったところを徹底的にやっていきたい。守備では、今まで前線からプレッシャーをかけてボールを奪いにいくことを求めてきたが、失点が多くなってしまったことで全体が引いてしまったところがある。もう一度前からボールを奪いに行く守備を整理していきたい。そうすることで得点を増やし、失点を減らせると考えている。


ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
前半は特に、我々としてはよくないパフォーマンスだった。自分たちのパス回しもできず、リズムも作れず、相手にリズムを与えてしまった。ハーフタイムでは、当然選手たちに話をした。選手自身も当然気づいていたし、自分たちで修正をかける気持ちも感じられた。私から伝えたのは、自分たちのリズムを作る、慌てない、簡単なミスをしないということ。あとは、選手たちの距離感。FW2人には、相手のCBに対してもう少しプレスをかけるよう要求した。相手には走れる選手がいるので、ロングボールを簡単に蹴らせてしまっては、起点を作られ、押し込まれてしまう状況だった。前の2人が行くと同時に、チーム全体がコンパクトに距離を詰めることができるようになってからは、ボールを拾って、攻撃につなげ、得点に結びつけることができた。押し込まれるピンチのシーンもあったが、GKのスンギュが非常に調子がいい日だった。

選手コメント
[試合後]

【永木 亮太】
流れはそこまで悪くなかったけど、チャンスを数多く作った中で点を取れなかったことが一番の敗因だと思う。失点の仕方も良くなかった。前節に続いて、あれだけチャンスを作っていて無得点というのは問題。全体の流れは良くなってきている。続けてやっていくしかない。

【昌子 源】
サポーターに申し訳ない。不甲斐ないの一言。いろいろな要素が重なっての失点だけど、相手のサイドバックにシュートを打たれたことが問題だと思う。自分の足に当たってソガさんのタイミングがズレた部分もある。自分が足にしっかりと当てて前へ弾かないといけなかった。4連敗を引きずったら下っていく一方だと思う。神戸に借りを返せるのは次の天皇杯だけ。違うイメージを持って切り替えていきたい。

【植田 直通】
もっと前からプレスにいっても良かった。天皇杯もあるし、自分たちのサッカーを取り戻して、やりたいサッカーをやれるように準備したい。勝つことが重要。チャンピオンシップ、天皇杯に向けてしっかり準備していきたい。

【西 大伍】
決められればというチャンスもあったが、結局、負けてしまった。結果が全て。(チャンピオンシップでの)一発勝負は、アントラーズとして得意なところ。みんながそう思って臨めるかどうか。いつもと同じテンションではダメだと思う。

【鈴木 優磨】
4連敗をした中で最後はサポーターがコールをしてくれた。チャンピオンシップと天皇杯を獲れれば、「4連敗は無駄じゃなかった」と言えると思う。反省するところはしっかりと反省して、(チャンピオンシップと天皇杯に)どう持っていけるかだと思う。最後まで応援してくれたサポーターに申し訳ない。
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