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試合情報

2007 J1 第27節
 
2007 Jリーグ ディビジョン1 リーグ戦 第27節 vsサンフレッチェ広島
2007.09.30(日)14:00キックオフ
 
 マルキーニョスの今季10ゴール目でサンフレッチェを1-0で下し、勝ち点を51まで伸ばした。65分、ゴール前での巧みなターンからゴールネットを揺らし、今季初先発のGK小澤がこの1点を守って完封した。首位レッズとの差10、2位ガンバとの差4は変わらなかったが3位をキープ。逆に4位エスパルスとの差は4に開いた。

 唯一生まれたゴールは、ペナルティーエリア内でのマルキーニョスの研ぎ澄まされた感覚が生んだ。ゴール、そしてDF槙野を背にしながら田代のパスを受けると、まず右足のヒールでコントロールして意表をついた。マークがずれた瞬間に前を向き、右足で切り返して槙野を抜いた。GKを前にした最終局面でも、右足で丁寧にコースをついた。今季ゴール数を10とし、ジェフ時代、エスパルス時代に続き、所属3クラブ連続で2ケタゴールを記録した。通算ゴール数も60まで伸ばした。

 互いに相手の意表をつくシステムで臨んだため、序盤は手探りだった。ワンボランチと思われたサンフレッチェはダブルボランチの3-5-2システム、アントラーズは青木を佐藤にマンマークでつける変則的な4-4-2システムで臨んだ。その混乱に乗じるように、前半10分に柏木、同21分には内田と、互いにカウンターから決定的なシーンを作った。それ以外にも交互にチャンスが訪れる展開となったが、双方とも決定機を決められなかった。とはいえアントラーズは、前半でゲームプランが崩壊してしまった過去2試合のアウェイ戦に比べ、はるかにいい形でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても交互にチャンスが訪れることは変わらなかったが、徐々に中盤でのプレーの質でアントラーズが上回るようになる。65分、その中盤での争いに焦れたように森崎浩に警告が与えられ、直後にマルキーニョスの決勝弾が生まれた。

 その後はリスクの少ない試合運びとなったが、76分にはゴール前の混戦状態からウェズレイにシュートを放たれた。GK小澤が飛び出しゴールはガラ空きだったが、中後がゴールライン寸前でボールをかき出した。62分から大岩に代わってセンターバックに入っていた中後の”スーパーセーブ”だった。

 終盤はサンフレッチェがロングボールを立て続けに蹴り込んできた。相手のパワープレーに対して、ミスが許されない中で岩政を中心とした守備陣が空中戦で跳ね返し、小澤も適切なタイミングで飛び出し落ち着いて処理した。集中して守り、ロングキックでの大きなクリアを繰り返したところで終了のホイッスルが鳴った。惨敗続きのアウェイでの負の連鎖を断ち切り、次節ホームのヴィッセル戦、その後のナビスコカップ準決勝につながる勝利を手にした。

 
会場: 広島ビッグアーチ ・観衆:13,492人 ・天候:曇のち晴
鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島
1 0 前半 0 0
1 後半 0
65分:マルキーニョス 得点
(アシスト)
 
36分:内田 篤人
53分:小笠原 満男
83分:小澤 英明
警告 28分:ウェズレイ
65分:森崎 浩司
87分:槙野 智章
  退場  
62分:IN:中後 雅喜
    (OUT:大岩 剛)
67分:IN:増田 誓志
    (OUT:本山 雅志)
72分:IN:興梠 慎三
    (OUT:マルキーニョス)
交代 70分:IN:ストヤノフ
    (OUT:青山 敏弘)
80分:IN:高柳 一誠
    (OUT:森崎 浩司)
89分:IN:平繁 龍一
    (OUT:槙野 智章)
スターティングメンバー
鹿島アントラーズ
小澤 英明 GK 1
内田 篤人 DF 2
岩政 大樹 DF 3
大岩 剛 DF 4
新井場 徹 DF 7
青木 剛 MF 15
小笠原 満男 MF 40
本山 雅志 MF 10
野沢 拓也 MF 8
マルキーニョス FW 18
田代 有三 FW 9
 SUB
杉山 哲 GK 29
石神 直哉 DF 22
後藤 圭太 DF 31
増田 誓志 MF 14
中後 雅喜 MF 16
興梠 慎三 MF 17
佐々木 竜太 FW 34
 
サンフレッチェ広島
下田 崇 GK 1
森崎 和幸 DF 8
戸田 和幸 DF 14
槙野 智章 DF 28
駒野 友一 MF 5
青山 敏弘 MF 6
森崎 浩司 MF 7
服部 公太 MF 17
柏木 陽介 MF 27
佐藤 寿人 FW 11
ウェズレイ FW 10
 SUB
木寺 浩一 GK 21
ストヤノフ DF 2
盛田 剛平 DF 19
李 漢宰 MF 16
桑田 慎一朗 MF 20
高柳 一誠 MF 25
平繁 龍一 FW 18
 
監督コメント
<ハーフタイム>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  ・前半出来ていることは継続しよう。
・攻撃はDFの背後のスペースを狙え。
・守備はもう少し球際のアプローチを早くすること。
サンフレッチェ広島:ペトロヴィッチ監督
  ・運動量と集中力をもって続けること。
・大切な事は
  落ち着いてコミュニケーションをとること
  後半の立ち上がり
  前線に長いボールが入った時のセカンドボール
 
<試合終了>
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
  失点しなかったことは良いことだが、他にもっといい内容の試合があった…。ただ、ウェズレイと佐藤という素晴らしいFWを抑えたことは評価できる。今、この時期に必要なのが勝つことであるのは間違いない。結果が必要だ。そういう意味で、守備の意識が高くなったことは評価したい。
サンフレッチェ広島:ペトロヴィッチ監督
  いい戦いだった。(お互い)五分五分で速いテンポで試合が出来たと思う。強い鹿島相手に我々もいい戦いができたがチャンスを活かせなかった。内容的には勝ち点1が取れた試合だったと思う。選手たちは全力で走り戦ったがゴールを奪うことが出来なかった。
 
 
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